Crieit――Qiitaの様だけど何でも気軽に書けるコミュニティ――をαバージョンで公開して1ヶ月ちょっと過ぎました。
今のところさほど検索流入もないのですが、今回このサービスではじめてマジマジとGoogle Analyticsを見ています。どういう部分が面白いのか? というのをいくつかあげてみます。
Crieitは僕が昔からちょっとずつ書いていた記事を全部集約しているため、最初から記事が200記事以上ありました(ほとんどが役に立たないものばかりですが)。こうやってとりあえず記事がいつくもある状態にしておくと、Google Analyticsを見るのが面白いです。
Google AnalyticsをSearch Consoleと連携させると検索流入時のランディングページを見ることができます。つまり、どのページが検索でアクセスされやすいかを見ることができます。その中で特に僕が気になってみているのが下記です。
クリック数はいわずもがな、そのランディングページに訪れた数です。ここの合計をどんどん増やしていくことが目標ですね。
表示回数は検索結果に表示された回数です。ここが多いと、検索されやすいキーワードや、順位が高くなりやすいキーワードでSEO対策ができているということになります。
ただ、問題なのは表示回数が多いのにクリック数が低い、というページです。つまり検索結果に表示されてもアクセスすらしてもらえないページということです。
そのため、検索キーワードに、タイトル、概要文がマッチしていない、つまりそのキーワードは本来他の情報を得たいために検索で利用されている可能性が高い、という問題がある可能性があります。たとえばプログラミング言語の「PHP」で検索したのに「PHP文庫」の情報が引っかかってしまう、とかですね。
ジャンルが違ってしまえばどうしようもありませんが、同じジャンルであればその記事を需要のある内容に書き換えればアクセス数が増える可能性があります。そういったことを考えるとワクワクします。棚ぼたで良いキーワードが見つかったということですので。
平均掲載順位も当然高ければ高いほど検索流入が見込めるので、見て楽しい値の一つです。
特に気になる点は、平均掲載順位が低いのにも関わらずそこそこ表示回数やクリック数が高い場合です。この場合、なんとか順位を上げれば劇的にアクセスを増やすことができる可能性があります。順位をそう簡単に上げることはできない場合も多いと思いますが、僕の場合昔の記事は中身が全部ひどいので、まだまだ改善の余地があると思います(時代的に意味のない記事も多そうですが)。そのため色々と見ていって可能なものは改善しないとな、と考えたりします。
あとは順位が90位だった場合はまだまだ順位が簡単に上がる可能性もあるので、色々試してみると面白いかなと感じます。
ランディングページをクリックすると、そのページにどのようなキーワードでアクセスがあったかを見ることもできます。その中には結構へんてこなものもあったりします。
例えば下記はPHP7.3でアクセスされる場合が一番多いです。
改善のしようもないのでどうしようもないのですが、ちょっと面白かったです。
検索クエリはSearch Consoleの検索アナリティクスと同じものだと思われます。軽いので僕はSearch Consoleの方を直接見ています。ここは実際にどのような検索でアクセスがあったかの集計を見ることができます。ここでも同様にクリック数、表示回数、掲載順位をよく見ています。自分のサイトの主力ページが何かがひと目で分かりやすいです。
ここの見方は大体ランディングページと同じなのですが、あとは自分のサイトに足りないコンテンツはなんだろうとか、自分で気付けていない改善方法を想像するのにも役立つのではないかと思います。
あとは、全然関係ないキーワードでアクセスがあるページもあるので、そういう場合は本当にそのキーワードで検索して意味のあるページを作ってあげることで、流入を増やすこともできると思われます。
僕は結構最初に紹介したいこと有りきで、ついでになるべく役に立つような内容も色々入れ込もう、したりするのですが、そうすると検索結果としては下記のようになってしまいます。
そのため役に立つ記事は何かの記事に混ぜるより単体の記事にした方が上記を解消でき検索結果としては価値のあるものになる可能性が格段に上がると思いますので、そのあたりを意識するようになりました。
実はこの記事も他の記事に混ぜようと思っていたのですが、Google Analyticsの話が膨れてしまい、混ぜるのはもったいない量になってしまったため分割してひとつの記事にしました。
ブログやWebサービスを運営しているとGoogle Analyticsは非常に役に立ちますし、面白いです。是非色々と考えながら見てみてください。キュレーションサービスがたくさん作られた理由もよく分かります。
ちなみに当記事は解析のプロが書いたものではないので役立つ機能などの紹介はしていません。あくまでも個人の楽しみ方の雑感です。詳しく知りたい方は別途調べてみてください。
Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。
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