PDFでオリジナルの名刺を作成できると、送料を含めても千円以内で名刺100枚を作ることができます。InkscapeというソフトはWindows, mac, Linux関わらず無料で使えるドローソフトですので、これを使えばIllustrator等を持っていなくても作成することができます。
僕も実際にこんな感じのイベント用の名刺を作ってみましたので、作り方を紹介します。
※ 今回試したのは4色までの名刺になります。
WindowsはMicrosoft Store、Linuxはパッケージマネージャ、macは公式サイトからのダウンロードでインストールできます。
インストールができたら起動し、まずは用紙の設定を行います。「ファイル」メニューから「ドキュメントのプロパティ」ダイアログを開きます。
ここで、用紙のサイズを幅93mm、高さ57mmに変更します。
通常の名刺のサイズは 91mm x 55mm なのですが、下記のPDF入稿の説明ページの通り、実際のサイズより幅を持たせる必要があるためこのサイズにしています。今回はマットコートで注文をしたため、93mm x 57mm にしています。
完全PDF入稿について - 印刷通販なら印刷専門サイト【アドプリント】
あとはもう自由です。必要な文言や画像を適宜配置していきましょう。Inkscapeの使い方を詳しく説明しているサイトはいくつかありますので、そのあたりを参考にするとわかりやすいです。(とはいえ画像や文字を配置するだけなのでさほど必要な知識は多くはないです)
用紙はちょっと大きくなっており、そこは印刷されるかされないか分からないスペースになっていますので、どちらでも問題ないようにしておきましょう。
あと、今回は4色までの名刺になるので、色を使いすぎないよう注意しましょう。
「名前を付けて保存」ダイアログを開くと、「ファイルの種類」を選択する箇所がありますので、そこで「Portable Document Format (*.pdf)」を選択して保存すればPDFが完成します。
僕が今回使ったのは アドプリント です。
例えば今回試した一番安いものはマットコート 22kg ラミネート無しで100枚460円になります。(+送料)
注文画面へ行くと、データの入稿方法の選択がありますので、「完全データ入稿注文」を選択して進むと最終的にPDFを登録して注文ができます。
イベント用の名刺などは時々変えたくなったりしますので、いちいちお店で注文するよりもこうやって自分で手直しして安くで作り直しができると非常に便利です。
Web上の注文でも、デザインを選択する形式だとTwitterアカウントや自分のサービスの画像を入れることができなかったりすることもあり、ちょうどよいサービスを探すだけでも結構な労力になってしまいますので、自分で作ったもので入稿できると何も考えなくて良いので楽です。
品質よりも伝えたい情報が第一! という場合にはぜひ試してみてください。
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