2019-05-30に更新

次に作りたいQiita、dev.toの様なサービスについて

手が空いたので次はQiitaのようなエンジニア向けの記事投稿サービスを作ろうかなと思っている。

というのもQiitaは結構ガイドラインが厳しい。その一番の元凶となっているのがコミュニティガイドラインに書かれている下記の一文。

Qiitaは「プログラミングに関する知識を記録・共有するためのサービス」です。プログラマーが興味を持つものではなく、プログラミングに関する記事を投稿しましょう。

この内容が原因で、的はずれな記事についてはコメント欄が荒れたりする。
また、それでも的はずれな記事を書くことが常態化しているため、ちゃんと技術系の記事を書いている人のモチベーションの低下に影響している。

正直自分も技術系の記事を書いてもアクセスが伸びず、関係ない記事を書いたらバズったりしたのでなんとなく虚しい気持ちになっている。
全然いいねをもらえないけど気に入っている記事やアクセスが継続して多い記事はQiitaから削除して自分のブログに移動したりしている。

そのため、プログラミングに関する記事のみでなく、プログラマーが興味を持つものの記事を書く場所がほしいと思ったのだが、どうも日本にはなさそう。
なのでそういったサービスを作る価値は多少なりともあるのではないか、という気がしている。

ちなみに一応そういったサービスである可能性がある候補として考えられるものとして、はてなブログとnoteが挙げられる。

ただ、はてなブログは確かに技術系の記事が多い印象はあるが特に特化しているわけではないし、
Qiitaのように共通のタグ付けなどによる導線の強化なども行われておらず、ここに技術系の記事を書いておけばいい、という安心感がまるでない。
特にはてなブログに書いているからアクセスが上がっている、という実感もまったくない。

noteについてはコードも書けるようになったらしいが、まだ実験段階っぽいので今後どうなるかわからない。
それにこちらも全然技術系の記事が多くなさそうなので、それが要因で技術系の導線は弱そうな気がする。

海外のサービス

海外にはそれっぽいサービスがある。プログラマーが興味を持つことを適当に書けるゆるふわサービス。

Medium

超巨大なブログサービス。そのため何でも書いていいし、プログラミング関連の記事も膨大。それにそもそも日本人で使ってる人も多い。

ちなみに記事を投稿しても一切アクセスがないくらいには膨大。ただ、やっぱり投稿したからには誰かに見てもらえた方が嬉しいので、Mediumは結構自分の拡散力がないと厳しい印象。
Qiitaは無名でも結構多くの人に読んでもらえるのでそこは本当にすごいと思う。

dev.to

爆速ということで一時期有名になったサービス。ここはほんとにエンジニア向けのサービス。

ちなみにこのサービスのAboutには下記のような内容が書かれている。

dev.toはプログラマーがアイデアを共有したりしてお互いが成長していけるように助け合う場所だ。
素晴らしいアイデアを共有したり、発見したり、討論しあったり、仲間を作ったりするオンライン・コミュニティさ。
誰だって記事や質問、議論を共有できる。
ちゃんと権利を持ってる自分のブログの記事とかだったらクロス投稿してくれたって全然構わないぜ。

非常に好感が持てた。このサービスこそ日本にほしい、と思わされた。
単なる爆速なだけのサービスではない。
エンジニアのことを真摯に考えてくれているサービスなのである。
(ちなみに流行っているのか成功しているのかは知らない)

ちなみにクロス投稿については下記にやり方が書いてある。canonicalを使用したちゃんとしたもの。

MediumとDev.toに記事をクロス投稿してみた - アルファブレンド プログラミングチップス

まとめ

ということで、Qiitaのようにシンプルかつエンジニアに恩恵のある面と、dev.toのようにエンジニアに対する思いやりのある面を掛けあわせた、
どこにもない新しいサービスを作ってみようかと思っている。

具体的には下記の感じ。

  • エンジニアが興味のある記事を投稿できるようにする。例えば仕事中によく飲むコーヒーの話でもいいし、仕事の運用上の考え方の記事でもいい。
    もちろん技術系の記事でもいいし、質問でも議論でもいい。
  • canonicalを利用したクロス投稿を可能とすることで、自分のブログにも同じ内容を投稿できるし、自分のブログへの導線として使うこともできるようにする。
  • エンジニアのプロフィールにも特化しても面白いかなとは思っている。
  • ちなみに別に爆速に特化したサービスが作りたいわけじゃない。

このサービスについては、適当に投稿とかができるようになったタイミングですぐαバージョンとして公開して、
多くの人に開発している様を見てもらいながら開発が進められればいいな、と思っている。TwitterとかQiitaで。

人気ブログであればここで事前登録はこちら! とすればいいのだろうがうちでやってもアクセスが少なすぎて何の意味もないので、
とりあえず気になる方はTwitterアカウントをフォローしておいていただければ随時情報は発信していく。

ちなみに、いつもどおり全くアクセスもなく失敗しても、自分がブログとして使えばいいので問題ないかなと思っている。
特にもうはてなブログである必然性を感じていないので。
(スターとかもらえても全然メリットも何もないし…)

あとエンジニアは広告をクリックしにくいという情報をどこかで見たのでどうマネタイズするかが謎。

まとめ2

Qiitaが下記を対応してくれればいいだけの話ではある。

  • canonical設定を可能に
  • コミュニティガイドラインを変更

とはいえ実際問題Qiitaが本当にプログラミングに関する記事のみできっちりしていたらそれはそれでそのままでベストだと思う。
曖昧なものを許容しすぎている気がするのでそれだったらもう思い切り変えちゃうか統一するかどっちかしてほしい。

P.S.

…とはいえ他に作りたいサービスも多いですし、他の作成を進めてしまう可能性もあるので反響があると進めやすくはあります。
ですので気になる方はいいねでもいいし、匿名のメッセージとかでも全然なんでもいいので反応をいただけると幸いです。

ただよくよく考えると匿名とか送る方法なんてなさそうなので、一応よくわからないですが感想箱というのを作ってみました。
こっちにQiita、dev.toの様なサービスいいねとか送るとかでも嬉しいです。

感想箱:Twitterで気になる人に匿名で感想を送れたり、受け取れたりできるサービスです。

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だら@Crieit開発者

Crieitの開発者です。 Webエンジニアです(在宅)。大体10年ちょい。 記事でわかりにくいところがあればDMで質問していただくか、案件発注してください。 業務依頼、同業種の方からのコンタクトなどお気軽にご連絡ください。 業務経験有:PHP, MySQL, Laravel, React, Flutter, Vue.js, Node, RoR 趣味:Elixir, Phoenix, Nuxt, Express, GCP, AWS等色々 PHPフレームワークちいたんの作者

Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。

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