古代ローマ市民のためのノートアプリ(仮)を作るための日記。
当面アイデアだけ出して手は動かさない。
ノートには二つの種別がある。
- ローマ
- 属領
一つのローマは複数の属領から支持される。
属領がローマに昇格することはできないし、ローマが属領に昇格することもできない。
ローマと属領は明確に役割がわかれる。
ローマはメインの執筆空間を表現し、一つのエディターによってのみ構成される。
属領はメインの執筆空間を支えるために存在し、複数のコンポーネントを組み合わせて画面を構成することができる。
ローマは画面上、上位に存在し属領は下位(あまった部分)に存在する。
横長の画面であれば、左がローマ。右方の余った部分が属領であり、
縦長の画面であれば、上がローマで下方の余った部分が属領である。
ローマのリーダー(執政官)はローマに属する全ての属領を管理することができるが、実際問題全てを常時監視することは不可能である。
従って、属領の情報は属州総督等によって圧縮された情報を取得することを可能とする。
ランクは五段階程度に分けることができ、
・奴隷
・属州民
・徴税請負人
・補佐官
・属州総督
であり、上に記載したものほど情報が詳細に表示される。
各情報がどのランクに相当するのかは執政官が自由に指示することができる。
属州総督は執政官を補佐するために情報を提示することができるが執政官がそれを望まない場合は自重する。
執政官は特定の属領のみに着目して情報を取得することができる。
また情報にふせんを貼ってカテゴライズしたり、移動したりすることができる。
補佐官は執政官の行動を元にしてふせんをはるべきと推定した領域にかってにふせんをはることができる。
ローマは政体を自由に選ぶことができるが、初期の段階では共和制以外を選ぶことはできない。
政体のシフトはローマ内で行うことができるが、一定の情報が失われるなどといった犠牲と混乱が伴う。
執政官とはローマ及び属領について責任を持つ者のことを言う。
執政官は必ずしもひとりであることを要せず、複数人で寡頭体制を敷くことも可能である。(元老院による統治)
ただし、あくまでもローマに責任を持つ者は執政官とし、ローマの生死を担うのも執政官のポジションについた者のみとする。ただし、執政官職は委譲あるいは増やすことができる。
(ただし、執政官は必ずひとり以上存在するものとする)
この古代ローマ市民のためのノートアプリでは、民衆を以下のように分類する。
居住民はローマごとに以下のように分類される。
- 執政官
- ローマに責任を有するもの
- 元老院議員
- 執政官を補佐する立場にあるもの
- 執政官より権限を譲与され、その地位につく
- 市民
- 執政官より一定の権利を与えられた者
- 外国人
- ローマに対して権限を有さない者
ローマは自身の属領、あるいは他のローマから支持されて、はじめてその国を成り立たせることができる。
執政官および元老院議員が行うことができるのは以下の行為である。
- 属領をローマに加える
- 属領をローマから外す
- 他のローマを自分のローマに加える
- 他のローマを自分のローマから外す
居住民はローマあるいは属領の支配者になることができる。
支配者は自分のもつ支配域を経営することができる。
支配者が行うことのできる行為は以下の通り。
- 支配域の経営
- 支配域の放棄
- 支配域のローマへの編入
- 支配域のローマからの離脱
支配域がローマに所属したとき、そのローマの権限を持つ居住民はその支配域を経営することができる。
支配者でないローマ権限者の行うことができる行為は以下の通り。
ローマから外されたとき、支配域は支配者の配下に戻る。
支配域は複数のローマに所属することができる。
支配域は今の支配者の承諾をもって支配者を変えることができる。
支配者が変わるとき、継承に伴って以下の手続きが行われる。
1. 支配域が所属しているローマに、新支配者が所属しているか確認する
2. 所属していないローマがあったとき、支配域はそのローマから離脱する
属領は元々あった土地に「属領」というレッテルを貼っただけのものでしかないため、本質的にはローマから独立している存在である。
従ってローマが放棄されたとしても属領は消えないし、ローマから属領を外したとしても属領そのものが消えることはない。
ふせんはローマおよび属領の情報に対して貼ることができる。
ふせんは情報の文字の位置に貼ることができ、情報が編集された場合はそれに追従する。
ローマあるいは属領が放棄されたときはそれに紐付くふせんもまた削除される。