2020-04-03に更新

オンラインコワーキングスペース(の告知掲示板)を作りました

あいさつ

はじめまして、国崎と申します。普段はフロントエンドエンジニアをしております。外出自粛令が出ている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

web1week テーマはHomeということで、家で仕事が捗る助けになるかもしれないものを作りました。名付けてオンラインコワーキングスペース Home-514です。 (特に深い意味はない)

作ったもの

家でのビデオ会議によるリモートワークが普及してきましたが、これを機に単独で在宅ワークをしている人同士がビデオ会議という場で一緒に仕事をすることで、未知の可能性が生まれるのではないかという考えを思いつきました。

それは果たして今か?需要はあるか?という仮説を検証するために誰でも使える、ZoomやSkypeなどのビデオ会議システムで一緒にリモートワークをする人を探す告知掲示板を作りました。

https://home-514.web.app/ サイトは終了しました。

online.png

メリット

一人作業中にオンラインコワーキングスペースを使うことで、プライベートとパブリックの境目をはっきりできる、人がいたほうがサボらない、集中できる。Home-514を使うことでできるだけオープンな形でメンバーを募集できる、オープンなスペースに参加できる。とりあえず新しい場所に行ってみることで普段と違う考えが浮かぶかも?

ゆくゆくはちゃんとしたマッチングサービスにして、ビデオ会議システム自体を作ってみたいという思いがあるのですが、今回は募集を掲載できるだけのものに。すでにオンラインコワーキングスペースはいくつかありますが、招待者すらオープンな場というのは見当たらなかったので何か面白いことにならないかと少し期待しております。

使い方

参加者の募集は直接ZoomやSkypeのIDを貼る形式でもいいですし、連絡先のTwitterやメールアドレスを貼る形式でもいいです。わかるようにご自由にご利用ください。(条件があれば先に書いておいたほうがいいと思います)。参加したい人はそれを見て外部サイトに行くという形になります。

参加者の募集の掲載にはアカウント作成が必要です。メールアドレスとパスワードで登録してください。今のところ新規掲載と削除しかできません。

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
ZoomだとミーティングIDが分かればすぐ参加できるのでおすすめです。(ただし無料版は制限あり)

https://www.skype.com/ja/free-conference-call/
追記 Skypeもリンクのみで会議を始められる機能あり

main.png

技術

ほぼ初心者のFirebase+Vue.jsでのシングルページアプリケーション(SPA)の構築に挑戦。HostingからDatabaseまで面倒を見てくれるFirebaseが楽すぎて本当に助かりました。認証はauthenticationまかせ。Vuefireを使ったのでリアルタイムでDatabase情報を反映して画面が更新されます。Vue RouterとVuexにも手を出すことになりここで苦労しました。見た目はBuefyというBulmaのコンポーネントを利用したのでデザインができなくてもある程度なんとかなりました。

日記

web1week テーマはHomeが素敵な企画だと思い、漠然としたアイデアしかないが参加を表明。HelloWorldでもいいというので技術習得ありきで適当に作り始めて行き詰まりました。そんな中、イケてるスタートアップは4日に1つのペースで仮説検証用のサイトを作ったというツイートを見て、どうせ1週間だし無難なものを作るより未来への可能性を信じて派手に失敗するほうを選びました。一勝九敗の世界。

2つも3つも同時に新しいことをしようとして、思いっりハマったときはメンタルがやられました。気分を切り替えるために潔く寝たり出かけたりして、1つずつ問題を解決していき、とりあえず形になったところで公開を決意。こういうものは完成させることが大事かと思います。

公開後の追記

デザインはちょくちょく変更しております。

ほぼ手探りでオンラインコワーキングスペースを開催した結果、ありがたいことに招待に応じて何人か仕事をしに来てくれました。顔を写すスタイル、手元を写すスタイル、画面を写すスタイルなど個性が出て面白いところ。

最初はZoomを使っていましたが、ZoomよりはSkypeのほうが知名度とネットの説明が多くあって反応が良く参加しやすそうです。ここで「Skype+掲示板」や「作業イプ」でネットを検索すると無数のビデオ会議の募集がひっかかり、このサイトの存在意味を一瞬見失いかけました。しかしフリーランスのオンラインの仕事の場の募集は審査制が多く、その審査や警備を肩代りする仕事などが考えられるという仮説にたどり着きました。

今のところgoogleの上位にでも出てこなければ、ただの募集スペースというだけでは需要は未知数。個人的にはいつでも開いていて家の作業でちょっとやる気が出ないときに参加できる場は欲しいと思います。

p.s.

ちょっと前に『おかえりアプリ』というHomeのテーマによくあったものを1週間で作ったので時期が悪かった。
https://note.com/kunisaki_saikoh/n/ne5dc2c9d14c9


国崎犀考

フロントエンドエンジニア。ワクワクするものを作りたい。

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