「 👆 同じ形を 隣り合わせて 隙間なく詰めていけるような 図形を 空間充填形 (くうかんじゅうてんけい)と呼ぶらしいぜ」
「 なんで 正五角形や 正七角形は 仲間に入れないんだぜ?」
「 👆 敷き詰まるかどうかは、角っこを隣り合わせて ぴったり360°になることが 必要条件だぜ」
「 Wikipediaによると、正p角形が q枚 ひとつの頂点に集まるとき、
正p角形の内角 × q が 360°になる必要があって、
正3角形の内角は 60°で、6枚集まって 360°、
正4角形の内角は 90°で、4枚集まって 360°、
正6角形の内角は 120°で、3枚集まって 360° ということだそうだぜ」
「 360°を 5つに分ければ 1つは 72°で、 三角形の内角の和が 180 だから 補角は 108° ね」
「 360 ÷ 108 は 3.33333333.... だなあ。
小数点以下が 0 でないということは隙間ができるぜ」
「 ヒマな人が 正q角形で敷き詰められるのは 正3角形、正4角形、正6角形しかないことを証明したらしいぜ」
内角 = (180 - (360 / p))
q = 360 / 内角
q = 360 / (180 - (360 / p))
「 👆 これを整理するか。
p が 1 のとき 360 / (180-(360/p))
は -2 で、
p が 2 のとき 360 / (180-(360/p))
は 0除算で計算できないから、分母が p-2
になるような分数臭いぜ」
「 p が 3 のとき 360 / (180-(360/p))
は 6 で、
p が 4 のとき 360 / (180-(360/p))
は 4 で、
p が 5 のとき 360 / (180-(360/p))
は 3.3333...で、
p が 6 のとき 360 / (180-(360/p))
は 3 で」
q = x / (p-2)
3 = x / (6-2)
3 = x / (6-2)
3 = x / 4
12 = x
4 = x / (4-2)
4 = x / 2
8 = x
「 👆 p が 4 のとき q は 4。
8 は p に入れた4の2倍」
q = 2p / (p-2)
「 この式を見て p は 3角形、4角形、6角形の3つしかないと言い切れるの?」
「 いや、分からん 。
右辺の分子は 0, 2, 4, 6, 8, 10, 12... みたいな増え方することは分かる」
「 右辺の分母は -2, -1, 0, 1, 2, 3, 4... みたいな増え方をするぜ」
「 公差が2の等差数列と、公差が1の等差数列ねぇ。
右辺の分母に -2 が利いていなければ q = 2
の直線なのに」
「 数学チャンネルによると、360 の約数を1つずつ調べると良いらしいわよ」
「 👆 1辺の長さが1の正方形の対角線の長さは ルート2 で、
これを求めるのが ピタゴラスの定理だが その説明は 今回は省くぜ」
「 👆 対角線の長さの方を1に固定したとき、辺の長さの方は ルート2の半分だぜ。
これは 分子と分母の両方を2乗した結果、 0.5 になる数だぜ」
「 1 を2乗しても 1、 ルート2を2乗したら 2 ですからね」
「 👆 1辺の長さが2の正3角形は、頂点と中心を通る垂線の長さは ルート3 だぜ」
「 👆 1辺の方を1に固定すれば、垂線の長さは ルート3の半分だぜ」
「 👆 長さが 1 の棒を振り回しているとき、その角度が45°持ち上がっているなら、
棒の先っぽの 垂直の高さも 水平の遠さも 2乗したら 0.5 になる数 と覚えておけだぜ」
「 👆 長さが 1 の棒を振り回しているとき、その角度が30°持ち上がっているなら、
棒の先っぽの 垂直の高さは 0.5、 水平の遠さは 2乗したら 3/4 になる数 と覚えておけだぜ」
「 👆 正6角形の1辺が 1 のとき、 2本の平行線の距離は ルート3 だぜ。思い出せだぜ」
「 👆 もちろん この 1間飛び(いっけんとび)の 2点間の距離も ルート3 だな」
「 👆 こんなところにも 直角三角形が できたぜ。 正三角形を思い出せだぜ」
「 👆 こんなふうに置いても いいかんじだよな。 棒を 60° 持ち上げたら、
そこから 直角にレーザービームを出せば ルート3 の長さで地面だぜ」
「 👆 じゃあ 上図の 紫色の x の長さは いくつだぜ?」
「 ピタゴラスの定理を使えば、と思ったが 高さが 円の外に ちょっと はみ出ているから 高さが分からんな」
「 コタンジェントを使うと 1秒で答えが分かるんだけど、
タンジェント、何の役に立つ とか言う人がいるこの日本国で さらにマイナーな『コ』タンジェントを使うのは 2倍 癪ねぇ」
「 👆 小さな三角から見て 赤い線の長さ 1 は、 大きな三角から見て 緑色の線の 長さ ルート3 に当たるから、
小さな三角形は ルート3 倍小さいのよ」
「 👆 上図の小さな三角形の 赤い線のところの長さは 1/ルート3 と分かったんだな。
角度が 60° のときは ルート3 だったのに、
角度が 30° になると 1/ルート3 になってしまうの、面白いよな」
「 👆 ちなみに 45° 持ち上げたときは 緑の線の所は 赤い線の所と同じだぜ。正方形を思い出せだぜ」
「 相似図形のときは 1 のところにある長さを見れば 倍率がすぐ分かるな」
「 👆 じゃあ 上図の赤い線の長さが 1 のとき、 緑色の線の長さは いくつ だぜ?」
「 問題ごとに 上図の 何色の線の長さは、とか 説明するの かったるくない?」
「 線なんか あっちゃこっちゃ に有って 名前なんか付けようがないだろ」
「 👆 円の中心から、円まで最短で伸びてる線は どこのことか分かるだろ。 こいつには レイディアス という名前があるぜ」
「 起源不明だぜ。 1610年頃の英語では 2本の骨の短い方、ぐらいの意味で使われているそうだぜ」
📖 三角法の歴史
「 👆 どこで読んだか忘れてしまったが、
円周の1点を通過する線を タンジェント、
円周の2点をつなぐ線を サイン、
円周の2点をつらぬく線を セカント と呼ぶそうだぜ」
「 でも コセカントは サインの逆数だし、 セカントは コサインの逆数だし、 覚えなくていいんじゃないの?
覚えるだけ無駄だからって、教科書から消えてるわよ」
「 覚えただけで無駄だから 社会から消えるのは お前ら だと言ってやってくれだぜ」
「 セカントはコサインの逆数 という説明はネット上でいくらでも見かけるが、なぜそうなのかについての説明とか出てこないぜ」
「 👆 相似の図形で 長さが 1 の辺に被ってるところは 大きさの比 になってるのは 前にやったが、
そいつのせいか?」
「 それはそうかもしれないが、なんで そんな おもしろ構造が こんなとこにあるんだぜ?
まぐれで ここに存在するのか、 なにか 必然的に存在するのか?」
「 赤い線が短くなってるが、 相似図形だから 同じ比で 出せるんじゃないか?」
「 ルート3分の2 が、 2分のルート3 になるとき、比は 何なの?」
比 = (sqrt(3)/2) / (2/sqrt(3))
「 こういう 入れ子の分数の 計算の仕方 分かんないのよね。 どうやって やんの?」
「 👆 なんか レイディアスを共有している直角三角形の連中は あやしいな」
「 👆 円なんか見てるから ワケ分からんだけで 直角三角形の相似 だけを見ていればいいのでは?」
「 👆 どんな直角三角形も、その中に2つの直角三角形を作るように二分すれば、その2つの直角三角形は
相似なのかだぜ?」
「 👆 正三角形の中に 2つの小さな正三角形を分割するとき、小さな三角形の1つの角は、分割する前の三角形の角をそのまま使ってるから」
「 👆 直角と、分割する前のそのままの角と、内角の合計の3つまで もう決まってるのだから」
「 👆 もとの三角形の直角のところを2つに割ったが、その角がいくつになるかは、
割る前の三角形の角のうち、使ってないところと同じになることは もう決まってるぜ」
「 考えたら分かったな。考えてなかったお父ん、バカみたいだな」
「 nが3以上の 正n角形 の中で、直角を2つ持てないのは 正3角形だけだから、
他の 正n角形 をいくら見慣れていても、直角を2つ持てないことを うっかり忘れてしまうのよね」
「 👆 直角三角形 いくら直角に割っても もとの直角三角形の 相似 ばかりなの?」
「 👆 正三角形だと仮定しよう。 あれっ? 上図の 赤色の線の長さは いくつだぜ?」
「 👆 どこが相似だっていう前提知識があって、 正三角形の 3つの線の長さの 比 さえ知ってれば 計算できるよな」
「 👆 じゃあ 斜辺の線分の長さ、 1.5 と 0.5 の比なのかだぜ?」
「 👆 上図の 正三角形のときの比は、いつでも こうなのかだぜ?」
「 見ようによっては cos 30° (コサイン 30°)だしな」
「 👆 ピタゴラスの定理は、長方形を考えるところから 始まるんだぜ」
「 👆 上図の 桃色の面積と、 黄色と緑を足し合わせた面積は 等しいよな」
「 線を引こうが 引かなこうが 面積は変わってませんからね」
「 👆 ピタゴラスの定理のよくある使い道は、 上図の 黄色の線の長さと、緑色の線の長さが分かれば、
桃色の線の長さになるということだぜ」
「 👆 で、この線は 見ようによっては どれも 直角三角形の斜辺だぜ」
「 👆 で、 桃色の線の長さは、 黄色と緑の線の長さを足したものとは、違うよな」
「 👆 でも何か 辺の長さで正方形を作ると 桃色の正方形の面積は、黄色と緑の面積を足したものと等しいんだぜ」
「 線の長さを足そうとすると 三角不等式に阻まれるのに、なんで 面積は足すのがうまくいくんだぜ?」
「 証明山ほどあるから うまくいくから うまくいくんじゃないの?」
「 👆 2つの正方形の大きさに 極端に差を付けても ピタゴラスの定理 に変わりはないぜ」
「 👆 桃色の正方形の大きさを固定して、コロンと横に寝かしてみろだぜ。
このとき、黄色の正方形と、緑色の正方形が どうなってんのか想像するのも 理解の確認になる」
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