ネットワークのネットワーク、複数のネットワークが網の目状に広がっている。
インターネットを構成する一つ一つのネットワークISP(Internet Service Provider)もASのひとつ
まず、直接接続していないネットワークのことは知らないことから、ルーティングテーブルに情報を追加する必要がある
追加する方法は、下記の2つがある
スタティックルーティング | ダイナミックルーティング | |
---|---|---|
ルート情報の設定 | ネットワーク管理者が手動で登録 | ルーティングプロトコルが自動的に学習 |
ネットワーク変更時 | 手動入力 | 自動的に更新 |
管理者の負荷 | ネットワークの規模が大きいと設定に負荷がかかる | ルーティングプロトコルの初期設定に多少の手間を要す |
最適規模 | スタブネットワークまたは小規模なネットワーク | 小~大規模なネットワークまで対応 |
下記のIPアドレスを使用して、スタティックルーティングの設定を行っていく。
機器名 | IPアドレス/プレフィックス長 | その他の設定 |
---|---|---|
PC1 | 192.168.101.1/24 | デフォルトゲートウェイ 192.168.101.254 |
PC2 | 192.168.103.1/24 | デフォルトゲートウェイ 192.168.103.254 |
RT1 | F0/0 192.168.101.254/24 F0/1 192.168.102.1/24 | |
RT2 | F0/0 192.168.103.254/24 F0/1 192.168.103.254/24 |
グローバルコンフィギュレーションモードでコマンドを入力
RT1(config)#ip route 192.168.103.0(宛先のPC2のIPアドレスを入力第4クオテットを0に書き換えてネットワークアドレスにすることを忘れない)255.255.255.0 192.168.103.254(宛先のネットワークの玄関口であるRT2のF0/0のIPアドレスを入力)
RT1(config)#ip route 192.168.103.0 255.255.255.0 192.168.103.254
↑正式なコマンド
ルーティングテーブルでちゃんと追加されているかどうか確認することを忘れない。
pingもしっかり通ったことも確認すること。
RT2でも同様にPC1のIPアドレスとRT1の情報を入力しルーティングテーブルにネットワークを追加する。
実機を扱ってPC間をつなげる際に使うソフトウェアは「Teraterm」を使用して接続する。
コンソール接続の場合は「シリアル」を使用。
こちらのデバイス起動時に設定情報がない場合はセットアップモードを利用するか聞かれるが「no」と入力しユーザーモードに行く。
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