2021-04-28に更新

ネットワーク基礎1章まとめ その4

複数のルータを介してつなげる

インターネット

ネットワークのネットワーク、複数のネットワークが網の目状に広がっている。

AS(Autonomous System:自律システム)

インターネットを構成する一つ一つのネットワークISP(Internet Service Provider)もASのひとつ

2台のルータを介してのつなげ方

まず、直接接続していないネットワークのことは知らないことから、ルーティングテーブルに情報を追加する必要がある
追加する方法は、下記の2つがある

スタティックルーティング ダイナミックルーティング
ルート情報の設定 ネットワーク管理者が手動で登録 ルーティングプロトコルが自動的に学習
ネットワーク変更時 手動入力 自動的に更新
管理者の負荷 ネットワークの規模が大きいと設定に負荷がかかる ルーティングプロトコルの初期設定に多少の手間を要す
最適規模 スタブネットワークまたは小規模なネットワーク 小~大規模なネットワークまで対応

下記のIPアドレスを使用して、スタティックルーティングの設定を行っていく。

機器名 IPアドレス/プレフィックス長 その他の設定
PC1 192.168.101.1/24 デフォルトゲートウェイ 192.168.101.254
PC2 192.168.103.1/24 デフォルトゲートウェイ  192.168.103.254
RT1 F0/0 192.168.101.254/24 F0/1 192.168.102.1/24
RT2 F0/0 192.168.103.254/24 F0/1 192.168.103.254/24

スタティックルーティングでルーティングする。

グローバルコンフィギュレーションモードでコマンドを入力
RT1(config)#ip route 192.168.103.0(宛先のPC2のIPアドレスを入力第4クオテットを0に書き換えてネットワークアドレスにすることを忘れない)255.255.255.0 192.168.103.254(宛先のネットワークの玄関口であるRT2のF0/0のIPアドレスを入力)

RT1(config)#ip route 192.168.103.0 255.255.255.0 192.168.103.254
↑正式なコマンド

ルーティングテーブルでちゃんと追加されているかどうか確認することを忘れない。
pingもしっかり通ったことも確認すること。

RT2でも同様にPC1のIPアドレスとRT1の情報を入力しルーティングテーブルにネットワークを追加する。

追加情報

実機を扱ってPC間をつなげる際に使うソフトウェアは「Teraterm」を使用して接続する。
コンソール接続の場合は「シリアル」を使用。
こちらのデバイス起動時に設定情報がない場合はセットアップモードを利用するか聞かれるが「no」と入力しユーザーモードに行く。

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