この記事はCrieitの「アドベントカレンダー Advent Calendar 2018」の14日目の記事です。
昨日はまんじゅ(´ん`)@CoderDojo駄Mentorさんの論理を煮詰めた正論は常に正しいだろうけど、時によっては鋭利なナイフにもちろんなるぞでした!
駆け出しエンジニアのかしい(@rubys8arks)です。
個人開発を始めた頃、情報をもとめて地域のもくもく会やネット上のオープンコミュニティなどのSlackに入っていたら、気づいたら100個ものSlackに参加していました…。
いろんなSlackに参加する中で見えた、「こんなSlackは参加したい」という盛り上がっているコミュニティの特徴をまとめました。
だれでもつよいエンジニアとつながりたいですが、つよいエンジニアはそうはいません。
「rubyに詳しい人」「毎日ブログを更新できる人」「バズった経験がある人」など、母数が少ない人をターゲットにSlack参加者を募集すると集まりにくくなります。
「個人開発をはじめたい人」「プログラミングを勉強しはじめた人」など、初心者歓迎にした方がコミュニティの参加人数は多くなります。
基本的にはコミュニティ全体の参加人数が多い方が、コミュニティで積極的に発言してくれるメンバーも多くなります。
※ 有料サロンなど、全メンバーのコミットメントを高く管理したい場合は別
分報とは、「自分が今かんがえてること」ならなんでもOKな個人チャンネルです。
Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ〜Problemが10分で解決するチャットを作ろう
「途中からつくる」ということはあまりないと思うので、最初に「分報を作ってください」というルールにした方がよいです。
分報チャンネルへの加入は任意なことが多いですが、全メンバーの割合に対して見る人が少なくなるので反応が少なくなる懸念もあります。
「反応ない」→「書かない」→分報つくった意味ない
になるので、自己紹介に分報を貼ってもらうなど、新規チャンネルができた場合の導線があるとよいです。
反対に、コミュニティが盛況でメンバーが増えてくると、メンバー数の分だけ分報が作られるので全部追うのが難しくなります。
その場合は、人気ランキング(絵文字のリアクション数などで判断)などをつくって、見るべき分報をある程度運営側でピックアップしてあげると、ライトなメンバーにもやさしいつくりとなります。
コメントするのはめんどくさくても、誰かが押したリアクションに追従するのはカンタンです。
コミュニティにおいて「反応がない」→「人が来なくなる」なので、旬のアイコンやネットスラングの日本語リアクションを用意して、みんなが反応しやすくするのは大事です。
Slackワークスペースの作成者もしくは運営コアメンバーが顔を出してくれないと、「もうこのSlackワークスペースは動いてないのかな」「やる気なくなっちゃったのかな」という感じがします。
忙しい場合は一言「しばらく離れます」と言ったり、場合によっては他の人に管理を譲る、コミュニティを閉じるなど責任のある対応が必要です。
実際にメンバーと会って話すことができると、やはり格段に親近感が湧いてオンラインでも交流しやすくなります。
イベントはconnpassに登録するようなテーマを決めた勉強会でもよいし、単純にメンバー同士の交流会やもくもく会でもよいと思います。
ただ、「運営が大変・・・」「だんだん人が集まらなくて開催されなくなる…」というのもあるあるです。
開催頻度や開催日程を固定して参加しやすくしたり、テーマを設定してメンバーやコミュニティ外の人の興味を惹けるようなイベントを作っていくのが大切かと思います。
雑談チャンネルで盛り上がるのもコミュニティでは大切です。
ただ、「○○さんが××らしい」といった内輪ネタや、アニメ・ゲームなどの「前提知識がないとわからないネタ」が多いと新規参加者には入りづらいです。
基本的には「有益な情報(ブログ記事だったりニュースだったり)」や「参加者の悩みや喜びに対する共感・励まし」が大事だと思います。
キリストは「与えよ、さらば与えられん」と言いましたが、コミュニティ運営においても似たようなことが言えます。
自分がやってほしいこと(積極的な発言や反応、アドバイスなど)をまずメンバーに自分がやってあげると、「私もやってみようかな」という気にメンバーがなりやすいです。
あなたのSlackコミュニティが活発になることを願っております!
明日はyahsan2さんが最近リリースしたサービスpoiit(ポイート)について書いてくれます!
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