2019-10-01に投稿

なぜ大喜利サービスを作ったのか

Twitter連動型 大喜利サイト「ついぎり」
お笑いは人並み程度の「好き」です。
劇場へ足を運んだことは無いし、常にチェックしているお笑いコンテンツがあるわけでもありません。
タイムラインで目に留まれば見ますし、笑います。

「ボケる」文化はどちらかと言えば苦手です。
「ここはボケるところやろ!なんで!?」
「スベってもえーからボケたろゆう姿勢は見せてーや!」
とか言う人、ちょっと苦手です。
マナーの強要というか。
「会話転がしてこ!?」とか知ったこっちゃねーです。
キャッチボールで勝手にカーブ投げてくるなって話です。

すみません、脱線しました。

こんな僕ですが、個人開発でこんなサービス作りました。

大喜利サービスです。

つまり何が言いたかったかと言うと、
開発の動機に「お笑いコンテンツの課題を解決したい」とか
「こんなサービス欲しい」といったものは無かったのです。

そんな個人開発の動機やモチベーションを振り返ろうと思います。

個人開発はじめました

僕は約10年間、SESでサラリーマンプログラマーとして働いています。
その間、プライベートでプログラミングの勉強等はやってこなかったです。
しなくてもなんとかなる世界だったので。

そんなある日、業務が暇で暇で自己研鑽したくてQiitaを眺めてると下記の記事を見つけました。
開設後3週間で収益10万円を得た個人開発サイトでやったことの全部を公開する
神記事として名高いので、一度は目にしたことあると思います。

捉え方は人それぞれだと思いますが、僕がこの記事を読んだ感想は
「ちょー気持ち良さそう」
でした。

僕がこれまでの人生で得た収入は全て「既存の商流に便乗する」ことで発生したものです。
まぁ普通な事だと思います。一般的なサラリーマンなら。
絵は描けない。作曲もできない。起業?独立?そんな勇気ない。
僕はPCに向かって文字打つ事しかできない。
他の選択肢なんて考えた事も無かったです。

そんな人生だからこそ「自分の中から生まれたもので収益を得る」ということに凄く魅力を感じました。
自己承認欲求だと思います。
月10万なんて収益を得られた日には半端無い快楽を得られるのではないか と思いました。

そんな気持ちで、まずは勉強がてら小さいアプリを作った話がこちらになります。
フロント明るくないおじさんがWebアプリ作った話【悟空語ジェネレーター】
これでなんとなく、Web開発の雰囲気は掴めました。

個人開発としてのPoC

上記アプリを作る過程でTwitterを始めたり、いつも以上にQiitaを眺めたりしました。
そこで個人開発としてのベストプラクティスやアンチパターンを沢山耳にしました。

  • Nuxt.js(Vue.js)+Firebaseなら爆速でサービスを量産できる
  • GCP(Firebase)は基本無料の代わりにバズると怖い
  • 個人で広告型マネタイズは厳しい
  • PV稼いで収益出すタイプのサービスは難しい、ニッチを狙うべき

僕は要領悪いので、体験を得ないことには納得できないタイプでして。
どれも言ってる事は分かるけど、ピンと来なかったです。

少なくとも、これを真に受けて次に進むと
「AdSense?wやめときなって。個人じゃ稼げないよ」
なんて知った風な顔で講釈を垂れる、ダサい男になる気がしました。
そんな親父にはなりたくない。

次にやる事が決まりました。
「今の自分が本気出したら、どれぐらいのPV(広告収益)を稼げるのか」
とりあえずバズっとけば大変さや運用費を体感できるでしょう。

芸能人でもインフルエンサーでも起業家でもない俺が、
それどころか個人開発トーシローの俺が、
バズるサービス作ってやる!

拡散力全振りサービスのアイデア

とはいえ、まだWeb開発駆け出しの身。
小難しいサービスは作れない自信があります。
WebサービスのFizzBuzz的な。ミニマムサイズで拡散力あるもの。

Twitterをやっていれば自然とここへ行き着きます。

ベースは質問箱でいこう。
まるでお手本の様なミニマムバズサービス。

クローン作るだけでもWeb開発の勉強にはなります。
しかし、何の検証にもなりません。
使う側からしたら「質問箱でええやん」終わり。です。
バズりません。
他にも類似サービスは沢山あります。
後出しのこっちは、バズる為のナニカが欲しいところ。

質問箱は「誰でも気軽に質問できる」を目指して作ったのでしょう。
しかし、こちらの目指すところは「めっちゃ拡散されて、バズ契機を増やす!!」
解決したい課題なんて無い。拡散ファースト。
いっそ 拡散されたか をシステムの機能として組み込めば・・・?
こんな感じで
「シェアツイートのいいね/RT数を使って何かする」
が決まります。

それから質問箱の回答ツイートを意識して見てると、割と大喜利やってるユーザーが多いことに気付きます。
僕自身も質問箱を始めたんですが、ネタ振りと捉えて回答することも多く
「ならいっそ、大喜利特化型の質問箱にしちゃおう」
こんな感じでアイデアは固まりました。

その他、検討段階で出てた案をここに供養しておきます。

  • ブログパーツ版質問箱
    質問箱ベースで出たアイデア。
    ブログに埋め込んでコメント欄として使ったら面白いんじゃないかなーと。
    オーナーからの回答はツイートされる。
    何かしらでランキングにしちゃえばブログの宣伝にも繋がる。
    今でも割とアリだと思ってます。

  • Twitterで遊ぶRPG
    「ツイートのいいね/RT数を使って何かする」ベースで出たアイデア。
    一定時間経つと敵とエンカウント(自動ツイート)
    ユーザーが気付けばそのまま戦える。
    気付かなくてもフォロワーがツイートを「いいね」「RT」することで援護できる。
    これはナシかなーと思ってます。
    いいね/RTをする意味が変わるのでフォロワー的にウザそう。
    (RTキャンペーンに近いネガティブイメージ持たれそう)

これ匿名投稿サービスなの?

既についぎりで遊んで頂いた方はそう思うのではないでしょうか。
実はこっそりマイページに「ユーザーに匿名でお題を出す」という機能はあります。
最初はこれとランキングだけでした。

しかし「誰からもお題が来ない」って状況が想像出来たので、誰でもお題を投稿&取得できる「お題タンク」を作りました。
今では、ほとんどの投稿がお題タンク起因でスタートしてます。
当初の想定とは違う形になってますが、ユーザーの使い方やサービスの色に合わせて進化してる感じで運営者としても楽しいです。

モチベーション管理

構想からローンチまで半年近くかかりました。
ほぼ使ったことない技術(Nuxt.js、Firesotre(NoSQL)、GCP、Node.js、TwitterAPI、Bootstrap)だったので、
キャッチアップ含めの工期です。
平日・休日関係無しで時間があればやりました。
GWも夏季休暇も9連休でしたが、全て費やしました。

しかし、モチベが落ちることは無かったです。
イケると思ってたから。

「個人開発はモチベ維持が難しい」と言ってる人の大半は「結果イメージに自信が持てなくなる 」に尽きるのかなーと思います。
それは数々の失敗を重ねてきたが故の、経験則から来るものだと思ってます。
再現性の無さを何度も肌で感じていて、いつでも足を止められる状況。
そこを走り続けるのだからモチベ管理は重要なことなのでしょう。

しかし、僕にはその経験がありません。
(悟空語ジェネレーターは一発ネタで、PV狙ってないので)
経験が浅く、失敗体験の少ないうちは「これはイケる」と、根拠無き自信が持てるモチベのボーナスタイムだと思います。
そして、その自覚がありました。なので、あえて妄想を膨らませてました。
「希望売却額は1億です。ただしSNSに金額を公表して良いなら5,000万でいいです」程度のことは妄想してました。
どうせ何も分からないのだから、不安よりポジティブになる事考えた方が得という判断です。

これから個人開発やってみたいなと思ってる方は
「自信なんて無いけど勉強目的だし・・・」で取り組むの、危険だと思います。
僕の観測範囲だと続かない人多いです(規模や工期によりますが)
もし僕が言語習得目的で個人開発していたら「質問箱クローン」を作っていたでしょう。
そしてローンチ出来たかは微妙です。途中で飽きそうです。
目標が言語習得ではなく「バズるサービスを作ること」だったのでクローンの先へ行けたし、ローンチまで漕ぎ着けられました。

知識なんて後からいくらでも付いてくるので、まずは一攫千金狙いましょう。
そのお金で何するかまでは具体的に想像しましょう。
それが「勉強」に繋がると思います。

検証結果

この記事では「なぜ作ったか」に留めておいて、
リリース直後の実績値については改めてQiitaに晒そうと思ってます。

ただ、まだ検証途中という意識が強いです。
開発してるうちに、もっと色々試したいという思いが強くなってきたので。
技術記事による集客効果だったり、
一般層に対するリーチ方法だったり、
boketeのような画像ボケ機能も導入して「個人開発における画像アップロード機能」も模索したいです。

おわり

「世の中の課題を解決したい」なんて大義名分は無い個人開発ですが、楽しいです。
本気で喜んだり、悩んだりしてます。
承認欲求だけでもモチベになるし、この経験を通して今までは遠目で見てた凄い方達と会話することが出来てます。
これほどコスパの良い取り組みは無いと思います。

リリース直後AdSenseコンソール見たら9円入ってました。
これ、普段の給与所得の比じゃないぐらい嬉しかったです。


きんみ

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なぜCrieitを作ろうと思ったか

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