2021-05-27に更新

サーバ入門4 コマンド操作(9つのコマンド) その2

⑥cp(copy)コマンド

指定したファイルを指定したディレクトリへコピーする。
$cp (オプション) [コピー元ファイル] [コピー先ファイル]

「r」オプションを使うとディレクトリもコピーできる。
$cp -r [コピー元ディレクトリ] [コピー先ディレクトリ]
※cpkコマンドは「コピー&ペースト」のイメージ

⑦mv(move)コマンド

ファイルやディレクトリを指定ディレクトリへ移動する。
$mv (オプション) [移動元パス] [移動先パス]
※ファイルを移動する際はオプションはなしでよい。
※mvコマンドは「カット&ペースト」のイメージ。

mvコマンドは、名前変更するコマンドとしても使える。
$mv (ファイル名) (変更後のファイル名)

⑧rm(remove)コマンド

ファイルやディレクトリを削除する。
$rm (オプション) [削除したいファイル]
※ファイルを削除する際はオプションはなしでよい。
・rmは操作を誤ると、OSとその重要なファイルを削除してしまう危険コマンド実作業では、指差し確認と「wチェック」が欠かせない。

rmコマンドでディレクトリを削除する場合は「r」オプションを使う。
$rm -r [削除したいディレクトリ]
rmdirというディレクトリを削除するコマンドもある。

⑨lessコマンド

テキストファイルの中身を表示する。読み取り専用のメモ帳のイメージ
$less [表示したいファイル名]
他の表示系のコマンドとして、「cat」や「more」があるが、それらとは異なり、「q」キーを入力するまで、表示が終了しないのが特徴。じっくりテキストファイルの中身を確認したいときに最適。
ログファイルやサーバソフトウェアの設定ファイルの中身を確認するときによく使う。
cat・・・catenateの連結するの意味($cat [ファイル名])
more・・・ $more (オプション) [ファイル名]
less上の操作は、カーソルキーで1行、スペースキーでページスクロール、終了するときは「q」を入力。
<各コマンドのファイルの表示の違い>
less・・・「q」を押すまで終了しない
cat・・・ファイルのログを全部一覧表示
more・・・(%)で結果を表示。

コマンド操作補足

・bashシェルの便利な機能の1つとして、「コマンド履歴」機能がある。
・bashシェルは過去に実行したコマンドを履歴として記録している。カーソルキーの「↑」キー、もしくは「Ctrl」+「p」を押すごとに、1つずつ遡ってコマンドを表示する。表示されたコマンドは「Enter」で実行することができる。
・「history」コマンドを実行すると過去に実行したコマンドの一覧が古い順に表示される。($history)「!ヒストリー番号」でその番号のコマンドを実行できる。

poweroffコマンド

OSを停止できる。
※CentOS6以下の古いLinuxでは使用できない。
$poweroff
CentOS7では管理者権限が必要なコマンドで、一般ユーザで実行するとrootユーザのパスワード入力が求められる。

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