この記事は、Crieitアドベントカレンダー「なんでも」の12日目の記事です。
今年は新しいWebサービスを出そうと思ってました。
「だいたい春ぐらいには出せるかなー」とかいうざっくりとした青写真を描いて、ちょこちょこと開発を行っていました。
元々、WorldTypeという世界観を構築するためのアプリを運営していたのですが、もっと「文章を書く」ってところと一体化できないかな、というようなことを思ってました。
で、フロントはReact、バックはDjangoという構造で作り始めて……予定よりもちょっと超過して六月ぐらいでしょうか。
ほぼほぼやりたいことは全部できた感じに仕上がってデプロイしました。
後はログイン画面とトップページを繋いで、リリースするだけという状態。
そうなっていました。
ですが、実はまだこの十二月になってもまだリリースしていません。
なんかこう「完成したもの」からは圧倒的な欠乏感が醸し出されているような気がしました。
例えるなら百点満点の期末試験で全部六十点取ってしまっているような中途半端さ。
「このサービスって何が良いところなの?」って訊かれた時に、「○○も××も△△もできるよ!」っていう星取り表的な紹介しかできないんじゃないかという疑念が頭を過ります。
どう言っていいのかわからないけど、新しいサービスが持ってないといけない「愚かさ」を欠いている。そんな気がしました。
これが正しいアプローチなのかわからないけれど、「Aもできます、Bもできます、Cもできます」よりも、「AもBもCもできません。でもDはできます。それしかできないけど、Dだけはめちゃくちゃできます」みたいな愚かなアプリケーションが沢山あった方が面白い気がするんですよね。
特に半分趣味で個人開発している人間にとっては。
というわけで、しばらくアプリはリリースせず「ああ、なんかすごい変なアプリだな」って思われるようなバランスになるまで、コツコツがんばろうと思います。
創作支援ツールとかを作ってます。(Python) https://www.world-type.com 歴史成分多め。
Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。
また、「こんな記事が読みたいけど見つからない!」という方は是非記事投稿リクエストボードへ!
こじんまりと作業ログやメモ、進捗を書き残しておきたい方はボード機能をご利用ください。
ボードとは?
コメント