"エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング"(広木 大地 著)http://a.co/aRCZAaR
Kindleのおすすめか何かを見て、今読んだ方が良いのはこれではないかと思い、読み始めた。
これまで広木さんのQiita記事を拝見して、なげーーーと感じていたが、詳しく丁寧に背景や歴史も含めて書いてあるからなんだろうなと理解。
ソフトウェア開発についてまわる「不確実性」について書いてある本。不確実なのは未来と他者で、不確実性は不安だということがまず述べられていた気がする。
仮説を立てて検証していくプロセスの重要性を説いていると捉えた。
仮説の話だけではなかったが。自分に響いたのは仮説の話。
仮説を立てて、検証するということを、無意識的にはやっていると思うが、明確に意識してやっていないことが多いなと思い返した。
当たらない球を投げ続けるようなことをしているなと。
「リーン スタートアップ」の本でもそのあたりに触れているようなので、読んでみようかな。
メンタリングの話。指導、教育の話。
新たな発見みたいなものはなかった気がするけれど、やっていることを言語化するとこうなるのかなと感じた。
アジャイルについて。アジャイルについての誤解を丁寧に説明していた。自分は誤解していた。
ふりかえりについて具体的に踏み込んで書いてあった。
一通り読んだんだけれど、何もメモしてなかった。
そもそも自分が何をしたいのかがはっきりしていないと感じた。不確実性だ。
これをはっきりさせるためには、仮説を立てて検証を繰り返す、ということになるのかな。
あと、もうちっとマシなメモを残したつもりが、何もわからないメモになってしまった。
おそらく、まだ腑に落ちていないのだろう。腑に落ちていないところをまた読み返す気がする。
不確実性という話では、不安ばかりではなく、期待というものも不確実性になりそうな気がする。
これさえ覚えれば解決する、みたいに考えていたけれど、実際にはそんな銀の弾丸みたいなものはなくて、何も解決しないとか。
本を読んだら問題が解決する、とは思っていないつもりだったけど、心のどこかで期待してしまっている。
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