2019-12-01に投稿
なんでも 1日目

お金も名声も得ることを考えなかったら何を作りたいんだろう?

時間は有限なのでだらだらとお金にならないことをやっていては生涯の得られるお金は増えないまま。そのため普段から個人でサービスを作る時は何かマネタイズ考えなきゃと自分に言い聞かせている(実行する時間が取れていないが)。そしてそのためにはやはりどんなサービスにしろ多くの人に使ってもらわないとならないので、なんとか普段から集客しやすい環境を整備していこうとひたすらアウトプットを行う。

そうやって何も効果は出ていないにしろ、頭の中ではとにかくお金、集客、名声、効率と自分を奮い立たせる日々。

でも本当に自分がやりたいことってなんだろう。お金も、名声も何も得られないとしてもやりたいことってなんだろう。それが本当に自分のやりたいことなんじゃないのか、と思ったのでとにかく何か書いてみる。実際の現実世界ではどうしても無視することが出来ないので実際にやれることはないのかもしれないけど。(完全に独り言なので全然何の価値もない話となる)

ぼっち解決

これが一番根底にあるな、というのは前々から気づいている。僕自身昔からぼっちなので、ぼっちで困ることや悩むことがたくさんあるということはよく知っている。たとえば以前作った「一人もくもく会」というサービスがあるのだが、それももくもく会で色々人とのつながりを持ってみたいけど、でも人見知りなので行けない、というところがあり作ったサービスだったりする。

ただ僕はもうぼっちに慣れてしまったというか、ある程度楽しいことも経験してきたし、逆に人と関わることが大変なこともあるということはよく感じるので寂しいという気持ちはないし、割と気楽に生きている。人にあってもその場しのぎで適当に話をすることは出来るし。

でもぼっち属性だからこそやはり人との関わりが無いことで仕事とか、趣味とか、色んな面で他の人に比べて何でも出来る環境が整っていないという状況は多々ある。Twitterで活動していて仕事やら何やら勝手に話が舞い込んでくる人を見るとやっぱり別次元の世界があるんだな、という気にはなる(とはいえ特に羨ましいわけでもないし、必要ならば大変な思いしてでも自分でなんとかしろ、と自分に対して思うだけだが)。

でも周りの人がぼっちで困っているのをみたりすると、心が痛む。自分だったら良いんだけど、他の人は自分ではないから感情も行動もコントロールできないので、何の対処もしようがない。ただ見ているしか出来ないんだけど、でも何か解決する方法があればな、と勝手な事を思ってしまう。ぼっちっていうのは無力だとか寂しいだとか、それだけじゃない。ぼっちであるがゆえに非常に大変な思いや、悔しい思いをしている場合がある。

そんな時、それを解決できるサービスがあれば、多くの人の助けになるんじゃないか、という事も考えたりする。実際に過去に、ぼっちママのためにママ友と繋がれるサービスを作れないか、とちょっと作っていたことがあった。結局なんだかんだで開発は止まってしまったが。

そもそも妻がぼっちママという夫婦揃ってのぼっちなのだが、親でぼっちは結構きつい。ママ友がいないので遊んで気分転換出来ない、というのもあるが、それはほんとに序の口で、子どもに一人たりとも普段遊べる友達を作ってあげることも出来ないし、地域で重要な情報をやり取りできる相手もいない。生まれながらに子どもにも枷を背負わしてしまっているんじゃないかと子どもに対しても申し訳ない気持ちが湧いてくるし、当然それは全て自分の責任なのだという自分を責めるような思いを抱えていかないといけない。

自分たちだけならまだしも、そういう思いを抱えながら生きている人たちが世の中には大勢いる。普通はそんな事解決する方法ないのだが、でもプログラミングでサービスを作れる自分になら、もしかしたらなにか出来ることがあるのでは? そんな気にもなってくる。特に自分がぼっちなだけに「この操作はできないな」「この操作は気軽にやってくれそうだ」というのは恐らくなんとなくよく分かる気がするためそこそこいい感じのものがつくれるのではないかと感じる。普段のサービス開発には全く役に立たない感性だけど。

ママ友だけじゃない。家から離れて一人で生活している学生もいる。一人で遊ぶのが好きなオタクだけど、その趣味を誰かと分かちあいたい人もいる。世の中にはぼっち属性だけどどこかで人と繋がりたい人が大勢いる。それを解決できたらな……と時々ふと思う。

だけど、マネタイズが出来ない、集客も出来ない、結局そうすると継続も出来ないし、そうなるとそもそも始めることすらできなくなってくる。

だけどある時どこかでそういうしがらみを全部無視して作れる日が来たらな、とも思う。お金に関係なくそこに没頭できたら、どれくらい多くの人の役に立てるだろうか、と。(集客できなくて誰の役にもたてない可能性の方が大いにあるが)

ゲームへの熱中を現実世界に役立てるには

僕はゲームがとても好きで、プログラミングをはじめたのもゲームが作りたかっただけだし、そうでなくとも単にゲームをするのも好きだ。

ゲームには色々な良い面がある。単にゲームの世界観を楽しむというだけでも良い思い出になる。子どもの頃にたくさんの楽しいゲームをしていると、今もTwitter等で話題に上がったりすると「あーわかる」という感じで気持ちが盛り上がったりする。そうやって人々と共有できる気持ちがあるというのはとても良い。

もう一つの良いところとしては、人によっては仕事にも役立つようなことを訓練できる場所でもあると思う。僕も格闘ゲームであればどうやって強くなれるか考えて練習したり、RPGであればどうやれば効率化できてアイテムやお金を使わずに進めてあとあとの強化で楽ができるか、のような事を考えたりしていた。もちろんガチ勢とかのプレイ動画を見るとどう考えてもこの人達には勝てないしおかしいだろ、と思うのだがそれでもこういう体験は色んな部分で役に立つと感じている。

しかし、やはり何にしろゲーム内のこと。ゲームをやりすぎても現実世界で自分の中のなにかのステータスが完全に向上していくわけではない。子どもの頃ならそうではないかもしれないが、大人になってくるとそれを痛切に感じる。そのためゲームをプレイする量もかなり減ってしまったし、やるとしてもやりこみはせず、だいたい一度クリアしたら終わりになる。終わりの無いsandbox系のゲームはやらない。MTG ArenaとかShadowverseとかのカードゲームは好きなのでやってはいるが、もうデッキも自分では構築しない。昔作ったデッキか初期デッキでどこまで遊べるかひたすら試している。

ゲームは時間をかけようと思えば無限にかけることができてしまうので、何も考えずにやるとキリがない。だから現実世界の方を優先して、余った時間でだけプレイする。そうすると自然にゲーム側は最低限のことしかできなくなってくる。おとなになるとゲームで費やした時間を現実世界で有効活用させることが難しいから。

それをなんとかできたら面白いな、とは常々思っている。実際にYoutubeのゲーム実況者や、プロゲーマーの人はそれを実現出来たりはしている。しかしそれでなんとかできるのはほんの一部の人だけ。もちろんそこまででなくても他にも趣味で多くの人と繋がって楽しく過ごしている人もいるだろう。でも逆にいうとそこまでのめり込む覚悟がないとそちらに進もうと思えない。

だからゲームで活動したことが、何かしらの現実世界のステータスの向上に影響するような仕組みができればいいのになぁ、といつも感じている。そういう仕組を自分で作ることが出来たらいいなと思うが、考える事自体が非常に難しいし、ゲームはやっぱり作るのもプレイするのも時間がかかるので、時間がとれないとなかなかそちらに没頭することも難しい。

Scratchとかプロゼミとかは素晴らしいなぁと思う。今ふと思ったが僕がやってる個人開発って上記を満たすゲームなのかなという気もした。

OSS

サービス開発と同じくらいプログラミングが大好きなので、お金無視ならOSSに貢献するのはかなりアリかなと思う。自分で何か便利なものを作って運用していくのも良いし、よく使われているリポジトリにContributeするのも楽しいと思う。日本でも実際になにか作ったりしてる人いるけど、すごく楽しそうだなぁ、と思う。

結局お金につながるのは一部の超有名な人だけなので今までまったくやる気が起きなかった。PRを送るのもたまたま改造できたからついでに送っておこう、くらいだし。

でも最近はスポンサーも出来たみたいだし、結構モチベーションあげてやっていく人も増えていくのかなと思った。もう何人が自分がいたらそのうちの一人は頑張ってやってたかもしれない。

だけどお金

だけどお金が必要。子ども含めた家族がいるためお金は無限に必要だし、自分がフリーで仕事をしているということもあって、今後なにかある可能性はいくらでもあると思う。そんな時の事を考えるとお金はいくらあっても足りない。本当にもう手に入るだけいくらでも手に入れたい。それでも安心できない。

そうやってお金に縛られていると結局趣味のサービスづくりもお金に縛られ、マネタイズできる可能性を考えないとそもそも作れてなくなってきてしまう(とはいえなんだかんだで結構そういうのも気分転換のために作っちゃったりしているのだけど……)。悲しいことではあるけど、でも先に進むためにはそうやって追い込むことも重要ではあるので、もちろん寂しい気持ちはあるけど特に後悔などもない。むしろそうやってどんどん何かを進めていけたらと思う。

まとめ

自分でも何でこんなにお金に縛られているのだろうかとは思う。他の人を見ているとお金関係なく好きなものを好きなように作る人もいる。それはそれで非常に楽しそうに見える。

結局まあ、本人の趣味というか自由なので、お互い否定しあわず各々自由にやっていければ良いんじゃないかなと思う。そして時々こうやって逆の立場で動いてみたらどうなるかを考えて、自分に奥底に眠るものを見直してみるのも良いのかもしれない。

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だら@Crieit開発者

Crieitの開発者です。 Webエンジニアです(在宅)。大体10年ちょい。 記事でわかりにくいところがあればDMで質問していただくか、案件発注してください。 業務依頼、同業種の方からのコンタクトなどお気軽にご連絡ください。 業務経験有:PHP, MySQL, Laravel, React, Flutter, Vue.js, Node, RoR 趣味:Elixir, Phoenix, Nuxt, Express, GCP, AWS等色々 PHPフレームワークちいたんの作者

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