経路情報の信頼度をあらわす数値
– スタティックルーティング、ダイナミックルーティング含め、様々な情報源から経路情報を得ている
– ルーティングテーブルに載るのは最適な経路だけ
– 同じ経路情報を複数の情報源から得た場合、どの情報を信頼して最適な経路としてルーティングテーブルに載せていくのか、
情報源 | AD値 | 情報源 | AD値 | 情報源 | AD値 |
---|---|---|---|---|---|
Connected | 0 | EIGRP(内部) | 90 | RIP | 120 |
Static | 1 | IGRP | 100 | ODR | 160 |
EIGRP(集約ルート) | 5 | OSPF | 110 | EIGRP(再配送ルート) | 170 |
eBGP | 20 | IS-IS | 115 | iBGP | 200 |
その信頼度をあらわすのがAD値
– AD値は小さいほど、信頼度が高い(設定のよる変更可能)
– 障害時に意図した迂回経路に切り替わるように、AD値を高くしたスタティックルートを設定する
RT1(config)#ip˽route ˽<宛先ネットワークアドレス>˽<サブネットマスク>˽<ネクストホップアドレス>˽<AD値>
– 障害時にはデフォルトルートを利用して通信する
RT1(config)#ip˽route˽0.0.0.0˽0.0.0.0
– デフォルトルート(0.0.0.0/0)はネットワーク部が 0bit(範囲としては 0.0.0.0~255.255.255.255)
⇒全てのネットワークが対象
– ルーティングテーブルに載っていないネットワークには中継することができない(データは破棄される)
⇒デフォルトルートを設定しておけば、破棄されずにネクストホップに転送される
※プレフィックス長は最小(/0)なので、常にルーティングテーブル上の他の経路が優先される
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