2018-12-27に更新

Advent Calendarを開催してみての振り返り&考察

12/1~12/25まで、CrieitではAdvent Calendarを開催しました。色々と振り返って考察してみたいと思います。

どんな記事が集まったか

カレンダーは下記のものがありました。

アドベントカレンダー Advent Calendar 2018

https://crieit.net/advent-calendars/2018/crieit

何を書いてもOKなカレンダーです。

個人開発サービスに用いられている技術 Advent Calendar 2018

https://crieit.net/advent-calendars/2018/technology

主に個人開発のことについて書くカレンダーです。元々最初のカレンダーだけの予定だったのですが、こちらは @nabettu さんが発案してくださり作成することになりました。この案がなかったらカレンダーも記事も存在しなかったのかと思うの恐ろしい…くらいには良い記事が集まりました。是非ご覧ください。

この2つのカレンダーにて合計約50記事程が集まりました。僕が個人開発者だからそう感じてしまうのかはわかりませんが、どの記事も非常に面白く、且つ有益で、恐らく今年の日本で数多く生まれたAdvent Calendarの中ではこれらの有益密度が一番濃かったのではないかと思うほどでした。

参加してくれた方々

1つ目のカレンダーの説明文にも書いたとおり、枠が埋まることは想定していなかったので元々25記事毎日書くつもりでした(ジョークみたいな書き方をしていましたがジョークではありませんでした)。ただ、最初に知り合いの方々にかなり枠を入れていただけ、そのおかげか、空いていた枠も徐々に埋まっていきました。これは本当にありがたかったです。

集まって頂き、記事を書いて頂け、本当にどうやって感謝していいのかがリアルに分からないほど、感謝してもしつくせない程です。ありがとうございました。

何か貢献できたのか?

何か貢献できるのだろうか、これは正直ずっと僕の中では始まる前から現在まで明確な答えは出ません。

Crieitに書けば多くの人に見てもらえるでしょうか? まだCrieitは小さなサービスですし、それは無いと思います。書いていただいた方々の記事がすばらしいものであればあるほど、不安と申し訳無さが大きくなりました。

Crieitじゃなく、Qiitaとかに書いた方がいいね数が伸びてもっとたくさんの人に呼んでもらえたのでは? それぞれの得意なプラットホームで書いた方がもっとはてなブックマーク数が伸びてバズってもっと多くの人の目に触れてもらうことができたのでは? と。

CrieitにもQiitaのように本人だけに見ることができるアクセスカウンタがあります。Qiitaに書いたことがある方であるばわかるかもしれませんが、恐らくQiitaに比べてこの数値は小さいのではないでしょうか(カウントアップの仕様は違うかもしれませんが)。DB上でその値を見る度に、皆さんがっかりされてるだろうな、と申し訳なくなります。

逆にバズったらバズったでそれも、Crieitじゃなくて自分のブログとかに書いてもらっていた方が自分の資産が増えてよかったのでは? とまた申し訳ない気持ちになります。

貢献できたこと、今後できること

ただ、そんな不安は正直色々サービスを作っていると慣れたもので、最終的にはとにかく頑張るしか無い、というところに行き着きます。悩むのではなく、じゃあ投稿してくれた方々に何を貢献できたのか、悩んだ結果今後さらに貢献できそうなのか、それを考えていくしかありません。

記事は生き続ける

ポジティブな目で考えると、そもそも記事は一度生まれると25日しか生きられないわけではありません。今後ずっと残ります。検索で誰かがたどり着いて見てくれたり、古いツイートからたどり着いたりすることもあると思いますので、今後もずっと各記事のアクセス数は増えていきます。それだけでなく、突然誰かが記事を引用などして、爆発的にアクセスが増えたりすることもあります。実際に僕もCrieitで記事を書いてからそういったことがありました。

記事は一度生まれたことで、色々なことが起こる可能性を手に入れています。確実ではないのが悲しいところではありますが、そういった部分にも期待していきたいと思っています。

何か新しいことをする機会

今回参加された方の中に、Advent Calendarに初参加、ということを何人かの方が言われているのを見かけました。もしCrieitでAdvent Calendarを開催していなかったら、その方々はAdvent Calendarに参加するという機会を得ることができなかったかもしれません。実際には今後別途何かで参加される可能性もありますが、今年参加したのとでは、その経験の違いから、本人すらも気づかない部分で、今後の1年何かしらの考え方に影響して何かが違っていくかもしれません。

他にもこういった記事を書くこと自体がはじめてだったとか、サービスに投稿するとか、想像していた以上にTwitterなどでシェアされて投稿を読んでもらえたとか、そんな感じで、今回参加しなければ得られなかった経験を提供することができたかもしれません。

逆に、参加してがっかりしたとか、大変だったから参加しなかったら良かった、とかもあるかもしれません。また、参加しようと思ったけどできなかったとか、予約したけど取り消したり、結局書かなかった、とかもあるかもしれません。そんな負の体験でも、それぞれの方にとっては一つの大切な経験になる可能性があると考えています。

そんな感じで、どんな感情であれ、何か一つでも新しいことを提供できたのであれば、Crieitが誰かに対して何かを貢献できたのでは…と思います。今は正直そういった部分しか貢献できる部分がないのですが、今後もっとなんとかCrieitを発展させて、多くのことを提供できるようにしていきたいと思っています。

Advent Calendarを開催してのデータ

大雑把な集計ですが、だいたい11月の倍程度のアクセスがありました(とはいえ元々多かったわけではないのでものすごい量というわけではありません。あとこれを書いている当日バズっている記事があるためだいぶ変わってきているかもしれません)。やはりとにかく毎日投稿があるというのはかなりの多くのメリットですね。

単純に記事が増えること自体にメリットがありますし、それに付随して、僕や投稿者自身が紹介のツイートをすることで盛り上がったきがします。そもそも毎日2記事ペースでそれができていたので、途中からどの記事がいつの記事なのかどっちのカレンダーの記事なのかもうよく分からない感じでツイートをしていました。なんにしろ紹介できるものが毎日あるというのは嬉しいことでした。

Twitter上で広がった数も多かったような印象があります。普段僕が自分で投稿していても、RTはつくかつかないか、いいねも数回つくかどうか、みたいな感じです。でもAdvent Calendar開催中はどの投稿の紹介ツイートも何度もRT以上されたりする事が多く、10RT以上の方も何回かありました。そもそも僕のツイートだけでなく、本人のツイートや、誰かがシェアしてくれたツイートなども含めると更に多くなっていました。そんな感じでSNS上でも普段よりは賑わっていた感じがありました。

来年やりたいこと

Advent Calendarを来年やるかは特に決めていませんが、機能自体が消えるわけではないので特に問題なければまたやろうかな、とは思っています。ただ、ちょっと今年は僕自身が色々気にしたり稼働したりしすぎて辛い部分があったので、あまり僕自身は関わらず、Qiitaのようにモチベーションのあるユーザーが自由にカレンダーを作って自由に運用する、の様な形でできればな…と思っています。

あと、こういったイベント開催中は良いのですが、普段やはり自分的にもユーザー的にもCrieit上でできることが少なく、「居場所」としては成り立ちにくいです。そのためボード機能という大きな機能をリリースし、ユーザーが年がら年中Crieitを居場所にし、好き勝手にお祭り騒ぎできるようにできればいいな、と思っています。詳しくは下記の記事で先日書いていますので、もしご興味があればご覧ください。

Crieitに大きい機能で次追加したいもの

まとめ

とにかく毎日感謝の1ヶ月でした。感謝の個人開発600時間でした。これだけ毎日大勢の方に感謝をし続けた月というのは生まれてはじめてだと思います。僕自身にとっても本当に良い経験となりました。

ご協力、ご参加、そして見て頂いた皆様、ほんとうにありがとうございました。今年も残り少しとなりましたが良いお年をお過ごしください。

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だら@Crieit開発者

Crieitの開発者です。 Webエンジニアです(在宅)。大体10年ちょい。 記事でわかりにくいところがあればDMで質問していただくか、案件発注してください。 業務依頼、同業種の方からのコンタクトなどお気軽にご連絡ください。 業務経験有:PHP, MySQL, Laravel, React, Flutter, Vue.js, Node, RoR 趣味:Elixir, Phoenix, Nuxt, Express, GCP, AWS等色々 PHPフレームワークちいたんの作者

Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。

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