2022-02-10に投稿

Amazonストアアプリが64ビット未対応と判定されたときの対応

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Amazon Fire用アプリ「9VAeきゅうべえ」に、MP4動画出力機能をつけたとろ、「64ビット対応していない」との判定がでるようになり、新しい Amazon Fire が対象外になってしまった。最新の Amazon Fire は32ビットアプリが動かないみたいだ。

しかし、同時に作成した、Googleストアアプリは、ちゃんと64ビット対応している。

Googleストアには、AABで登録し、Amazonは、APKで登録する。AndroidStudio は、AABもAPKも出力できる。その APK をみてみると、ちゃんと、ARM64ビット、Intel 64ビットがはいっていた。

よりくわしく見てみると、32ビット版ライブラリの数が多かった。64ビット版に同じライブラリがないため、未対応と判定するみたい。

違っているライブラリには、NEONという名前がついていた。NEONは、SIMD演算で動画を高速処理するためにつかわれる。32ビット版CPUには、SIMD演算できないものがあるため、ライブラリが追加されているみたいだ。そのため動画出力をいれると、64ビット未対応と判定されるようになった。

それで結局、つぎのような3本のAPKを作成すると、全機種サポートできるようになった。

  1. 動画出力を除いたAPK >> 32ビット・64ビット 兼用APKとして認識される
  2. 動画出力つきAPK >>32ビット用APKとして認識される
  3. 64ビットのみの動画出力つきAPK>> 64ビット用APKとして認識される

そこらへんの対応記事をこちらに書きました

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Danjiro Daiwa

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