2018-10-25に更新

Angular2とCakePHP3を共存させる

AngularとCakePHPを共存、つまり同じホスト名で動作させたい場合。
例えば下記のように隣同士で並んでいるとする。
Angularはビルドしたdistフォルダのみの公開でその他のソースはアップなどはしない場合。

  • app
  • dist

公開フォルダはAngular側のdistフォルダにするが、
AngularもCakePHPもルーティングが必要になるので、distフォルダ内の.htaccessで両方動作するように設定を行う。

CakePHP側は、全てapiというprefix内にプログラムを入れることで振り分けが容易となる。

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/api/
RewriteRule ^ index.php [L]
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.html [L]

index.phpはCakePHPのwebrootのもののパス部分の記述だけを修正。下記の2箇所。

require dirname(__DIR__) . '/app/vendor/autoload.php';
$server = new Server(new Application(dirname(__DIR__) . '/app/config'));

index.phpと.htaccessはAngularの開発時のsrcフォルダに入れておき、
angular-cli.jsonのapps.assetsの設定に含めておけば良い。

こういった方法であればホスト名も同じにできるので、SSLを2つ分とったり、などという手間をかける必要がなくなる。

ツイッターでシェア
みんなに共有、忘れないようにメモ

だら@Crieit開発者

Crieitの開発者です。 Webエンジニアです(在宅)。大体10年ちょい。 記事でわかりにくいところがあればDMで質問していただくか、案件発注してください。 業務依頼、同業種の方からのコンタクトなどお気軽にご連絡ください。 業務経験有:PHP, MySQL, Laravel, React, Flutter, Vue.js, Node, RoR 趣味:Elixir, Phoenix, Nuxt, Express, GCP, AWS等色々 PHPフレームワークちいたんの作者

Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。

また、「こんな記事が読みたいけど見つからない!」という方は是非記事投稿リクエストボードへ!

有料記事を販売できるようになりました!

こじんまりと作業ログやメモ、進捗を書き残しておきたい方はボード機能をご利用ください。
ボードとは?

コメント