2021-01-08に投稿

DHCPサーバ基礎知識

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとは

• ネットワークを使うために必要な設定情報をDHCPクライアント (PCなど)へ
提供するサーバ
• PCやスマホをWi-Fiに接続したら、すぐにインターネットへ接続できるのは、
DHCPサーバから提供された情報を使って⾃動設定している
• 通信のプロトコルには DHCP(UDP: 67, 68) が使われる


DHCPサーバとクライアントのやりとり

1. DHCP Discover (DHCPDISCOVER)

• ネットワーク全体に「IPアドレス下さい」
要求を周知する
リミテッドブロードキャストで通信

2. DHCP Offer (DHCPOFFER)

• 要求を受け取ったDHCPサーバは全員、
IPアドレスをクライアントへ提案する

3. DHCP Request (DHCPREQUEST)

• クライアントは最初に受け取ったIPアドレス
を使う旨をネットワーク全体へ周知する

4. DHCP Ack (DHCPACK)

• DHCPサーバはアドレス利⽤の承認を
クライアントへ通知する
各メッセージの通信イメージ
DHCPサーバ PC

RFC 2131には1〜4以外のメッセージもある


DHCPサーバが提供する設定情報

DHCPサーバはネットワークを使うために必要な設定情報を
クライアントに提供する。
では、その設定情報とは︖

以下4つの設定情報

1. IPアドレス
2. サブネットマスク
3. デフォルトゲートウェイ
4. DNSサーバ

DHCPサーバに必要な設定は︖

DHCPサーバソフトウェアをインストールして、DHCPクライアントに⾃動設定させたい情報を設定すれば、DHCPサーバになれる。

1. IPアドレス (クライアントの台数に応じた範囲を決める)

例) IPv4 6個分なら、192.168.1.11 から 192.168.1.16のような開始と終わりのアドレスを指定

2. ネットマスク
3. デフォルトゲートウェイ のIPアドレス
4. DNSサーバ のIPアドレス
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Ususuke

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