2021-07-03に更新

【ネットワーク】Ethernetで使われるケーブルの種類と規格について(光、銅線)

ケーブルの種類

まず、ケーブルの種類について。
イーサネットで使われるケーブル(LANケーブル)には、銅線を用いたものと、光ファイバーを使ったものに分けられます。

銅線を用いたケーブル

銅線のケーブルは単純に、電気信号を送ることで通信しているのですが、
大きく分けて二種類ありまして...

STPケーブル(Shielded Twisted Pair)

UTPケーブル(Unshielded Twisted Pair)

というわけで、文字通り、シールドがあるかないかで分けられています。

STP UTP
シールド処理 シールド処理により外部のノイズを遮断 シールド処理をしない
メリット 通信の安定や通信速度の向上させる 安価で、アース処理が不要
使用場面 データセンターや、通信が集中する場所 一般的な家庭で使用

UTPケーブルの規格は、主に次の4つあります

10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
10GBASE-T

どれも最大伝送距離は100mです

光ファイバーを用いたケーブル

こちらはケーブルに光(レーザー)を用いることで通信を行なっています。
こちら、伝搬モードというのが二種類ありまして...

SMF(シングルモードファイバー)

単一の伝搬モードを提供するケーブルで、分散しにくく、長距離伝送に使われます

MMF(マルチモードファイバー)

複数の伝搬モードで、光を分散させるため短距離

最後に、主な光ファイバの規格をまとめておくと、

1000BASE-LX(SMF)
1000BASE-LX(MMF)
1000BASE-SX(MMF)
10GBASE-LR(SMF)

これらの場合、SMFは最大伝送距離が10kmに対し、MMFは550mほどしかありません。

ちなみに、どういうわけかSMFの方がトランシーバーが高価で、導入コストも高くなりますなります(汗

ケーブルのカテゴリー

ケーブルのカテゴリーは、cat6のように表記します。
数字が大きい方が、高速です。

cat5 cat5e cat6 cat6A cat7 cat8
速度 100Mbps 1Gbps 1Gbps 10Gbps 10Gbps 40Gbps
帯域 100MHz 100MHz 250MHz 500MHz 600MHz 2GHz

ちなcat7以上は、STPのみ対応

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skyms

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