まず、ケーブルの種類について。
イーサネットで使われるケーブル(LANケーブル)には、銅線を用いたものと、光ファイバーを使ったものに分けられます。
銅線のケーブルは単純に、電気信号を送ることで通信しているのですが、
大きく分けて二種類ありまして...
というわけで、文字通り、シールドがあるかないかで分けられています。
STP | UTP | |
---|---|---|
シールド処理 | シールド処理により外部のノイズを遮断 | シールド処理をしない |
メリット | 通信の安定や通信速度の向上させる | 安価で、アース処理が不要 |
使用場面 | データセンターや、通信が集中する場所 | 一般的な家庭で使用 |
UTPケーブルの規格は、主に次の4つあります
どれも最大伝送距離は100mです
こちらはケーブルに光(レーザー)を用いることで通信を行なっています。
こちら、伝搬モードというのが二種類ありまして...
単一の伝搬モードを提供するケーブルで、分散しにくく、長距離伝送に使われます
複数の伝搬モードで、光を分散させるため短距離
最後に、主な光ファイバの規格をまとめておくと、
これらの場合、SMFは最大伝送距離が10kmに対し、MMFは550mほどしかありません。
ちなみに、どういうわけかSMFの方がトランシーバーが高価で、導入コストも高くなりますなります(汗
ケーブルのカテゴリーは、cat6のように表記します。
数字が大きい方が、高速です。
cat5 | cat5e | cat6 | cat6A | cat7 | cat8 | |
---|---|---|---|---|---|---|
速度 | 100Mbps | 1Gbps | 1Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 40Gbps |
帯域 | 100MHz | 100MHz | 250MHz | 500MHz | 600MHz | 2GHz |
ちなcat7以上は、STPのみ対応
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