Flutterでページ遷移をする場合、pushを使う方法とpushNamedを使う方法があります。pushは直接ページ用のウィジェットを指定して呼び出す方法で、pushNamedは予め定義したページパスの文字列を指定して呼び出す方法です。
push
Navigator.of(context).push(
MaterialPageRoute(
builder: (context) {
return SomePage();
},
),
);
pushNamed
Navigator.of(context).pushNamed('/some/page');
どっちが良いのか僕もよくわかりませんが、僕はpushNamedを知ってからはそちらだけ使っています。後々気づいたのですが、namedパターンの場合にはどうもFirebase Analyticsでアクセスされたパスを自動的に記録してくれるようで、解析が楽になります。下記のような値として保存されています。
そのため独自にどのページに行ったかというイベントを送る必要がなくなります。ファネルの設定などもこれを使えば簡単です。
いくつか使いづらい点はあると思いますので下記のように解消はできます。
ページパスは単なる文字列のため、間違える可能性もあります。そのため定数にしておけば実行しなくても誤りに気づけます。
const topPagePath = '/';
const contactPagePath = '/contact';
final routes = {
topPagePath: (BuildContext context) => SplashPage(),
contactPagePath: (BuildContext context) => ContactPage(),
Navigator.of(context).pushNamed(contactPagePath);
pushNamedを使う時にargumentsとしてパラメータを渡すことが出来ますが、dynamicなのでここも間違える可能性があります。この場合は各ページにpushNamedをラップしたstaticメソッドを作成しておくと間違えることなく書くことが出来ます。
class ContactPageArguments {
ContactPageArguments({
required this.contactCategoryId,
required this.title,
});
final int contactCategoryId;
final String title;
}
class ContactPage extends StatelessWidget {
static Future push(BuildContext context, ContactPageArguments arguments) {
return Navigator.of(context).pushNamed(contactPagePath, arguments: arguments);
}
@override
Widget build(BuildContext context) {
final arguments = ModalRoute.of(context)?.settings.arguments as ContactPageArguments;
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