2020-03-06に更新

GAS & LINE messaging APIの学習便利帳

はじめに

ノンプログラマの僕がGAS(Google Apps Script)とLINE messaging APIを活用したツールを制作するにあたり、全くよくわからない状態から何となくそれらしいものが作れるようになるまでに学習した、主な教材とブログをまとめておきます。
これからGASを習得したい! LINE botを制作したい! という方の情報収集の参考にしてもらえたら嬉しいです。

(1)GASの習得のために

Udemy教材

ビジネスパーソンに贈る業務効率化大全 〜Google Apps Scriptによる業務の自動化〜 | Udemy

もはやGAS入門の決定版と言いたい。実際に業務効率化にすぐに活用できるスクリプトを書きながら、GASの基本から段階を追って体系的に習得できます。
とても解説がわかりやすいし、一通りの必要な操作(Googleカレンダー、Googleフォーム、Googleメール、LINEやSlackへの通知、スプレッドシート・ドキュメントの扱いなど)を実戦形式で学べます。
最後は駆け足ながらGASでのWebスクレイピングの講座もあるので、これを足がかりにもっと深く学びたくなりました。

ブログ

いつも隣にITのお仕事 | 毎日の業務が楽チンに!

書籍「詳解!GoogleAppsScript完全入門」の著者さま。こちらも基本から解説してくれていて文章がとてもわかりやすく、コードだけでなくプログラミング共通の基本の考え方に通じる学びがあります。
作業をしていると「GAS + やりたいこと」「Javascript + やりたいこと」で検索して解決することが多いのですが、その際によくヒットしてきます。
GASのPropaty Serciceで秘匿情報を隠すという考え方と実際のやり方はこちらで学びました。この初心者向けGASのシリーズで体系的にGASを学ぶことができるのも面白そうです。
ちなみに僕は次にこちらに連載されている「Gmailの添付ファイルをGoogleドライブに自動保存する」というツールの作成に挑戦してみようと思っています。

【初心者向けGAS】プロパティストアの概要とスクリプトプロパティの編集方法
Google Apps ScriptでGmailの添付ファイルをGoogleドライブに保存する

(2)GASでLINE messaging APIを操作するために

Udemy教材

はじめてのLINEBOTの作り方 秘書ボットを作ろう | Udemy

こちらはGASでLINE botを制作するプロセスを学べる講座。
コードの解説ももちろんありますが、それよりも初めてLINE botを作る際にサンプルコードを活用して「動くものを作って流れを体感する」という部分でとても勉強になりました。
基本の「おうむ返しボット」(ユーザーがLINEで投稿したメッセージをそのまま返答する)からスタートして、Googleカレンダーと連携して予定を追加したり毎日決まった時間に予定をLINEに通知してくれる「秘書ボット」を作成するという講座。作成したボットはそのまま自分でも活用しています。

僕はLINE bot制作にあたってこの講座を一番最初に学んだのですが、それによりLINE messaging APIの動きを体感することができました。
細かいコード部分はこの講座だけだと理解が難しいのですが、作りたいものを作っていく過程で改めてこのサンプルコード読み解いていくという作業を行いました。
GASのCache Serviceというものを利用してLINE botの処理を分岐する方法はこの講座で知ることができました。

ブログ

30歳からの「くら」のブログ

LINE messaging APIをGASのコードに落とし込むための書き方をだいぶ参考にしました。
特に「日時選択アクション」「クイックリプライ」「テンプレートメッセージ」などを使うためのシンプルなコードが紹介されているので、公式ドキュメントだけだとどうGASで書いたら良いかわからなかったものも実際にコードに落とし込むことができます。

HASEKATSU|note

GAS + LINE botに特化して数年にわたり独学を続けてきた血と涙と汗の結晶を感じます!
これまでに学んできた大量のコードを公開&販売しつつ、noteの記事では惜しみなく実際のコードと積み上げてきた情報を出して解説しています。フレームワーク的なものも自作していてやばい。これからも楽しみです。

今回何よりも僕が助かったのが、リッチメニューをLINE公式アカウントからではなくLINE messaging APIを使ってGASのスクリプトで実装するやり方です。これは他にほとんど情報がなく、大いに頼ることになりました。
またCoconaraでのサービス提供の実績もあり、実践的に色々試行錯誤している姿勢を僕も学んでトライしていきたいと思います。

Postmanでリッチメニューを設定する方法【LINE Messaging API×GAS】|HASEKATSU|note
GASでLINE Messaging APIのリッチメニューオブジェクトをGoogleスライドから作成する【実戦GoogleAppsScriptプログラミング講座~天空闘技場~】|HASEKATSU|note
GASでLINE Messaging APIのリッチメニュー画像を反映させる【実戦GoogleAppsScriptプログラミング講座~天空闘技場~】|HASEKATSU|note

おわりに

以上です。
入門(何も知らない段階)〜初級(基礎を理解する段階)〜中級(実際に制作する段階)に到るまで、これらの教材とブログ記事で学べばかなりいいところまで行けると思います。
自分がこれまで学ばせていただいた感謝の意も込めて。ありがとううう(そしてこれからもよろしくお願いします)

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Massa

北海道でアプリ制作に取り組んでるノンプログラマな農夫。仕事や日常生活で感じる小さな不便を解消すべく趣味と実益を兼ねて遊んでます ■Python・GAS + LINE bot

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