2021-05-06に更新

IPアドレス2

IPアドレス1

IPアドレスの構成

ネットワーク部とホスト部

IPアドレスはネットワーク部ホスト部に分かれる。
* ネットワーク部→どのネットワークか
* ホスト部→ネットワークの中のどれか


IMAGE
ネットワーク部→どの町のでどのマンションか
ホスト部→そのマンションの中の何号室か

ネットワーク部とホスト部の見分け方

IPv4におけるネットワーク部とホスト部の見分け方は3種類

  1. アドレスクラス(クラスフル)
  2. サブネットマスク(クラスフル/クラスレス)←(要調査)
  3. CIDR(Classless Inter-Domain Routing)表記(クラスレス)←(要調査)
    ※ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを含む表記とする

1.アドレスクラス

IPv4では元々アドレスクラスが設定され、アドレスクラスによって所有できるIPアドレス数が決まっている

IPアドレスは32ビットの2進数であるが、その2進数の先頭部分によってアドレスクラスは識別できる

クラス 先頭 ネットワークの範囲 10進数(2進数) IPアドレス数 ネットワーク部
A 0.0.0.0.0~127.255.255.255 (00000000.00000000.00000000.00000000~ 011111111.11111111.11111111.11111111) 16,777,216 8
B 10 128.0.0.0~191.255.255.255 (10000000.00000000.00000000.00000000~ 10111111.11111111.11111111.11111111) 65,536 16
C 110 192.0.0.0~223.255.255.255 (11000000.00000000.00000000.00000000~ 11011111.11111111.11111111.11111111) 256 24
D 1110 224.0.0.0~239.255.255.255 (11100000.00000000.00000000.00000000~ 11101111.11111111.11111111.11111111) マルチキャスト用
E 1111 240.0.0.0~255.255.255.255 (11110000.00000000.00000000.00000000~ 11111111.11111111.11111111.11111111) 研究、実験用

aber
ネットワークが広がるにつれ、段々とIPアドレスが枯渇...
アドレスクラスでは必要なIP アドレス数に対して所有するIPアドレス数の応用が利かない
zb)必要なIPアドレス数 68,920→クラスA 16,777,216(クラスA IPアドレス数)-68,920=16,708,296
⇒IPアドレスの無駄が数多く発生する!!

2.サブネットマスク

アドレスクラスだけでなく、使用されるようになったのが、サブネットマスク
アドレスクラスだけでは柔軟性に欠けるため、アドレスクラスをサブネット化することにより、より細かい単位でネットワークを構築することができる

サブネットマスクはネットワーク部は「」、 ホスト部は「」 で表す
サブネットマスク=ネットワーク部+サブネット部→ネットワーク部を拡張

ネットワーク部 ネットワーク部 サブネット部 ホスト部
11111111 11111111 11111111 00000000
255 255 255 0

zb)IPアドレス 172.16.1.1
サブネットマスク 2555,255,0.0
ネットワークの範囲 172.16.0.0~172.16.255.255

3.CIDR(Classless Inter-Domain Routing)表記

アドレスクラスに基づいた管理方法では、自由が利かないため、CIDRが作られた
CIDR=サブネット部を調整することで任意の大きさのネットワークを構築する
CIDRには、IPアドレスとサブネットマスクが必要

CIDR表記とは、サブネットマスク(どこがネットワーク部までか)を「IPアドレス/××」で表記する
「/××」はネットワーク部のビット数を表し、プレフィックスと呼ぶ

zb)IPアドレス 172.16.1.1
CIDR表記  172.16.1.1/16
サブネットマスク 2555,255,0.0
ネットワークの範囲 172.16.0.0~172.16.255.255

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