IPアドレスはネットワーク部とホスト部に分かれる。
* ネットワーク部→どのネットワークか
* ホスト部→ネットワークの中のどれか
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ネットワーク部→どの町のでどのマンションか
ホスト部→そのマンションの中の何号室か
IPv4におけるネットワーク部とホスト部の見分け方は3種類
IPv4では元々アドレスクラスが設定され、アドレスクラスによって所有できるIPアドレス数が決まっている
IPアドレスは32ビットの2進数であるが、その2進数の先頭部分によってアドレスクラスは識別できる
クラス | 先頭 | ネットワークの範囲 10進数(2進数) | IPアドレス数 | ネットワーク部 |
---|---|---|---|---|
A | 0 | 0.0.0.0.0~127.255.255.255 (00000000.00000000.00000000.00000000~ 011111111.11111111.11111111.11111111) | 16,777,216 | 8 |
B | 10 | 128.0.0.0~191.255.255.255 (10000000.00000000.00000000.00000000~ 10111111.11111111.11111111.11111111) | 65,536 | 16 |
C | 110 | 192.0.0.0~223.255.255.255 (11000000.00000000.00000000.00000000~ 11011111.11111111.11111111.11111111) | 256 | 24 |
D | 1110 | 224.0.0.0~239.255.255.255 (11100000.00000000.00000000.00000000~ 11101111.11111111.11111111.11111111) | マルチキャスト用 | |
E | 1111 | 240.0.0.0~255.255.255.255 (11110000.00000000.00000000.00000000~ 11111111.11111111.11111111.11111111) | 研究、実験用 |
aber
ネットワークが広がるにつれ、段々とIPアドレスが枯渇...
アドレスクラスでは必要なIP アドレス数に対して所有するIPアドレス数の応用が利かない
zb)必要なIPアドレス数 68,920→クラスA 16,777,216(クラスA IPアドレス数)-68,920=16,708,296
⇒IPアドレスの無駄が数多く発生する!!
アドレスクラスだけでなく、使用されるようになったのが、サブネットマスク
アドレスクラスだけでは柔軟性に欠けるため、アドレスクラスをサブネット化することにより、より細かい単位でネットワークを構築することができる
サブネットマスクはネットワーク部は「1」、 ホスト部は「0」 で表す
サブネットマスク=ネットワーク部+サブネット部→ネットワーク部を拡張
ネットワーク部 | ネットワーク部 | サブネット部 | ホスト部 |
---|---|---|---|
11111111 | 11111111 | 11111111 | 00000000 |
255 | 255 | 255 | 0 |
zb)IPアドレス 172.16.1.1
サブネットマスク 2555,255,0.0
ネットワークの範囲 172.16.0.0~172.16.255.255
アドレスクラスに基づいた管理方法では、自由が利かないため、CIDRが作られた
CIDR=サブネット部を調整することで任意の大きさのネットワークを構築する
CIDRには、IPアドレスとサブネットマスクが必要
CIDR表記とは、サブネットマスク(どこがネットワーク部までか)を「IPアドレス/××」で表記する
「/××」はネットワーク部のビット数を表し、プレフィックスと呼ぶ
zb)IPアドレス 172.16.1.1
CIDR表記 172.16.1.1/16
サブネットマスク 2555,255,0.0
ネットワークの範囲 172.16.0.0~172.16.255.255
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