・IPアドレスは「どのネットワークのどのコンピューターです」という住所のようなもの
・つまり「どのネットワーク」で「どのコンピューター」なのかという情報の二つで構成されている
・ネットワーク部 = ストリート名、ホスト部 = ハウスナンバーのイメージ
まずは以下のチャートと友達になる。
* an octet = a group of 8 binary digits
* binaryの1は「on」、0は「off」(コンピューターの電源ボタン)
* チャートはいつも一番大きい数字から使う
* 心にチャートと上3箇条を刻み込む
Ex. 1
Deciamalで言えば2と1の部分が「1」、つまり『ON』になっている。
よってdecimal 3
Ex. 2
IPアドレス:192. 168. 1. 5を二進数に変換する。
192 = 128 + 64 ▶︎ 11000000
168 = 128 + 32 + 8 ▶︎ 10101000
1 ▶︎ 00000001
5 = 4 + 1 ▶︎ 00000101
つまり、IPアドレスとは 4つのオクテットの集まり→ 32ビットの binary digits
Q. この意味するところとは?
A. How many binary digits are turned on in the subnet mask ?
[解説]
「/24」はサブネットマスクにおけるビットの数を示している。要は……
* 192 → 11111111
* 168 → 11111111
* 1 → 11111111
* 0 → 00000000
つまり、8*3 = 24、24ビットが「オン」になっているということを表している。
これを十進数に変換すると
255. 255. 255. 0
「なんだか見覚えがあるな……」と思いましたね?正解です。これがサブネットマスクです。
Q. じゃあ「マスク」って何?どうやってネットワークIDを見分けるの?
識別方法が分かったところで実際にIPアドレスからNetwork IDを割り出してみる。
Ex. 1 IP Address : 192. 168. 40. 55 のネットワークIDを求める。
Ex. 2 IP Address : 192.168. 45. 55 / Subnet Mask: 255. 255. 248.0 /21のネットワークIDを求める。
Ex.1と同様のプロセスで考えると「192.168」はネットワークIDの一部になり、考えるのは3つ目のoctetになる。
図より 32 + 8 = 40、よってネットワークID:192. 168. 40. 0 /21
maskがどのbitをネットワークIDで使うのか教えてくれる。
Q. Mask : 255. 255. 255. 192のCIDR notationは何になるのだろうか?
255(8) + 255(8) + 255(8) + 192(128 + 64)
つまり、8*3 + 2 = 26
≒ CIDR /26
Q. IP Address: 192. 168. 45. 55、Subnet Mask: 255. 255. 255. 192 /26のNetwork IDは?
A. Subnet Maskから「192. 168.45」はネットワークIDに含まれることがわかり、「55」の途中で境界が途切れることがわかる。
≒ Network ID : 192. 168. 45. 0 /26
ブロードキャストアドレスとはそのネットワーク内に所属する全てのホストに対して通信する際に使用されるアドレス。ホスト部のビットが全て1になる。
* 全部足すと63になる。32 + 16 + 8 + 4 + 2 + 1 = 63(いつもチャートの左隣の数字より1少なくなる)
* また、ここから usable IP address がいくつあるのかもわかる。
* broadcast address のために63から1引く(63 - 1 = 62)、つまり62のホストIPアドレスが使える。
* IPv4では1st Octet を見ると容易にクラスの識別ができる
* 例えばクラスAでは利用可能なホストIPアドレスの数が16,777,214もあるので「クソデカいネットワークなんだな〜」という感じ (言わば一つの町に家が16,777,214棟ある的な)
* しかし急速なインターネットの普及でIPv4だけではアドレスの数が足りないという事態が発生した
* そこで登場したのがIPv6
* IPv4の割り当てはもう残っていないが、クラスABCから一部を切り出して、プライベートIPアドレス、それ以外のアドレスをパブリックIPアドレスと呼ぶことにした
パブリックIPアドレス
* インターネットに接続する際に使用するため、重複しないユニークな番号でなければならない
* プロバイダーやサーバー事業者から貸し出される
プライベートIPアドレス
* 何度でも繰り返し自由に使える
* 自分自身のネットワーク内でのみ固有の番号であれば良い
* 普通、インターネットサービスプロバイダーと契約すると一つだけ (65,000や254などの固まり(!)ではなく) アドレスを与えられる
「0.0.0.0」は文脈によって用途が異なり、それぞれのシーンによってそれぞれの使い方をされている。以下で使い方の一部を列挙する。
デフォルトルートとは、ルータなどがパケットの転送先を決定する際に、経路表に記載のないアドレスを処理するための特殊なルート。「すべてのルート」を表す特殊なアドレスが指定され、転送先として隣接するルータなどが指定される。
・経路表に記載がない場合に転送先を決めるために用いられ、経路表にIPv4では0.0.0.0/0、IPv6では::/0として表されるIPアドレスを記載し、転送先に隣接ルータのIPアドレスなどを指定する
・このアドレスは「全てのIPアドレスに一致する」とみなされる特殊な表記で、経路表に該当しないアドレスは全て転送先に指定されたルートに転送される
・AWSにおけるデフォルトルートはこの記事で触れている
NextGenT "IPv4 Addressing Lesson 1-3". youtube
CertBros "IP Addresses Explained | Cisco CCNA 200-301". Youtube
Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。
また、「こんな記事が読みたいけど見つからない!」という方は是非記事投稿リクエストボードへ!
こじんまりと作業ログやメモ、進捗を書き残しておきたい方はボード機能をご利用ください。
ボードとは?
コメント