2020-04-20に更新

MacBook Airを買ったのでレビューを書いてみた2020

2020年3月に新しいMacBook Airが発売されました。僕は購入したため、せっかくですので買って使ってみたレビューを書いてみたいと思います。

買ったもののスペック

下記のスペックを選択しました。CPUとメモリはMAXにしています。

  • CPU…第10世代の1.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
  • メモリ…16GB
  • ストレージ…512GB SSD

買ってどうだったか

今のところ僕の利用する用途としては何一つ申し分なく使えています。おすすめです。

ただ、人や用途によっては変わってくると思いますので、どういうふうに良かったのかも色々と書いてみたいと思います。元々持っていたmacが古い機種のため、最近の機種との比較はありません。

そもそもなぜ買ったのか

僕はメインPCはWindowsや、時期によってはLinuxを使っていたりします。メインでmacを使うことはありません。macを使うのは、XcodeでiOSアプリの開発を行う時だけです。

もともと僕が持っていたのは5年くらい前に購入した、同じくMacBook Airです。Early 2015というタイプで、一番安いものを選んだためスペックとしては11インチディスプレイ、メモリ4GB、ディスク容量128GBというとにかく最低の貧弱スペックです。

最近たまたま仕事でも趣味でもiPhone向けアプリを開発する機会が増えたのですが、とにかく重く、普通に実機デバッグするためにビルドするだけでも数分かかったりします。Archiveするのもipaを作成するまでに20〜30分とかいつもかかっていました。さすがに待ってられないため、もう完全に放置して別のPCで他のことをしていました。

当然エミュレータも重く、使用するとほとんど存在しない容量が更に削られるため利用できません。最後の方は容量がいつも10GB以下になっていてカツカツで、Xcodeのアップデートも不可能でした。

画面サイズも非常に小さく、Storyboardを使っていたりすると正直使えるというレベルと言っていいのかも怪しい状態でした。

とにかく、使い続けるという選択肢は無いな、という状況で使い続けていたため、あとはいつ何に買い換えるかと見計らっているタイミングで登場したのが今回のMacBook Airでした。

悩んだこと

持っていたMacBook Airの影響で、今後Airを買うことは無いな、と思っていました。しかしMacBook Proとなると、スペックは十分ですがやはりちょっと高いです。メインで使うわけでもないためそこまでお金をかけるくらいなら他に使ったほうがいいかな……と思ったり、でも主な用途がビルドということでスペックを要求する作業のため、やはりMacBook Airじゃ心細いのかな……と思ったりを繰り返してひたすら悩んでいました。

あきらかに今回のAirが貧弱だったら悩むことはなかったのですが、もしかしたらこれでも行けるんじゃないかと思わせてくれたことが悩みのタネとなりました。

結局、あらゆる面でもともとのmacよりはスペックが高いですし、他の方の話を聞く限りわりとこれくらいのスペックでも十分なのではないかと思うようになりMacBook Airを購入することに決めました。

買ってどうだったかの詳細

重さと容量

Xcodeでのビルド時間はあきらかに速くなりました。だいぶストレスもなくなりました。何より思考停止でエミュレータを使えるのがありがたいです。Archiveもわりとすぐ終わるためちょっとしたアップデートも気軽にやろうと思えるようになった気がします。

というか、とにかく重かったため、並行していろんなアプリケーションを開くのも辛かったですし、ブラウザも使うのが億劫でどうしようもない状態でした。今はもう何も気にせずTwitterを見たり検索したりできるようになりました。

サブ機ですし容量は多分512GBも使い切ることはないでしょう。Xcodeをアップデートする前に、わざわざ必要なものまで削って準備する必要もなくなりました。

画面

ぶっちゃけ、最初はちょっと狭くてきついかな、と思いました。ただ、よくよく見るとディスプレイの環境設定で解像度をさらに上げることのできる設定がありました。

これを試してみたところ十分いい感じになりました。文字はちょっと小さいため年をとると厳しくなっていくかもしれませんが。

まあ、前述のスクリーンショットの通り、Xcodeであれこれ全部表示しっぱなしで画面分割は元々見やすいものではないみたいですね。分割画面はさほど変わりませんでしたが、ひとまず普通のコーディング画面はわりと安心感が出るようになりました。Rxを使っているプロジェクトがあり、インデントされまくりで折り返しまくりだったので見づらくてしかたがありませんでした。

USB

MacBook AirにはThunderbolt3のポートが2つしかありません。別途充電用の接続があるわけではなく、これで充電もまかないます(これは知りませんでした)。つまり、充電をしつつiPhoneの実機で開発を行っていると他に何も接続することが出来ません。なかなか厳しいです。

ということで僕は別途USB3とUSB Type-Cを2つずつ接続できるハブを買いました。4千円くらいのやつです。これならまあ十分です。というか僕はマウスかトラックボールをも使うので無いと無理ですね。

まとめ

ということで、サブ機だけど開発用にちょっとスペックも必要だけどどうしよう、と悩んで買った場合にMacBook Airを買って使ってみた所感でした。使い勝手としては十分ですし費用も抑えられたためとても良い買い物だったと思います。

同様の用途でこれ未満のスペックは個人的には考えられないため、一番安いパターンなどであれば購入する選択肢はなかったです。逆にこれ以上のスペックを求めていてメイン開発PCとして使いたいのであればMacBook Proの16インチか、次に出るPro 14インチ(という噂)を待つのが良いでしょう。

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だら@Crieit開発者

Crieitの開発者です。 Webエンジニアです(在宅)。大体10年ちょい。 記事でわかりにくいところがあればDMで質問していただくか、案件発注してください。 業務依頼、同業種の方からのコンタクトなどお気軽にご連絡ください。 業務経験有:PHP, MySQL, Laravel, React, Flutter, Vue.js, Node, RoR 趣味:Elixir, Phoenix, Nuxt, Express, GCP, AWS等色々 PHPフレームワークちいたんの作者

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