2019-09-03に投稿

海外で話題のOpen Startupって?

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海外のスタートアップや、個人開発の界隈で「オープンスタートアップ(Open Startup)」というムーブメントが起こり始めています。これは、各スタートアップが運営しているプロダクトの収益、ページビュー数、ユーザー数、あるいはサーバーの状況までも、すべからく誰もがアクセスできるように公開している状態を指します。

歴史的には、SNSマネージメントのBufferがやり始めて、ブログプラットフォームで有名なGhostやBarematricsが続き、最近だと、個人開発業界で最も影響力のある人物、Pieter LevelsがNomadListの全貌を晒したことでも話題になってきています。サービスに訪れれば、一目瞭然ですが、まるでWeb担当者かというくらいに全部見ることができます。

Open Startupするにあたって

サービスの全データを晒してしまうとなれば、やっぱり躊躇いはあります。Open Startupを個人のサービスに埋め込みたいと考えている方々向けに、Open Startupすることによって考えられるメリットと、デメリットをそれぞれ紹介していきたいと思います。

Open Startupのメリット

信頼を得る

データを全て公開することでユーザーから高い信頼を獲得できます。幾ら稼いでいるのか、どれくらいユーザー数がいるのか、こうした情報から信頼を得てサービスを活用し始めてくれる層も少なくありません。また、顧客にとって必要なデータではなかったとしても、「私たちはオープンです!」という印象を訪れてくるユーザーに与えることができます。

プロモーション

特に開発者をターゲットとしているサービスであれば、そのサービスにどれだけのアクセスがあるのかは気になりますし、参考になります。そういうデータが見たいという理由で訪れるケースも考えられます。まだ、日本ではOpen Startupというスタイルで展開しているサービスは多くありませんので、そういう動きをしているだけで注目を集められるようになるかもしれません。

Open Startupのデメリット

進捗がバレる

人間やっぱり上手くいっていると公開したいですけど、Open Startup方式を取ると、例え上手くいってなかったとしても報告しなくちゃいけませんし、データが露呈されます。それだけでなく、ユーザー数が少ないから使うのやめようと思われてしまう可能性もあります。
ただ、逆に公開しているからこそ、恥ずかしいデータ見せられない!と自分を追い込むキッカケにもなるかもしれませんね。

Open Startupの作り方

ブログで報告する

個人開発者の中には、運営しているプロダクトに関するブログを運営している人も少なくないと思います。毎週、毎月、決めた日にちにブログに、各データのスクリーンショットを貼り付けて報告するやり方です。リアルタイムではない分、更新が止まった時点でOpen Startupではなくなってしまいますが。

決めた日付でデータをまとめて報告することによって、定期的にサービスの調子を振り返る機会を得ることができます。現在、自分も運営している開発会議、個人開発のフリマ、BotcampにつきましてはPVと各レコードの推移を月次で報告するようにしています。

Twitterスレッドで報告する

個人開発者のアカウントを幾つかフォローしているのですが、Twitterにスレッドを立てて報告している方がいます。ツイートできる文字数が決まっているので、ブログのように細かい情報を書くことはできませんが、データのスクリーンショットを添付して、感想を添えたりするだけで完了するので気軽にすぐに始められます。
Twitterでフォローしている人たちがそのまま見てくれるので、拡散効果もブログでやるよりも強いかもしれません。

サービス内にページを設置する

本格的にやるのであれば、サービス内に一つページを設置してみるのが良さそうです!こだわってやろうとするならば、Google アナリティクスのAPIを使ってデータを取得したり、データベースの中身を装飾したりしなければなりません。しかし、Google データスタジオに登録しておけば指定したデータをエンベッドするだけで案外簡単にページを作成することができそうです!

開発会議に登録する

開発会議でもある意味での、Open Startupの環境を提供できていると思います。いずれは、Google アナリティクスと連携して定期的なデータ分析を取得できるような仕組みも設けたいと思っていますが、現在だと「どんなインフラでサービスを作っているか」、「どんなチームでサービスを作っているか」といった情報をここで公開することができます。

ちなみに海外の事例

海外では代表的なOpen Startupに下記のようなものたちがあります。

Nomad List

ghost

Buffer

Leave Me Alone

Gumroad

Baremetrics

Convert Kit

Open Startupムーブメントに参加することで、ユーザーに透明感のある印象を与え、一方で「ここをこうしたらいいんじゃない?」というアドバイスやフィードバックを受けられる可能性も膨らみます。あとは、開発者界隈でOpen Startupが広まると、純粋にお互いがサービスを進捗していく上での知見が溜まっていくんじゃないかなとも思ったります!


FREERIDER

フリーランスの個人開発者です!主に、Rails、React、Firebaseあたりが好きで使っています。

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