2020-10-04に投稿

Qrunchのタグとカテゴリの使い分けベストプラクティス

本記事は、 Qrunch からの移転記事です。

移転元: Qrunchのタグとカテゴリの使い分けベストプラクティス - 雑木林

TL; DR

タグはたくさん書こう。
カテゴリは少なく書こう。

はじめに

Qrunchで記事を書くときに、真っ先に出てくるタグをカテゴリ。

タグとカテゴリの表示画像

この2つの違いを正確に理解している人は、果たしてどれだけいるんでしょうか?
僕はわかりません!

ということで、Qrunchのタグとカテゴリの挙動から、どのように使い分けたらいいのか、そのベストプラクティスを探ります。

挙動調査

下記のような記事を作成し、タグとカテゴリの挙動を調べます。

タグとカテゴリの挙動調査用記事

事前知識

タグとカテゴリを知る前に、どうしても理解しておく必要があるものがあります。
それは、「Qrunch.net」と「Qrunchブログ」です(この2つの名称は、本記事独自のものです)。

「Qrunch.net」とは、いわゆるこの画面です。

Qrunch.netの画面

Qrunchの記事として書かれた様々な項目が、一覧として表示されています。

一方、「Qrunchブログ」というのは、上記画面の記事を書いている各ユーザーが主体のブログのことです。
これは、各ユーザーごとにフォーマットが異なります。

Qrunchブログの画面(MorichanのQrunchブログ)

Qrunchというサービスは、この「Qrunch.net」と「Qrunchブログ」の2つを併せ持つサービスのことです。
ということを前提に、話を進めていきます。

また、「Qrunchブログ」のフォーマットは、Editorialを利用しています。

タグ

記事にタグを付けると、「Qrunch.net」記事のタグとして表示されます。

「Qrunch.net」記事にタグとして表示されている画面

また、「Qrunchブログ」の側面に、既存の記事全てのタグを「よく使うタグ」という項目として一覧表示しています。
ちなみに、僕のQrunchブログでは消えてます。

さらに、「Qrunchブログ」における記事下部にも、同じタグが表示されています。

「Qrunchブログ」記事下部にタグとして表示されている画面

「Qrunch.net」のタグをクリックすると、同じタグを付けている別ユーザーの記事が一覧表示できます。
「Qrunchブログ」のタグをクリックすると、同じタグを付けている自身の記事が一覧表示できます。

つまりタグとは、「Qrunch.net」および「Qrunchブログ」両方に表示される分類子ということです。

カテゴリ

記事にカテゴリを付けると、「Qrunchブログ」における記事上部にカテゴリとして表示されます。

「Qrunchブログ」記事上部にカテゴリとして表示されている画面

また、「Qrunchブログ」の側面に、既存の記事全てのカテゴリを「カテゴリ」という項目として一覧表示しています。

しかし、「Qrunch.net」の記事の方には、何も表示されません。
「Qrunch.net」を色々見てみましたが、それらしい項目は見つかりませんでした。

「Qrunchブログ」のカテゴリをクリックすると、同じカテゴリを付けている自身の記事が一覧表示できます。

つまりカテゴリとは、「Qrunchブログ」にのみ表示される分類子ということです。

挙動調査まとめ

タグは「Qrunch.net」と「Qrunchブログ」の両方に影響を与えるのに対して、カテゴリは「Qrunchブログ」にのみ影響を与えるみたいです。

また、タグもカテゴリも分類子であり、タグは「Qrunch.net」における他ユーザーの記事も表示できるのに対し、カテゴリは「Qrunchブログ」の自身の記事のみ表示できるようです。

ベストプラクティス

次のような使い方を提案します。

タグの使い方

記事におけるタグは、その記事に関連していそうなキーワードをできるだけ書いておきましょう。

これにより、次のような効果が期待できます。

  • 「Qrunch.net」からのユーザー流入の向上
    • 他ユーザーの記事のタグと同じタグを指定できれば、関連記事としてユーザー流入を見込めます。
  • 「Qrunch.net」における他記事タグとの表記揺れの解消
    • 大文字小文字を区別する仕様があったり、英語表記カタカナ表記といった表記揺れを解消することで、同じタグの指定率の向上が見込めます。

しかし、次のようなデメリットも存在します。

  • 「Qrunchブログ」の関連記事が見つかりづらい
    • 自身の「Qrunchブログ」で関連記事を見つけたい場合、どのタグで検索すれば良いかわかりづらい
  • タグの管理が大変になりやすい
    • 全ての表記揺れに対応する場合、タグの表記揺れ対応項目を全て記録しなければ、タグから関連記事への遷移が困難になってしまいます。

上記デメリットを解消するのが、カテゴリの利用です。

カテゴリの利用

記事におけるカテゴリは、自身の「Qurnchブログ」における分類子として、自身が管理できる量だけ記載しましょう。

これにより、次のような効果が期待できます。

  • タグ乱立による「Qrunchブログ」関連記事検索性低下の防止
    • 自身の「Qrunchブログ」内では、タグ検索ではなくカテゴリ検索を使うことで、「Qrunchブログ」内の関連記事の検索性を維持できます。
  • タグ乱立によるタグ管理性低下の防止
    • 自身の「Qrunchブログ」内では、カテゴリ検索による関連記事への遷移を主軸とするため、タグ管理をする必要がなくなります。
    • カテゴリ管理はする必要がありますが、カテゴリの量は少なく(管理できる量だけ記載)するため、管理の負担は少なくなります。
  • 独自の分類子による「Qrunchブログ」内の検索性向上
    • 自身の「Qrunchブログ」でしか通用しない独自の分類子を、カテゴリとして指定することにより、「Qrunch.net」のタグとは無関係そうな分類子を独自に定義できます。
    • シリーズ物などに独自カテゴリを指定することで、「Qrunchブログ」の検索性の向上が見込めます。

カテゴリが「Qrunch.net」に影響を与えないことを逆手にとった活用法が考案できます。

おわりに

Qrunchにおけるタグとカテゴリは、影響範囲が異なります。
つまり、タグはQrunchサービス全体の分類子として、カテゴリは自身のブログ内の分類子として、それぞれ使い分けができそうです。

もちろん、タグの濫用は御法度ですよ。
他ユーザーの迷惑にならない程度に、全く無関係のタグは付けないようにしましょうね。

用法用量を守って、良いQrunch生活を送りましょう!

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Morichan

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