2021-01-05に更新

ざっくり理解:RAID

RAIDとは、サーバの物理ドライブを、RAIDコントローラという装置であたかも1つのディスクのように扱う技術。

なんで必要?

RAIDを使って、ディスクの耐障害性や処理速度を向上させられる

注意

RAIDはバックアップではない!

RAIDはデータを分散させたり、同じデータを複数のディスクに書き込むため、なんとなく安心してしまいそうだけど、バックアップは必ず別で取っておくこと!

RAIDの種類

  • RAID0・・・データを分散して処理するので高速化ができる。ただし、分散して書き込むので、物理ディスクが一部でも破損したら論理ドライブすべてのデータが消失する。
  • RAID1・・・同じデータを各物理ディスクに書き込むので冗長性を確保できる。まったく同じデータを複数台書き込むので(ミラーリング)、論理ドライブの容量は物理ディスクの半分。
  • RAID5・・・RAID0のように、データを物理ディスクに分散して書き込む。その際、パリティも追加して書き込む。1台の物理ディスクが故障しても、他のディスクのパリティ情報からデータの復元が可能となる。
  • RAID6・・・RAID5同様、データを分散して書き込む。パリティを二重で生成することでRAID5より耐障害性が上がる。
  • RAID10(1+0)・・・RAID0とRAID1を組み合わせたRAIDレベル。分散して書き込みんだデータを、複数のディスクにミラーリングする。高速化と耐障害性が確保できる。最低でも4台のディスクが必要となるためコストが高く、ディスク容量も物理ディスクの半分という点がデメリット。
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