2021-05-19に投稿

サーバハードウェア(RAID)ざっくりまとめ

RAIDとは

複数の物理ディスクをまるで一つのディスクとして扱い(←このことを論理ドライブという)耐障害性や処理速度を上げる技術
RAIDにはレベルがあり今現在で0から6の七種類。だが、メーカーによってはRAID0とRAID1を組み合わせたRAID10なんてものもあるので実際には七種類以上ある。
ここではRAID0、1、5、10をまとめておく。

RAID0(ストライピング)

一つのデータを複数のディスクに分割して格納して並列にアクセスする。(処理速度向上)

物理ディスクの数が多いほど処理速度が早くなる。

物理ディスクが故障したら論理ドライブの中身は消失する

RAID1(ミラーリング)

複数のディスクに同じデータを格納(信頼性向上)

論理ドライブの容量は物理ディスクの合計の半分になる

物理ディスクが一本壊れても論理ドライブのデータは消えない

RAID5

一つのデータを複数のディスクに分割してデータを書き込むと同時に、誤り検出符号(パリティ)も複数のディスクに分割して記録する。
書き込むデータが増えるのでやや遅い

論理ドライブの容量は全物理ディスク数-1本分の容量

論理ディスクが一本壊れてもパリティで復元できるので論理ドライブのデータは消失しない

RAID10(1+0)

RAID1の論理ドライブ同士をRAID0で構成してメリットを共有している

論理ドライブの容量は合計容量の半分になる

物理ディスクが一本壊れても論理ドライブのデータは消失しない。

四本だった場合条件次第では二本壊れても大丈夫といった可能性もある

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tobara

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