2020-12-09に更新

Struts 1.3 開発環境の構築手順(備忘録)

前書き

以前の職場でメモした環境構築を吐き出す - 2020/12/07
Windows7 64bit

導入ソフトは以下4つ
・Eclipse 4.8
・jdk / jre 1.8
・apache-tomcat 1.9
・Struts 1.3

①Eclipseの導入

Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグイン
http://mergedoc.osdn.jp/

上記サイトでeclipseをダウンロード
例:Eclipse 4.8 Photon 選択、Windows 64bit Standard Edition で Java のDownload を押下

ダウンロードしたファイルは適当なフォルダで解凍し、適当な位置に配置
例:「 C:\work\pleiades 」

Eclipseの起動は「 pleaides\eclipse\eclipse.exe 」
例:「 C:\work\pleiades\eclipse\eclipse.exe 」

②jdk / jre の導入

Oracle社 Java SE Development Kit 8 Downloads
https://www.oracle.com/java/technologies/javase/javase-jdk8-downloads.html
(現在はオラクルアカウントが必要、無料登録)

上記サイトでjdkをダウンロード
例:「 Java SE Development Kit 8u271 」の下
  「 jdk-8u271-windows-x64.exe 」を押下

適当にインストールし、環境変数を設定
例:インストール場所「 C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_271 」
          「 C:\Program Files\Java\jre1.8.0_271 」
  環境変数:「 JAVA_HOME 」
     値:「 C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_271 」
  環境変数:「 Path 」
     値:「 %JAVA_HOME%\bin; 」(既にあると思うので末尾に追記)

③apache-tomcatの導入

Apache Tomcat 9 - Download page
https://tomcat.apache.org/download-90.cgi

上記サイトでapache-tomcatをダウンロード
例:「 9.0.40 - Binary Distributions - Core 」の下にある「 64-bit Windows zip 」を押下

ダウンロードしたファイルを適当な場所で解凍し、適当な位置に配置
例:「 C:\work\apache-tomcat-9.0.40 」

配置した箇所に合わせて、環境変数を設定
例:ユーザー環境変数にて、変数を「CATALINA_HOME」値を「C:\work\apache-tomcat-9.0.40」
  システム環境変数にて、変数「Path」の値の末尾に「%CATALINA_HOME%\bin;」を追加

tomcatの起動は「 apache-tomcat-9.0.40\bin\startup.bat 」
tomcatの停止は「 apache-tomcat-9.0.40\bin\shutdown.bat 」

※「tomcat」はサーブレットコンテナと呼ばれるソフト。
 画面側(html/jsp)とプログラム(javaServlet)を仲介する役目(厳密には違うかと思いますが)

④Strutsの導入

Download a Release - Struts 1.3.10
http://struts.apache.org/download.cgi#struts1310

上記サイトでStruts1.3をダウンロード
例:サイト中段「 Prior releases」から「Struts 1.3.10 」の下にある、
 「 struts-1.3.10-all.zip 」を押下

ダウンロードしたファイルは適当な場所で解凍し、
「 struts-1.3.10-all\struts-1.3.10\apps 」配下の「 struts-examples-1.3.10.war 」をコピーし、
「③」で配置したディレクトリの「 apache-tomcat-9.0.40\webapps\ 」配下に配置
例:配置後「 C:\work\apache-tomcat-9.0.40\webapps\struts-examples-1.3.10.war 」

※「.war」ファイルは、zipのような圧縮ファイルの一つ。
 上記ディレクトリに配置し、tomcatを起動させると自動的に解凍しファイルが展開される

⑤Eclipseの設定 (JDKの設定)

Eclipseを起動
「ウインドウ > 設定」を押下
「Java > インストール済みのJRE」より「追加」ボタンを押下
「標準VM」を選択し「次へ」を押下
「ディレクトリー」ボタンを押下し、JDKのディレクトリを選択し、「完了」ボタンを押下
例:「 C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_271 」

⑥Serversプロジェクトの配置

「ファイル > その他 > サーバー > サーバー」を押下
Apache Tomcatのversionを選択し、「完了」ボタンを押下
例:「Tomcat v9.0 サーバー」

⑦Strutsプロジェクトの作成

「ファイル > その他 > Web > 動的Webプロジェクト」を押下
プロジェクト名を適当に入力し、
ターゲットランタイムでApache Tomcatのversionを選択し、「次へ」ボタンを押下
例:「 Apache Tomcat v9.0 」
何も変更せず「次へ」ボタンを押下
「 web.xmlデプロイメント記述子の生成 」にチェックを入れ、「完了」ボタンを押下

⑧ServletAPIの設定

「⑦」で作成したプロジェクトを右クリックし、プロパティを押下
「Javaのビルド・パス」から「ライブラリータブ」にて「外部JARの追加」ボタンを押下
「②」で配置したディレクトリの「 apache-tomcat-9.0.40\lib\servlet-api.jar 」を選択
その後「適用して閉じる」ボタンを押下

「⑦」で作成したプロジェクトを右クリックし、「新規 - その他 - Web - サーブレット」を押下
クラス名を適当に入力し、「完了」ボタンを押下

~~~~~ここまでで一通り、Struts開発環境構築は完了。以後は好きに作る

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shima

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