2021-02-25に更新

【ゲーム】Trialsシリーズについて

Trialsは、RedLynxによって開発された、基本的にアクセル・ブレーキ・前後の体重移動のみの操作で様々な地形を越えてゴールを目指すバイクゲームです。
自分の中にあるこのシリーズへの思いをまとめておこうと思い、書いてみることにしました。
大多数の意見ではない、個人の見解も含まれています。ご了承ください。

最初のあたりのTrials(2000年~2009年)

バージョンが細かくたくさんあり、何がなんだか把握していません。2Dで描画されたTrialsについてここでまとめて書きます。「Trials 2」もここに含みます。
ここらへんの詳しい歴史が書いてあるサイトがあればよいのですが、Trialsという単語でそれを探すのが難しいです。

一番有名なのは、Webブラウザ上のFlash、またはJavaアプレットで遊べたものだと思います。
ただそれも、ほとんどの人が「なんかWebブラウザで遊べたすごい難しいバイクのゲーム」程度の認識しかなく、そのゲームが「Trials」という名前であることは認識していないのではないでしょうか。

最後に確認できたバージョンは「Trials Legends」というWindows上にインストールして遊べる形態で、おそらく複数のバージョンのコースを統合して収録したもの(Trials 2は含まない?)で、公式サイトからダウンロードできました。(自分もこの時にダウンロードしたものを所持しています)
ただし、日本語Windowsにインストールしても起動しません。インストールしたい場合はTrialsLegends用のアカウントを別に作り、そのアカウントのOS言語設定を英語にして、英語言語パックをインストールすればTrialsLegendsが起動できるようになります。(今回の有益情報)
ちなみに、今は公式のダウンロードリンクは消滅していますので本当にLegendsになりました。

Trials 2 Second Edition(2008年)

現時点で簡単にプレイ可能な最古のTrialsです。Steamで配信しています。
Steamのページへ
「Second Edition」とついている由来は「Trials 2」のリメイクだと言われています。本当にそうなのかはTrials 2が遊べないので未確認です。
また、後のシリーズで続くラスボスコース「Inferno」はこのTrialsからはじまります。

Trials HD(2009年)

最初に広く認知されたTrialsだと思います。
現在Xbox360でのみ配信されています。「Trials Evolution Gold Edition」で同じコースを遊べるとの事ですが、DLCコースはこれでしか遊べないのではないでしょうか。
個人的にすばらしいと思うのは、各コースのロード時間が0という事です。最初のゲーム起動時に少しだけロードしたら、あとは全くロード時間がありません。
エディットしたコースはフレンド間でのみやりとり可能というところが残念でしたが、それを欠点とは思わないほど完成度が高いです。

Trials Evolution(2012年)

Trials 2 SE、Trials HDは背景が一貫して倉庫の中でした。(工夫して、外っぽい描写もありましたが)
本作でついに舞台は外になり、様々な風景の中を走ることができるようになりました。また基本が2D操作であることは変わりませんが、コースが「曲がる」ようにもなりました。
エディットされたコースは共通のサーバーにアップロードされ、好きなコースをダウンロードできるように。またエディットの自由度もすさまじく、バイクから離れたFPSやSTGを作る事も可能になっていました。DLC素材のコースを遊ぼうとするとワールドの切替でロードが発生する以外はマジで弱点らしい弱点が見当たらないです。

Trials Fusion(2014年)

最初に書きますが、自分はFusionが一番好きではないです。
未来的なデザインはかっこよくないし、ねじ込まれたストーリーは匂わせるだけで深みはないです。Fusionの操作感覚だけ他のシリーズと毛色が違います。
HDからの流れでXbox360版を購入しましたが、Xbox360は画面上にセリフが出るたびに激しい処理落ちが発生していましたし、最後のDLCの配信は360版のみありませんでした。

Trials Go(2014年)

スマホで出ました。Fusionの文明が崩壊した後の西部劇みたいな世界が舞台になっています。
自分は大昔にiPodTouchで遊びました。延々とゆるい難易度のコースを走って素材集めをさせられていました。プレイしていた最後のあたりで、高難易度コースが有料で出て、それを買って遊んだ時が一番おもしろかったです。その後、iPodTouchではスペック的に限界が来てまともに遊べなくなり、終わりました。

Trials of the Blood Dragon(2016年)

Dance Dance Revolutionで例えるとTRUE KiSS DESTiNATiONです。
純粋なバイクコースは難易度がそれほどでもなく、バイクから離れた微妙なアクション面も多く、悪い夢でもみているかのようなTrialsでした。
背景パーツは結構いいのに、コースエディットが無いのが残念だなぁ・・と思っていましたが、RisingでこのTrialsのパーツが使えるので成仏しました。

Urban Trialシリーズ(2013年~)

Tate Multimediaという、RedLynxじゃないところによって開発されたTrialsみたいなゲームです。
自分が遊んだのは3DSで出た2作品ほどです。3DSでTrialsを遊んでいる気分になりたいと思い購入しました。
バイクを操って地形を越えていく感は本家より薄いです。

難易度は最後までそれほどでもなく、差別化を図ろうとしている箇所が全てスベっています。
一時期は本家を超えるグラフィックだったような気がします。

TOY STUNT BIKEシリーズ(2015年~)

Wobbly Toothという、RedLynxじゃないところによって開発されたTrialsみたいなゲームです。
自分が購入したのは3DS版です。この頃はFusionとかGoとかばかりでTrials分に飢えていました。Switch版は体験版のみ遊びました。
バイクを操って地形を越えていく感は本家より薄いです。が「これはこういうゲームなんだよ!」感はUrbanよりは強く、こちらとしても割り切って遊べました。

このままではUrbanと同じ文章になってしまうので、一つネタを
Switch版のタイトル画面にはどこかで見たようなサルがバイクに乗っていますが、3DS版タイトル画面は誰も乗っていないバイクが横たわっています。

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Trials Rising(2019年)

自分はずっとこれを待っていました。
時代は現代に戻り、Evolution以降しばらく失われていたTrialsが戻ってきた気がしました。これでいいんだよこれで

とは自信持って言い切れないのが残念です。
・シリーズ中一番ロード時間がある
・レベル上げがだるい
・世界地図コース選択が選びにくい以外の感想がない
・バグが多い
・あんまり売れてない

以上のようにこの先のTrialsシリーズに暗雲立ち込める欠点はありますが、
この最新作に収録された「Trials大学」のおかげで、おそらくシリーズの中で一番スキルアップできるTrialsになりました。自分はこれで晴れてNinjaになり、試しに過去のTrialsにリベンジしたらゴールドメダルや新記録を量産できました。(操作感覚が違うFusion以外)

ちなみに家庭用はSwitch/PS4/XBOXONEがありますが、Switchは容量やスペックの都合で背景描写が一部削られているのと、音声を抜いた動画が30秒しか撮れません。(オープンベータでSwitchとPS4を比較)
Switchなら携帯モードでTrialsを遊べるという魅力もあり、最後まで悩みましたがFusionの時の旧機種切り捨てを経験していたため、UBIが信用できず、PS4を選びました。

おわり

Risingまで辿ってみました。自分の一方的で勝手な思いですが、次回作があるとすれば、外部からの余計な思惑を除いた、RedLynxが本当にやりたいことのみを詰め込んだTrialsが見たいと思っています。

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