VSCodeのStable版でRemote Developmentのプレビュー版が使えるようになったので先日Node.jsで試してみましたが、PHPのXdebugによるデバッグも試してみました。
Remote Developmentの拡張機能のインストールは下記の記事と同じです。
VSCodeのRemote DevelopmentでDocker内のNodeでデバッグしてみた
PHPにもサンプルのプロジェクトがありますので、そちらをcloneしてきます。
git clone https://github.com/microsoft/vscode-remote-try-php.git
cloneしてきたフォルダを開いたら、下記のボタンをクリックしてRemote-Containers: Open Folder in Container...
を選択します。フォルダを指定するとDockerイメージがビルドされ、コンテナの中でVSCodeが開き直され準備完了です。
基本的な準備はできたのでデバッグしてみます。下記のように、適当な箇所にブレークポイントを設置します。
デバッグをスタートするためF5を押すか、下記のようにデバッグメニューの実行ボタンをクリックします。
問題なければ下記のように停止し、変数の中身を見ることができます。
上記の方法だと、コマンドラインでの実行としてのデバッグになりますので、ブラウザでアクセスしてもブレークポイントで停止できません。そのため、サーバーとしての動作でも止められるように.vscode/launch.json
のconfigurationsに下記のような設定を追加します。
{
"name": "Listen for XDebug",
"type": "php",
"request": "launch",
"port": 9000
},
次にデバッグメニューでその設定を選択して起動します。するとXdebugのListenがスタートします。
次に、プログラムをサーバー起動させます。これでブラウザからアクセスできるようになります。
php -S localhost:8000
これでhttp://localhost:8000
にブラウザアクセスすると先程の同様にブレークポイントで止まります。
通常の開発にはあまり使わないかもしれませんが、フレームワークの中の処理を追いたいとか、APIやテストの開発時には便利そうですね。また他の言語も試してみたいと思います。
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