今回は、Visual Studio 2017でインストーラを作成してみます。
インストーラーを作成するのは、前回までのプロジェクトになります。
【WPF】DataGridの内容をSaveFileDialogを使ってCSVファイルに出力する
Visual Studio 2017 では、デフォルトでインストーラプロジェクトのテンプレートが表示されないため、
別途ダウンロードとインストールが必要となります。
次のページからダウンロードします。
ダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードした exe ファイルを実行します。
インストーラが起動されます。
製品選択画面が表示されるので、「インストール」ボタンをクリックします。
関係するソフトウェアを起動している場合は、
タスクが終了されるまでインストールが進みません。
しばしお待ちを。
インストール中。しばしおまちを。
インストール完了画面が表示されたら完了です。
「閉じる」ボタンをクリックします。
無事にインストーラプロジェクトテンプレートが表示されました。
ソリューションエクスプローラからプロジェクトの追加を選択し、
先ほどのインストーラプロジェクトテンプレートから
「セットアッププロジェクト」を作成します。
インストーラを作成するための設定などをしていきます。
プロジェクトの出力
Application Folder を右クリックして「Add」>「プロジェクトの出力」を選択します。
「プライマリ出力」を選択、構成を「Release Any CPU」にして
「OK」ボタンをクリックします。
SQLiteデータベースファイルの追加
同じく「Application Folder」>「Add」>「ファイル」を選択します。
リリースディレクトリにある「SampleDB.sqlite」を選択、「開く」ボタンをクリックします。
SQLite用DLLの追加
32bit、64bit のどちらでも動作させるために、
SQLite.Interop.dll を追加します。
先ほどまでと同様に「Application Folder」に「x86」、「x64」フォルダを追加し、
それぞれの DLL を追加します。
プログラムメニューの作成
「Users Programu Menu」>「Add」>「Folder」を選択してフォルダを作成します。
フォルダ名を、アプリケーションの名前などに変更します。
アプリケーションのショートカットを作成する
「Application Folder」に表示されている「プライマリ出力」を右クリック
「Create Shortcut to プライマリ出力...」を選択します。
作成したショートカットの名前を変更します。
作成したショートカットを「Users Programs Menu」に移動します。
プロダクト名の変更
インストーラ時に表示されるプロダクト名を、アプリケーションの名前に変更します。
ひとまず設定はここまでで完了です。
ソリューションエクスプローラからセットアッププロジェクトを右クリックしリビルドします。
無事にビルドが完了すると、出力フォルダーにインストーラが出力されます。
作成したインストーラを実行します。
セットアップウィザードが起動されるので「次へ」ボタンをクリックします。
インストール先を指定して「次へ」ボタンをクリックします。
インストールの確認画面が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。
インストール完了画面が表示されるので「閉じる」ボタンをクリックします。
スタートメニューにアプリケーションが追加されるので、そこから起動してみます。
無事に起動されました。
今回はここまでです。
ではでは。
Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。
また、「こんな記事が読みたいけど見つからない!」という方は是非記事投稿リクエストボードへ!
こじんまりと作業ログやメモ、進捗を書き残しておきたい方はボード機能をご利用ください。
ボードとは?
コメント