この記事には、目新しい技術は書かれていません。既成のアプリケーションの使い方のひとつが紹介されているだけです。
旅先でクラウド上のWindowsサーバにRDP接続したいな、という機会は、僕にはたくさんあります。PCを使える状況であればPCを使えば良いのですが、例えば電車の中などでPCを使えない、あるいはPCは使えるけどそれも面倒という場面も僕にはたくさんあります。
こんなときのために、僕にはセルフォンがあるのです。
外部から目的のWindowsサーバにRDPで接続するには、間にSSHが配置され、このSSHがポートフォワードしてくれる、というのが前提です。当然ながら、SSH接続には鍵が必要というのも前提です。
つまり、何の変哲もない一般的な構成です。
こういった場面で僕を助けてくれるAndroidアプリは以下の2つです。どちらか1つというわけではなく、2つがタックで助けてくれます。
これらはよく配慮された機能をもち、かつ余分な機能を持たないという、セルフォンのアプリケーションとして優れた特徴を持ったアプリケーションです。
ConnectBotの設定を事前に行っておくべきです。
以下はConnectBotの設定です。
"Manage Pubkeys"を使って、サーバへのSSH接続を行うための鍵を登録します。
鍵を登録した状態です。
"Hosts"にSSHサーバを登録し接続します。鍵はここで使用します。SSHサーバへの登録と接続については、この記事では解説しません。難しくはないでしょう。
SSHでSSHサーバに接続したら、メニューから[Port Forward]を選択します。
WindowsサーバのRDPへのポート・フォワードを設定します。
僕は、マイクロソフト社純正のアプリケーションを使用しています。
ConnectBotによるSSH(= ポートフォワード)セッションを活かした状態で、RDPに接続します。
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