2019-06-17に更新

作って終わらない!スケールしないことをしよう!

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はじめに

プロダクトを作るのって楽しいですよね。で、いよいよリリースってなるとワクワクします!でも、リリースして1,2人がサインアップして使われない、みたいな状態になると、本当ショックでそのまま放置・・・。このサイクルを何巡もしちゃってませんか?そうならないためにも、確かに最初のアイデアはすごく大事なんですけど、出してすぐに使われなかったからといって、それがダメなアイデアであるとは限らないです。

今や知らない人がいない民泊サービスのパイオニアAirbnbも、最初の一年は泣かず飛ばずで、クレジットカードで資金調達をしていたというエピソードもあるほどです。(笑)リリースしてまずやらなければいけないことって何でしょうか?それを考えないまま、リリースすると結局、「ダメだった。。」と気落ちしてしまうわけですね。

リリースしてから(もしくは、リリース前でもOK)、僕たちがやることはズバリ「スケールしないこと」が良いとされています。Y Combinatorという、AirbnbやStripe、Dropboxを輩出したアクセラレーターでは、この「スケールしないことをしよう」を第一のアドバイスとして起業家に伝えています。

スケールしないことというのは、その言葉の通り、ユーザーが爆伸びするようなことを狙ってやるのではなく、その行為をしたことでユーザーが一気に増えることはないけど、プロダクトそのものを改善する一助になることを指してます。

ユーザーヒアリングとかそうじゃないですかね。使っているユーザーに、なぜ使っているのか、どうすればお金を払ってくれるのかを聞くみたいな。ユーザーヒアリングについては、また次回とかに詳しく書こうかなと思っています!

で、スケールしないことってどんなこと?って思いますよね。こういうのは具体例をいっぱい見た方が参考になると思うので、いくつかスケールしないことの事例を紹介していこうかなと思います!

スケールしないことの事例

Stripe

一番有名な事例から紹介します。Stripeといえば、決済のAPIを提供しているスタートアップですね。パトリックコリソンと、ジョンコリソンの双子が作ったんですけど、YCに伝わる有名な諺に「コリソンインストレーション」があります。これは、コリソンが実際に会って誰かにStripeの紹介をした時に、相手が「良いサービスだね、使ってみるよ!」と答えると、「ありがとうございます。では、パソコンを貸してください。」と言って、その場でパソコンにStripeをインストールしたやり方です。

普通だったら、「ありがとうございます。じゃあリンク送っておきますね。」ですよね。その場でインストールしてもらうという一見強引だけど、確実にユーザーに使ってもらえる方法をやっていたわけです。

Airbnb

Airbnbは典型的な「スケールしないこと」をして這い上がったスタートアップの一つです。リリースして当初、創業者たち自らがホストをしてる家に宿泊しに行き、写真を撮影して回っていったのです。一軒、一軒訪れて。YCではプログラムが行われている時に、週一で会食があったそうですが、いつも彼らはスーツケースをガラガラ引いて会合に参加していたそうです。また、ブライアンチェスキーはいつもヘッドセットを着用して自らがカスタマーサポートを担当していたそうです。素晴らしい。

Pinterest

お気に入りの画像やアイデアをピンで保存しておけるサービス、Pinterest。彼らが最初にしたことは、デザイナーたちの会合に出かけて自分たちのサービスを広めることでした。また、自らが運営で写真のミートアップを開くなど、Webのサービスだけど、現実世界でユーザーを増やしていきました。特に好きなエピソードが、ベンシルバーマンが毎日Appleストアに赴いて、怒られるまで、置いてあるPCのスタート画面をPinterestに変え続けたことですw

Meraki

Merakiはルーターの会社で、やがてCiscoに買収されました。彼らはルーターをいきなり外注で依頼することなく、最初は自分たちの手づくりでルーターを作って売っていました。また、これに続いてスマートウォッチのPebbleも最初の100台を自分たちで作って売っていたそうです。ハードウェアってビジネスにするの大変そうですが、最初は自分たちで作って売ればコストは抑えてスタートできそうですね!

Tinder

ホットオアノットで、男女の出会いを実現してくれるTinderは、最初大学のサークル一つ一つずつ営業をかけて、アプリをダウンロードしてくれるように促進したそうです。使ってくれそうなユーザーに対して直談判して進んでいくやり方ですね。

Wufoo

このエピソードがすごく好きです。Wufooは、Googleフォームのようなフォームを簡単に作成できるツールを作っていました。(Survey Monkeyが買収)彼らは最初に使ってくれたユーザーに対して一人一人手書きの感謝状を書いて送っていたのです。結構、USのサービスはこういうやり方をする企業が増えてますが、その先駆けがWufooでした!

スケールすることもしよう

スケールしないことをすることは、すごく大事ですが、同時並行もしくは、遅れてスケールをすることも仕込んでいくのが良いかなと思います。いわゆる、グロースハックというやつですね。多くのハックは、技術を伴うので、開発者には有利な戦法かなと!

Dropbox

リファラルキャンペーンを大々的にやり始めた、最初の会社です。今や当たり前になったリファラルキャンペーン(友達を紹介するとクーポンがもらえる、無料になるみたいな)。Dropboxはこのやり方で、15ヶ月で400万人のユーザーを獲得しました。

Airbnb

Airbnbは、民泊の物件を投稿する際にクラシファイドサイトのCraiglistにも同時投稿する機能を加えました。Craiglisthは、Airbnbが誕生するずっと前から存在する何でも屋のようなサイトで、実際にAirbnbと似たような掲示板(ホームスワッピング)のようなのがありました。後からこれがバレて、Craiglistにバンされたそうですが、工夫を凝らしたやり方ですよね!

Pinterest

「Pin it Forward」キャンペーンを実施して、ユーザーを増やすことに成功しました。ピンタレストは、著名なブロガーとパートナーを組み、ブロガーコミュニティの中でピンタレストを紹介するような運動を扇動しました。

さいごに

サービスの育て方を知らない僕たちは作って終わりになりがちです、運が良ければバズって終わり。でも、僕たちがやれることってまだまだ残されているっていうのが、こうした事例を見ている勇気が湧いてきませんか?今や世界中のユーザーに使われているあんな企業や、こんな企業も最初はこんなにも地道に頑張ってたわけです。

そして、マーケットハックはそれはそれで面白そうだし。熱中しているあいだに、新しいツールとかも思いつきそうですよね!そんなわけで、こういうマーケティング事例とか、アイデアをお互いに密にシェアできるオンラインサロンをやってくので、よろしくお願いします!(さりげなく宣伝するのムズイ!)

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フリーランスの個人開発者です!主に、Rails、React、Firebaseあたりが好きで使っています。

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