2019-10-02に投稿

日記から感情の分析と管理ができるサービス「エモーションダイアリー」をリリースしました

この度「エモーションダイアリー」という新しいサービスを作りました。

感情トラッキング日記サービス|エモーションダイアリー

「エモーションダイアリー」は、感情トラッキング日記サービスです。日記を通じて自分の感情分析とメンタル状態を把握することができます。

今回はこのブログで、エモーションダイアリーの機能と作った経緯などをお伝えしたいと思います。

エモーションダイアリーとは 

エモーションダイアリーは、日記を通じて自分の感情の把握(トラッキング)のお手伝いをするサービスです。

ユーザーは日記の執筆と自分の感情を自己採点をします。

エモーションダイアリーでは、自己採点に加えて機械による感情分析を行います。

主観的な自己採点と客観的な感情分析の2つの側面から自分の感情を把握することができます。

日々の体調管理と同じように感情管理を組み入れてほしい

私たちは昔に比べて急激に忙しくなりました。

これは、インターネットの普及による情報ビックバンの影響です。

米IT大手シスコ(Cisco)によれば、世界のデータ流通量(IPトラフィック)は、1984年の毎月17ギガバイトから、2017年には1217億ギガバイト(=122エクサバイト、DVD304億枚相当)にまで増加した。2021年には、2017年の2.3倍の278エクサバイトまで増加すると予測されている(図1参照)。
急増する世界の「データ」流通量 | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ

恐るべきはビックデータの時代はこれからであり、情報量は年間で平均66%増加しています。

イメージしやすくいうと、現在の私たちが1日に処理しなくてはいけない情報は、江戸時代の1年分に相当するそうです。

たかだか数百年で人間が向かい合わないといけない情報が増えすぎました。
昔と比べて、私たちは常に情報に対して怒ったり、悲しんだり、心配したり、影響を受けて、結果として感情の起伏が激しくなっています。

しかし、これだけ世界が変容し、膨大な情報を処理する必要が出たのに、その情報を直接受ける脳や自分の感情に対してしっかりプロテクトや対策をしている人は少ないのではないでしょうか。

数年前からSNS疲れという言葉が登場しました。

人間関係のオンとオフがなくなり、多くの人が休むことのない社会との繋がりに疲れてきています。あなたの周りにも、メールやラインの未読が積み上がっている人がいるはずです。

そろそろ私たちは感情やメンタルのコントロールの訓練が必要になってきたのだと思います。日々の体調管理と同じように、日々の感情管理も私たちは適切に行う必要があるのです。

そこで、日々のルーティーンに加えることができる日記を利用して、一緒に感情管理ができるサービスを作ろうと思いました。それがエモーションダイアリーです。

作ったきっかけは100%自分が欲しかったから

色々な世界的な背景を書きましたが、実はこのサービスを作ったきっかけは、文章を通じて自分の感情を主観と客観の2つの側面から把握するウェブサービスを自分がシンプルに欲しかったからです。

私は本来ストレスにそこまで強いタイプの人間ではなく、昔やっていた剣道の試合では緊張で試合後も肩こりと頭痛に悩まされたり、ストレス耐性が強くありませんでした。

だから逆にストレスには敏感だったのですが、社会人になった時に学生時代とは比べ物にならないくらい自分にプレッシャーとストレスがかかっていることに気づきました。

それで、このままではうつ病など精神的に崩壊するだろうと思って、真剣に自分の感情やストレスをコントロールする方法を探そうと決めたのです。

今も趣味で続けている銭湯とサウナ通いもその時に見つけたストレス発散の方法の一つです。

この中で「Todoリストを作る」と「日記を書く」という、言葉や文章を書くことでやることや感情を整理する作業がすごく自分に合っていることがわかりました。

Todoリストとは、当日や翌日のやるべきことをメモに書き出すという作業ですが、これを行うだけでやるべきことを頭の外に置いておけるのでその分心の負担が楽になります。

また、日記では「自分の感じている今の感情の理由や、ストレスに感じていることの何に問題を感じるのか」のような普通の日記というよりは禅問答的な感じで書いていました。

このように日記をかくと、自分が何にストレスを感じているのかを把握することができ「なんとなく嫌な感情」の原因を突き止めることができました。

この書き方は「モーニングページ」や「感情日記」というやり方に近いことを後々知ったのですが、頭の中で膨れ上がった不安やストレスや感情にコントロールに効果的でした。

 (モーニングページについては記事も書いています。モーニングページを始めよう【効果とおすすめの方法|体験談】

 自分の感情を把握することができれば、その感情に対して冷静な対処をすることができます。

例えば、ツイッターやブログでも心にもないヤジのようなコメントが時々飛んできたりしますが、これに関してもなぜ自分が傷ついたのか?や、なぜ怒ったのかを客観的に捉えることができると、かなり精神が落ち着いた状態になります。

つまり、自分の感情を客観的に把握することが出来れば、かなりストレスやメンタルはコントロールできるのです。

ただし、自分だけでは、本当に自分が落ち込んでいる時や調子に乗っている時には自分の感情や精神状態を正しく把握できません。本来なら海外のようにカウンセリングが出来れば良いのでしょうが、そんな環境は日本にはありません。

だから、機械を使って、言葉そのものからポジティブ度やネガティブ度を純粋に測定したり単語から感情の分類を行ってくれるツールがあれば良いなと思いました。

そして日記から自分の感情を追跡と管理ができる、「感情トラッキング日記サービス」を作ろうと考えました。

従来の感情管理アプリの違い

従来の感情アプリは、自分でその日の感情を自己採点をするだけです。

毎日のセルフチェックとして行う感情管理にはこれで十分でしょうがこれでは主観的な感情の判断だけなので、もし自分が気づかないうちにメンタルが弱ってきたり変調をきたしても把握することができません。

そこで、エモーションダイアリーでは、機械による客観的な感情の把握ができるようにしました。

エモーションダイアリーでは、Googleが提供する感情分析で文章全体のポジティブ度の測定を行います。

加えて、Googleとは別に、自然言語処理と感情辞典を使った感情の分類を行います。

もちろん機械での処理ですから正確な分析ができないこともあります。

ただ、自分がいつも通りのポジティブな自己採点をしているのに、機械でのポジティブ度が普段より異様に低かったり、感情の分類が自分が思っている以上にネガティブな感情が多かったなら、自分が気づかない間にマイナス思考に陥っており、マイナスの言葉を使っていることがわかります。

この変化は、継続的に日記を書いていれば気づくことができます。
実際、テストユーザーからフィードバックをもらった結果、各人によって平均的に出やすい感情スコアや感情の分類があるようです。この平均を知っておけば自分の現在の感情の把握がしやすくなります。

また、日記を介して自分の気持ちに向き合う時間を確保すること自体がメンタル管理に役立ちます。

初月は無料なのでまずはお試し

エモーションダイアリーは、継続しないと効果が実感できないサービスです。また、このサービスに価値を感じるかどうかは人によってかなり差があると思います。

そのため料金は月額500円ですが、多くの人に試してもらい、価値を感じたら継続して使ってもらいたいので1ヶ月は無料にしています(無料期間はクレジットカード登録も必要ありません)

ぜひ使っていただいて効果が実感できたら嬉しいので、お試しで使ってみてください!あと不具合あったら教えて欲しいです。よろしくお願いします!

Originally published at www.katonobo.com

かとのぼ

webサービス開発者/IT/バックパッカー/ 運営サービス→Ameneko Diary(あめねこダイアリー)/あめねこサンプルコード集

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