このポエムは、Crieitのアドベントカレンダーの、13日目の記事です。
はい、いつもどおり就業時間中に吟遊詩人やってます。
まんじゅ(´ん`)と申します。
ただの27歳派遣プログラマ(劣化知的生命体)です。
しいていえば、シーシャ(水タバコ)が好きです。
早速ですが本題。
私は思い出話が好きなので、思い出話から話を始めようと思います。
どうせポエムだし。
M田という同僚が居ました。
彼は常に熟考し、論理を煮詰め、正論を唱えます。
そういう、私から見れば強く、仕事もできるやつです。
ですが、私とリーダーが(彼いわく)頓珍漢な会話で話を完結させており、
全く何も考えていないと見受けられたらしく、彼は常に正論をリーダーにぶつけ続けました。
そしてリーダーは屁理屈ばかり返して、その屁理屈の実証を我々に要求していました。
そんなことが6ヶ月続き、ついに誰も言うことを聞いてくれないと諦めた彼は、会社を退職しました。
その後、頭の悪い僕が調査すると、あっさり屁理屈の実証ができてしまったので、プロジェクトは継続されています。
そんな事を、たまたま電話をかけてきた親父と話したら、
「それはなんか、M田は受けた指示を遂行しているだけでよかったんじゃねえの? それより聞いてくれ、うちで雇っているベトナム人は、言う通りに作業しないから、俺がちょっとヤキを入れたら『国に帰る』とか言い出すんだから、本当どうかしてるよ」
とのこと。
自分はとあるプログラミングクラブのメンターをやっています。
自分は人間ができていないため、 駄メンター と大人には紹介しています。
そんな私に変な興味を持ったO崎という人間が、近づいてきました。
曰く、
「君は残酷な教育を受けてきた。社会は間違っているし家族も間違っている。僕がそれを正す」
と行ってきました。
そんな彼は、
だのなんだの僕にべらべらと、疲れている僕の事も気遣いなく話し、まくしたて、僕を疲弊させます。
疲弊した僕は、
「ああ、面倒くせえ。かといってこいつの機嫌を損ねるのも無茶苦茶面倒くせえ。有り難い話は聞いてやらないとなあ……」
と思って12時間場所を変えてひたすら洗脳されておりましたし、今もほぼそんな状態です。
誰も彼もそうなるに当たっての背景があり、そういう人間になったわけで、その背景を汲み取らずに、
「あれは使えん。それは卑怯。これは間違っている」
というのは、なんだかなあ、と。
頑なに否定するか、と。
「思想は多様であるべき」
と世の中言われるようになりました。
しかしながら、どこかでついた 常識 というものに囚われていると、全く反対の考え方に遭遇した時に、泡を食います。
そこで、その表面だけを見て、
「いや、それは違う」
と即座にレッテル貼りをするのは、早計ではないかとここ最近思います。
物事には過去がありますし、人には意図があります。
その背景を察することを端から放棄して否定するのは、どうなんだと。
「すべて読め。察しろ」
とまでは我慢して言いませんが、このごろそう思うことが多々あったり。
「それは傲慢だ」
というのなら、そのとおりでしょう。ええ、開き直るくらいに私は傲慢です。
「だけど、そうやって何も見ないで言った一言がその人間を死に追いやる結果になっても良い覚悟があるのか?」
なにとなくそんな事を思ったりします。
そりゃあ、論理を煮詰めた正論はぐうの音も出ないほど正しいでしょう。
でも、その正しさ通りに動けないから苦労しているのに、
「お前は正しくない」
って、
「出来損ないめ、死ね」
と言ってるも同然では? ではでは?
結局のところ、
「僕はそういうのは気に入らないが、そういう考え方もあることは認める。理解していないけど、そのうち理解できると良いね」
という、他人に対しても自分に対しても寛大な気持ちが、この先重要になってくるのかもしれませんね。
また就業時間中くだらんこと書いたわ……。
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