「　年末調整やろうぜ？」

「　何だぜそれ？」

「　やらないと　所得税が　金たくさんもらってる人水準に上がるやつよ」

残り６枚

「　封筒には紙が　６枚　入っているが？」

「　１枚は　広告ちらし　なので　すばやくゴミ箱に捨てましょう」

「　よーし、残り　５枚　になったぜ」

残り５枚

「　👇　重要な紙は、以下の３枚よ」

• 青い封筒
• 令和６年分　給与所得者の扶養控除等（異動）申告書
• 令和５年分　給与所得者の保険料控除申告書　兼　配偶者特別控除等申告書

「　ここで、 令和５年分　給与所得者の保険料控除申告書　兼　配偶者特別控除等申告書 は
わたしたちには関係ないから　捨てましょう」

「　ぽいっと。　よーし、残り　４枚　になったぜ」

残り４枚

「　残りの紙のうち　１枚は 令和５年分　給与所得者の保険料控除申告書　兼　配偶者特別控除等申告書 の書き方の説明なんで　もう要らないぜ。
ぽいっと。　よーし、残り　３枚　になったぜ」

残り３枚

「　残りの紙に　源泉徴収票　の話しが長々と書いているけど、
今年　ずっと同じ会社にいた　わたしたちには関係ないので、　読まなくていいです」

「　よーし、残り　２．７５枚　といったところだぜ」

残り２．７５枚

「　わたしたちに　配偶者、扶養親族　はいないので、そこも読まなくていいです」

「　よーし、残り　２．５枚　といったところだぜ」

残り２．５枚

「　わたしたちは、障害者、寡婦、ひとり親、勤労学生のいずれでもないので、そこも読まなくていいです」

「　よーし、残り　２．２５枚　といったところだぜ」

残り２．２５枚

「　今回の年末調整に　マイナンバーは関係ないので、そこも読まなくていいです」

「　よーし、３行ぐらい　消えたぜ」

残り２枚強

「　点線の付いている紙、提出する紙だから、きれいに切り離しましょう」

「　切り離したぜ。上の紙は要らないや　よーし、残り　１．５枚強　といったところだぜ」

残り１．５枚強

「　おっと、　戸籍氏名　と、　住民票住所　が要るわね」

「　どっかに　住民票の控え　ないかな、探してくるぜ」

「　市民税・県民税の納税通知書のあて名書きが　それっぽいぜ　これ書こ」

「　久しぶりに　鉛筆と消しゴムを持って　下書きしたぜ。ボールペンで書いて　下書きを消しゴムで消して終わり」

「　それを畳んで　青い封筒に入れなさい」

「　入れた。残りは　紙の入った青い封筒だけだぜ」

残り青い封筒

「　青い封筒の裏に　住所、氏名等を　漏らさず書きなさい」

「　書いたぜ」

「　封を　糊付けしなさい」

「　糊付けしたぜ」

「　じゃあ　その封筒を　カバンに入れずに　手で持って、
なか卯へ　唐揚げ丼　を食べに行きなさい。
その途中で　郵便ポストの前を通って、その青い封筒を投函しなさい」

「　分かったぜ、行ってくるぜ」

＜おわり＞