2019/4/22
おはようございます。
人類は睡眠に時間を使い過ぎだと感じている、大学生ゲーム制作者の村人Uです。
今日はスマホゲームのマネタイズ、主にガチャについて書きます。
スマホゲームのマネタイズの手法は様々あります。
まず、スマホゲームの収入源は
アプリ自体の購入料金
アプリ内課金
広告
の3つがあります。
アプリ自体に価格をもたせる場合、無料ゲームに比べインストール数が伸びない為、一人で遊べるゲームが多い傾向にあります。
対して、アプリ内課金を利用する場合、
などで採算を取ります。
広告の場合は、
のどちらかになります。
現在、いわゆるスマホゲーで成り立っている会社の多くはガチャで採算を取っています。
日本には昔からガチャガチャがあります。
しかし、ガチャガチャがそこまで採算がとれるほど熱狂的なものだったかというと怪しい所があります。
これだけガチャが流行っていれば、現実世界でガチャガチャが増えても良さそうなものですが、
ガチャが流行っているのはゲームの中だけで、現実世界からはむしろ消えつつあります。
では、現実のガチャとゲームのガチャは何が違うのか。
そもそも、ガチャの本質は運100%のギャンブルと変わりません。
日本でギャンブルといえば、パチンコやスロットです。
ここで注目すべきなのは、ガチャは消えてもパチンコやスロットは未だに熱狂的な人気があるという事です。
では、ここの違いは何か。
この違いは、リターンの大きさにあります。
ガチャで出るのがおもちゃであるのに対して、パチンコで帰ってくるのはお金です。
それも、場合によっては何倍にもなる可能性を秘めています。
ここでゲームのガチャに戻ります。
ゲームのガチャで得られる物はゲーム内のキャラやアイテムです。
そして、このキャラやアイテムの中には超レアで強いものが入っていて、これが大きなリターンの役割を担っています。
ギャンブルでは大きなリターンとしてお金を採用しますが、ゲームではキャラを採用出来るという事です。
つまり、ゲームのガチャは現実世界のガチャの皮を被ったギャンブルが近くて、本質的にはパチンコやスロットと変わりません。
逆に、ここから見えてくる事が1つ。
それは、大きなリターンを用意できなければガチャは失敗するという事です。
たくさんお
ただのおもちゃが出てくるだけのガチャは、現実世界のガチャよろしく、熱狂的な人気は望めません。
その為、今のゲームは異常にキャラのバランスが悪く、圧倒的に強いキャラとたくさんの超雑魚キャラがいるわけですね。
しかし個人制作のゲームの場合、この超雑魚キャラを"たくさん"作るのは厳しかったりします。
また、圧倒的に強いキャラというのはガチャとしては良くてもゲームとしては作りたくない場合があります。
例えば、オンライン対戦ゲームで人対人の場合、課金者が強くなってしまうようではただの札束の殴り合いで無課金者は楽しくないです。
企業は利益を目的としているので、これでも決行する場合がありますが、大して利益を求めていない個人制作者の場合は面白さを重視して避けたいと考える場合は多いです。
つまり、個人制作者がガチャを成功するためには、
僕たちの場合、1については例えばTipsとかキャラの色違いとかボイスとかで対応すれば良い。
しかし、2についてはどうしてもゲーム崩壊を招く上、顕著にレアだと分かるものが思いついていない。
今後、2に対して良い回答が出来ない場合はガチャの実装を見直した方が良いかもしれない。
これは、ゲームだけに言えることではなくてマネタイズの手法の一つとしてギャンブルを取り入れてみるのも良いのではないかと思います。
こちらからは以上でーす。
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