・・・物理的なサーバに仮想化ソフトウェアを導入し、事実上のサーバを小分けにしてユーザに提供することで物理サーバのリソースを有効活用すること。
・・・コンピュータアーキテクチャの「CPU」や「マザーボード」などのハードウェアを再現する(仮想ハードウェア)、いわゆるエミュレーター。いくつか種類がある。
・・・仮想マシンを動かすために実用なハードウェアリソースや管理機能を提供する「仮想ソフトウェア」を動かすコンピュータのこと。
・・・ソフトウェアで再現されたハードウェア、コンピュータアーキテクチャ用のOSやソフトウェアが、物理コンピュータと同じように動く。
・Windows10などの既存のOS上にインストールした仮想化ソフトウェアが、仮想ハードウェアを作成する。あとは、従来の物理コンピュータ同様に、OSインストール等を行い、アプリケーションの実行環境を構築して利用する。
・手軽に利用できる反面、仮想マシンが物理ハードウェアにアクセスするには、ホストのOSを経由する構造のため、性能が低下する。
<代表的な製品>
・Oracle Virtual Box
・VMwave Player
・Parallels Desktop
・物理ハードウェア上で直接、ハイパーバイザと呼ばれる仮想化ソフトウェアを動作させ、仮想ハードウェアを作成、物理ハードウェアにハイパーバイザ対応OSをインストールする必要がある。
・仮想マシンが物理ハードウェアにアクセスするのにホストのOSを経由しないので、ホストOS型と比較して仮想マシンの性能低下が抑えられ、高速化している。
<代表的な製品>
・VMwave Esxi
・Hyper-V、Xen(Xen Server)
・LinuxKVM
・仮想マシンをエミュレーションしないのが特徴で、コンテナと呼ばれる。アプリケーションの実行環境を作成する。「仮想ハードウェア」と「ゲストOS」が不要のため、すぐに環境を構築でき、オーバーヘッドも少ないので、ハイパーバイザよりも高速。
<代表的な製品>
・Docker
・Windows Serverコンテナ
・・・特定のコンピュータやOSに向けた開発されたプログラムを異なる環境のコンピュータで使うこと。
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