2019/5/12
おはようございます。
記事に書く事が思いつかなくて、最近作業をサボっている事に気づいた、大学生ゲーム制作者の村人Uです。
意外なところでブログをやってる意味を感じました。
さて。
書く事が思いつかなかったので、10分くらい悩んで、最近マーケティングの話ばっかりだなぁと思い、ゲーム制作者らしくゲームの話をしてみようと思います。
今はメニュー画面を作り中・・・
今、何かとチヤホヤされているeスポーツという言葉があります。
ご存知でしょうか。
eスポーツのeは「electric」つまり、電気のスポーツという意味です。
で、要するにただのゲームの事なのですが、これが最近は大会とか開いちゃって、その大会で生活するプロとか出てきちゃったりして、まるでスポーツじゃないか!という事で、eスポーツという名前が付いたようです。
そんなeスポーツですが、昔と今のゲームの変化をおさえていないと「ゲームとスポーツを一緒にするな」などと言い出すので、今日は今のゲームを正確に捉えてみようと思います。
昔のゲームは、完全に娯楽でした。
ゲームをやる理由は楽しむ為で、それでご飯は食べられず、学業の成績が落ちたりしました。
子供は家にこもるようになり、それを見た母親は、ゲームは悪者だ!と言います。
(これが昔のゲームで、ゲーム=怠惰のイメージの元です。)
昔のゲーム代表
しかし時が経つにつれ、ゲームは1人プレイだったのが複数人でプレイ出来るようになりました。
すると、ゲームを通して他の人に"勝つ事"に重点が置かれるようになります。
勝つ事に重点が置かれ始めたゲームは、多くの人が1番になりたいと思うようになりました。
そして、分かりやすく1番を決める手段として大会が開かれるようになります。
この大会が徐々に増え始め人の目にとまるようになって来た今、これがeスポーツという名前になり注目を集めています。
(なぜeスポーツという名前になったのかは今回は触れません)
今のゲーム代表
さて。
この話の中で何が変わったのかと言うと、ゲームが1人プレイから複数人プレイに変わったのです。
もっというと、ゲームの目的が与えられたクリアを目指す(1人で楽しむ) ところから、人よりも強くなる事に変わりました。
ゲームが1人用のオモチャから、人と競うコミュニケーションツールに変わったという事ですね。
前者が(昔の)ゲーム、後者がeスポーツになります。
この2つには、明確な違いがあるわけです。
あとは簡単で、スポーツの定義が「人と競うルールを決める」事であるならば、ゲームもその役割を果たしているので、eスポーツと言われているのだと思います。
(将棋や囲碁がスポーツと呼ばれていないので、スポーツの定義は少し違うのですが、およそで合っています)
さて。
日本では、このオモチャとしての昔のゲームのイメージが異常に強く、ゲームのコミュニケーションツールとしての役割が知られていない為、eスポーツは流行っていません。
というか、昔のゲームしか知らなかったらeスポーツは理解が出来ないと思います。
ここまで、昔のゲームという言葉を使って来ましたが、オモチャとしてのゲームは昔に限った話ではありません。
未だに、1人プレイのゲームは増え続けていますし、その人気も衰えていません。
今は、オモチャのゲームとスポーツのゲームがごちゃごちゃになっている状態ですね。
別の目的で遊ぶにもかかわらず、全部ゲームという名前になってしまっているんです。
そこで間もなく、eスポーツという言葉はオモチャのゲームとスポーツのゲームを分ける意味でも使われ始めると思います。
時代はオモチャのゲームの時代から、スポーツのゲームの時代に移ろうとしています。
というか、日本以外の主要な国では既にかなりこれが進んでいます。
(日本でeスポーツが浸透しないのには理由があります。)
今日は、昔と今ではゲームをやる目的が違うよって話でした。
ゲーム関係の人や、親御さんは乗り遅れないようにした方が良いと思います。
ではでは。
Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。
また、「こんな記事が読みたいけど見つからない!」という方は是非記事投稿リクエストボードへ!
こじんまりと作業ログやメモ、進捗を書き残しておきたい方はボード機能をご利用ください。
ボードとは?
コメント