ネットワークについて学習していく中で、「なんとなく」「そうゆうもの」として覚えて来た知識が多かった為、人へ伝えられるようにまとめを作ることとする。
ネットワークポートの規格MDI/MDI-Xについて
- MDI
端末(ルータ、PC)の接続ポート
1,2番ピンで送信
3,6番ピンで受信
MDI-X
集線装置(スイッチ、リピーターハブ)の接続ポート
1,2番pinで受信
3,6番pinで送信
クロス結線について
RJ45端子の線は全部で8pin
1番⇔3番
2番⇔6番
をそれぞれ入れ替える(現場だと"りゃんこ"、”てれこ”とか言う)
と、同じポート同士で通信できる。
IPアドレスには2つのバージョンがある
- IPv4
2^32=約43億個のアドレスがある
2進数で8ビットずつ区切り、4オクテットのフィールドがある
10進数で表記する
https://www.example.co.jp.
スキーム ホスト名 ドメイン名
- スキーム :通信方式を指定する部分
- ホスト名 :端末名
- ドメイン名:端末の所属するネットワーク(地域、団体等)を識別する為の住所情報
DNS(domain name system)とは
URLとIPアドレスの紐づけを行ってくれる仕組みのこと。
GoogleのWebサーバのIPアドレスを知らなくても、URL窓で「https://www.google.com/」とすれば、検索エンジンが表示されるのはDNSのおかげ。
このURL⇔IPアドレスの変換を「名前解決」という。
WANポートFastEthernet0と、GigabitEthernet8にパソコンを繋いぎ、PCの設定でデフォルトゲートウェイを設定。
それぞれのパソコンからpingが通る事を確認した。
実機情報
Cisco 800 Series (891F)
interface FastEthernet0
interface GigabitEhternet8
演習手順
#FastEthernet0の設定
Router(config) # interface FastEthernet0
Router(config-if) # ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
Router(config-if) # no shutdown
Router(config-if) # exit
#GigabitEthernet8の設定
Router(config) # interface GigabitEthernet8
Router(config-if) # ip address 192.168.10.254 255.255.255.0
Router(config-if) # no shutdown
Router(config-if) # exit
二人一組となって、それぞれパソコンに固定のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを割り振る。
ルーティングのテストなので、それぞれ異なるネットワークアドレスを設定する。
(例)
Aさん
IPアドレス 192.168.1.2
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.254
Bさん
IPアドレス 192.168.10.100
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.10.254
AさんはFastEthernet0にパソコンを繋ぎ、BさんはGigabitEthernet8にパソコンを繋ぐ
互いのPCでコマンドプロンプトを開き、pingを確認する
#Aさんの場合
ping 192.168.10.100
今回ルータにはWANポートにIPアドレスを設定しただけだが、
FastEthernet0とGigabitEthernet8間のルーティングが行われた。
なぜこれだけの設定で繋がるのか?それは、WANポートに繋いだのが端末だった為。
ルータは直接接続されている機器・ネットワーク同士の通信は、
特に設定を追加しなくともルーティングしてくれる。
・Ciscoのrunning-configとstartup-configについて
Ciscoのネットワーク機器(物によるが)では、コンフィグ情報を編集しても、それは一時的な編集に過ぎない。
電源を抜き差しすると、設定が消えてしまう。
これは、編集したコマンドの保存・実行先が揮発性メモリ(いわゆるRAM)である為。
そのため、不揮発性メモリ(NVRAM)に設定を書き込む必要がある。
startup-configにrunning-configをコピーするコマンドは下記になる。
Router# copy running-config startup-config
NVRAM(スタートアップコンフィグの保存先、不揮発性メモリ)をクリアするコマンド。
Router# erase startup-config
もし、スイッチでVLANを構成している場合は、VLANのテーブルも削除すると、完全初期化できる。
以下、Ciscoスイッチの初期化手順。
Switch# erase startup-config
Switch# delete flash:vlan.dat
Switch# reload
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