・・・経由するルータの数が、1番少ない経路を最適経路とすること。
※ルータによっては、ripの後にコマンドが必要な場合がある。
※IPアドレスのホスト部、ネットワークアドレスにすることを忘れない。ホスト部を0にすること。(ネットワークアドレスとは、1番最初のアドレス)
30秒に1回、経路情報を隣のルータに送っている。
「C:」は直接接続している経路情報を表す。
「R:」はRIPで得た経路情報を表している。
※ルーティングテーブルで確認できる。
ルータが多ければ多いほど、全体に共有する時間が多くなるので、RIPは大規模なネットワークには向いていない。
RIPでは蓄えられた情報のうち16個前の情報は使えなくなるという特徴がある。
・・・同一のクラスフルネットワークにおいて、複数のサブネットがクラスフル境界を挟んで存在している状態。
・・・IPアドレスを5つのグループに分類したもの。
※最初の4ビット分を見れば、どのクラスかわかる。
※クラスフルネットワークのネットワーク部は8ビット
※クラスフルネットワークのネットワーク部は16ビット
※クラスフルネットワークのネットワーク部は32ビット
・・・各クラスのビット数の大きさのネットワークのこと
・・・異なるネットワーク同士がつながっている部分のことをクラスフル境界と呼ぶ
・・・クラスフルネットワークに対して、サブネットマスクを使って小さく分けたもの
RIPv1 | RIPv2 | |
---|---|---|
方式 | ディスタンスベクタ | ディスタンスベクタ |
メトリック | ホップ数(最大15) | ホップ数(最大15) |
ルート情報の通知 | ブロードキャスト(255.255.255.255) | マルチキャスト(224.0.0.9) |
種別 | クラスフル | クラスレス |
VLSMのサポート | × | 〇 |
手動経路集約のサポート | ×(自動集約のみ) | 〇(自動集約の無効化 可) |
※VLSMとはVariavlw Length Subnet Mask(可変長サブネットマスク)の略称
RIPv1の問題点
①サブネットが扱えない
②勝手に自動集約されてしまう
サブネットマスクが扱えないものをクラスフルプロトコル
サブネットマスクが扱えて様々なネットワークが扱えるものをクラスレスプロトコル
異なったクラスのネットワークを結ぶためにはRIPをv1からv2に変更する必要がある
・・・クラスフルネットワークの境界で自動的に行われる経路集約のことで、クラスAは「/8」、クラスBは「/16」、クラスCは「/32」の大きさのネットワークとしてまとめて経路情報が通知される。
※デフォルトでは、自動集約が有効になっているので、1つにまとめられてしまう。
よって、異なるクラスのネットワークを結ぶためには
・RIPv2を使う設定
・自動集約の無効化 に変更する設定が必要になる。
現在の設定に加えて
RT1(config-router)#version 2
上記のコマンドによってRIPv2を使用できるようになる。
RT1(config-router)#no auto-summary
※すべてのルータに設定することを忘れない
上記のコマンドによって自動集約を無効化することができる。
※RIPの場合、240秒間たたないと、前回の情報が消えない仕組みとなっている。
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