こちらはCrieitのアドベントカレンダー Advent Calendar 2018の5日目の記事です。
自分は結婚しておりまして現在お小遣い制です。
独身時代と比較すると自由に使えるお金がそんなに多くありません。
そんな中、個人でWebサービスを作るというのを趣味にしてます。
Webサービスを作るためにはお金が色々かかるわけです。
そこでいかにお金をかけずに個人開発をしていくかを考えながら開発しています。
そのノウハウをこの記事で書いていきたいと思います。
作ったWebサービスを動かすための基盤が必要になるわけですがここが結構お金がかかるポイントじゃないでしょうか。
さくらのVPSやConohaを使うのが最初に思いつくと思うのですが、これは月額制です。
払っているお金以上請求が来ないというのはすごく安心感があり魅力的です。
ただ自分の場合そこにお金をあまりかけたくないです。ものすごくケチです・・・
ということでSaasなどをうまく使ってお金を最低限しかかけないようにしてます。
Webサービスを作るとなると
といろんなサーバーが必要になりますし、運用を楽にするならそれぞれ冗長化をしたいところです。
となるとやたらお金がかかるので自分でインフラは用意したくないです。
ということでこういうのはSaas/PaaS/MBaaSを使って無料枠を駆使します。
SPAを前提としますが、html/css/JavaScriptは静的ファイルです。
最近は無料で静的ファイルをホスティングできるところが増えてきています。
その他にはAWS S3でもWebホスティングできるので安く済ませることが出来ます。
またこれらはHTTPSに必要な証明書も無料で発行してくれます。
今時であれば必ずHTTPS対応しておきたいので、これは嬉しい。Let's Encryptさまさまです!
(S3であればCloud Frontを使ってHTTPS対応する必要がありますが)
ブラウザからは直接叩けないものをバックエンドのAPIから叩きたいとか
情報をDBに保存したいという要件は必ずあるでしょう。
これはFirebaseやHerokuといったMBaasやPassの無料枠を使うことが出来ます。
もちろんFirebaseとHerokuを組み合わせて使うことも出来るのでおすすめです。
ちなみになんですがこういうインフラを考えなくて良いサービスを作ってると監視も最低限で済みます。
Firebase起因の障害でない限り落ちたりはしないので!
監視をしたい場合はメトリクスの保持期間の少なさや制限が多いですがMackerelもフリープランがあるのでそれが使えます。
画像や動画を保存したくなると思いますが、それも最近は従量課金やその無料枠で使うことが出来ます。
Webサービスを公開するためにはできれば独自ドメインがほしいところです。
ただWebホスティングできるサービスはだいたいそこの無料ドメインを提供してくれるので、お金をケチりたかったらそれを使ってもいいと思います。
せっかく自分のWebサービスを作ったんだから、どうせならイケてるドメインにしたいですよね!
Kibelaは「kibe.la」というドメインで非常に美しいです・・・
ただドメインを取得するにはお金がかかります。
1ドメインが安くても年間1,000円前後はかかるんじゃないですかね。(セールはありますが!)
しかし1回買って終わりじゃなく、毎年請求がきます。
1サービスだったらいいかもしれませんが、何個も何十個も作っていくと結構な額になります。
そこで自分は、作ったサービスはほとんどサブドメインにしてます。
オシャレ感はありませんが、1ドメイン分のお金しか払わなくていいので安く済みます。
またサブドメイン戦略は他にもメリットがあります。
以下の内容は間違いで、一回ルートドメインで審査通れば別ドメインでも広告出せるみたいです。
Google Adsenseで広告を出すのは一般的じゃないかなと思ってるのですが、
Adsenseはそのドメインで広告を出す許可をもらったら、そのサブドメインすべてで広告を載せることが出来ます。
僕の場合は、このブログのドメインで広告を出す許可をもらったのでその他のサブドメインで広告を載せられるようになりました。
1つ1つのサービスでドメインを取っていると毎回広告を出す申請(結構ハードル高い)をしないといけないので大変です。
Webサービスを作ってると、どうしてもイラストやロゴなど素材が必要になります。
僕は絵を書くスキルが皆無なのでフリー素材でどうにかしています。
サービスのロゴはフリーイラストとフリーフォントで作ってます。
フリーフォントでいいのないかなーと探すときに便利なのがためしがきです。
これで良さそうなフォントを見つけたら、Gimpに入れてロゴを作ってます。
フリーのイラストは「フリー イラスト ○○」でひかかったものを使ってます。
特にこれ!っていうサイトはないですが、「いらすとや」はなるべく使わないようにしてます。
なぜかというと、いらすとやのイラストの世界観が強すぎてうまくサービスにマッチしないときが多いからです。
個人で開発・運用してますのである程度「俺ルール」を使えると思っています。
なので、現在Firebaseを従量課金プランで使うことが多いのですが
もしトラフィックが多くなり多額の請求が来そうになったらサービスを止めると思います
そういう割り切りを行えるのも個人開発のいいところだと思います。
ただ永久閉鎖というわけではなく、利益を取れるようマネタイズを考えた上でインフラをきちっと整えたものでまた出せればと思ってます。
そんな機会あるのかわかりませんがw
ということで、なるべくお金をかけずに個人開発をしていくにはというお話をしました。
昔よりはだいぶ安く済ませるためのサービスが出ているので、いい時代になりました。
同じようにお金あんまりかけられない・・・って人はぜひ参考にしていただけばと思います!
ちなみになんですが、現在4サービス運営しておりまして
そのサーバー費用やドメイン費用合わせて 毎月200円くらいです。
ほぼドメイン費用とDNSサーバー費用です。
次回はSさんです。お楽しみに!
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