2021-03-06に更新

【Windows】日付8桁(yyyymmdd)を簡単にクリップボードに入れる方法

PCで作業をしていると、フォルダ名とかファイル名に日付8桁を入れたたいなと思うことがあると思います。例えば2021年3月5日なら「20210305」とかですね。

日付を確認して入れるだけなのですが、いちいちカレンダーを確認するのもめんどいし入力するのもめんどいので楽にできる方法を考えました。

あまり詳しくない方に向けて書いていますので詳しい方からすると長ったらしいと感じられるかもしれませんが、分かる箇所は適宜読み飛ばしてください。

手順

  1. クリップボードに日付8桁(yyyymmdd)を入れてくれるバッチファイルを用意する
  2. PATHを通す
  3. バッチを実行する

の3点です。

バッチファイルを用意

メモ帳を開いて、以下の内容をコピペしてください。

SET /P ="%date:~0,4%%date:~5,2%%date:~8,2%"< nul | clip

ファイルを保存します。この時、ファイルの種類は「すべてのファイル(.)」を選択してください。また、ファイル名は「.bat」まで入力してください

001

ファイル名は任意の名前をつけてください。ただし、日付をクリップボードにコピーする際にこのファイル名の「.bat」を除いた部分を入力するので、短くて覚えやすいファイル名が良いです。

私は日付(date)8桁ということで「d8.bat」としています。

また、保存先のフォルダはどこでも問題ないので、任意のフォルダに保存してください。デスクトップでもOKです。

ファイルを保存したら、ダブルクリックして実行してください。上手く出来ていれば、一瞬黒い画面が表示されると思います。

また、適当なメモ帳などに貼り付けをして、日付8桁がコピーされていることを確認してください。

簡単に内容を解説しますと、%date%というのは日付を「/」区切りで表示するのですが、今回は「/」部分はいらないので数字の部分だけを抜き出して、クリップボードに格納しています。

PATHを通す

通常、ファイルを実行するにはそのファイルが保存されているフォルダの位置を教えて実行する必要があります。単に「d8.bat」を実行するように命令しても、PCは「d8.batがどこにあるか分からない」ので実行できません。

しかし、PCに「d8.batというファイルはこのフォルダにあるよ」と予め教えてあげることで、「d8.batを実行してね」という命令だけで実行してくれるようになります。

「ファイルがここにあるよ」とPCに教える作業を「PATHを通す」と言ったりします。その作業をここでは行います。

PATHを通すにはPCの設定を行う必要があります。

Windowsキーを押して「path」と入力すると、「環境変数を編集」というメニューが現れるのでクリックします。
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「Path」というところをクリックし、「編集(E)...」をクリックします。
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「新規(N)」をクリックします。
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すると、入力用のテキストボックスが表示されるので、ファイルを保存したフォルダをここに入力します。
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たとえば、「D:\tools」というフォルダに保存した場合は、「D:\tools」と入力します。

エクスプローラーのアドレスバーからコピーすることもできます。
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入力したら、「OK」をクリックします。
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これでPATHを通すことができました。あとは、コマンドプロンプトなどから保存したファイルの名前を実行すれば、クリップボードに日付8桁が保存されます。

実行

コマンドプロンプトやPowerShellから実行するほか、エクスプローラーのアドレスバーなどからでも「d8」で実行できます。特にエクスプローラー上でサクッと実行できるのは、いちいちコマンドプロンプトやPowerShellを立ち上げなくてよいので便利ですね。

また、日付のフォーマットも自由に調整できます。たとえば日時まで入れたい場合は、最初のバッチファイルの内容を変更すれば可能なので、好きにアレンジして使ってみてください!

定期的に貼り付けたい定型文字列なんかも、別のファイル名で登録すると色々はかどるかもしれません。簡単なスクリプトで便利にできるハックは意外と多そうですね!

Originally published at boyi.sh
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あぱしょに

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