もしせっかく記事を書くのであれば、その記事を必要としている人がたどり着きやすいような記事にしておきましょう。せっかく問題解決の記事を書いても、その問題で困っている人がその記事にたどり着けなかったり、有用な考察を書いたとしてもそれを参考にしたい人がたどり着けなかったらもったいないです。
なにかの問題が起きた時に表示されるエラーメッセージは共通言語のため、ブレが少ないです。行番号や変数名がエラーメッセージ内に含まれていれば多少のブレはありますが、それ以外のところは固定文言のため検索で非常にひっかかりやすいです。そのため困っている人がたどり着く可能性が非常に高くなりますので可能な限り記事中に書いておきましょう。
ある記事を書いた場合に、その情報を必要としている人がGoogleでどのように検索するかを想像しましょう。例えば、エンジニアがブログを書きたくなった時、どのように検索するでしょうか?
「ブログ サービス」で検索するかもしれませんし、エンジニア向けのものを探す場合は「エンジニア ブログ」や「エンジニア 記事 書く」、「技術 記事」かもしれません。「コード 書ける ブログ」とか、「Markdown ブログ」のように機能を重視して検索するかもしれません。
どれもそのあたりのワードが記事中になければ検索に引っかかる確率が減ると思いますので、記事中でそれぞれについて言及しているのであればきっちりそれらのワードを入れておきましょう。
正式な記事であれば表記揺れをなくしたほうがよいという方もいるかもしれませんが、個人的には問題解決系の記事であれば表記揺れは無視し、むしろ時々言い回しを変えてどんな類似ワードの検索でもたどり着けるようにしてあげた方が親切だと思います。(ある程度はGoogleが吸収してくれますのでやりすぎる必要はないと思いますが)
よくSEOで重要なワードを記事中に何度も出現させてSEO力を高める、のような話も聞きますが、個人的には全く重要ではないと思っています。普通に人と話して問題を解決してあげる時でも、相手が意味を理解していなかったら「どういう意味?」と聞いてくると思いますし、それに対して言い回しを変えて教えてあげると思います。しかし、検索ではそんなインタラクティブなやり取りはできませんので、あらかじめ必要な言い回しは記事中に用意してあげる必要があるのではないかと感じています。
とにかく、検索する人のことを考えてあげて、検索する人にとって優しい記事にしましょう。検索している人は、探しているものにたどり着きたいのです。
第5回 | すごく短い記事でも大丈夫 |
第6回 | 記事を書くネタの探し方(日常のプログラミングから) |
第7回 | 困っている人がたどり着ける記事にしよう |
第8回 | 概要を意識しよう |
第9回 | ターゲットを考えてタイトルを考えよう |
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