<前回の続き>
「 ルート3 を作ろうというのに、 3 を使うのは安直じゃない?」
「 とりあえず なぜダメかも見ておこう☆ そのまま進めてくれだぜ☆」
「 正方形を 正方形に分割できるのは 1、4、9、16 のような x^2 だぜ☆
面積18の正方形を作ったのが ダメだった☆」
2y / x^2 = sqrt(3)
2y / x^2 = sqrt(3)
2y = sqrt(3) x^2
y = sqrt(3) x^2 / 2
「 作図でルート3を作る方法は あるが……☆
説明していない定理を使うのは 負けた気がするぜ☆」
「 正方形と 正方形を足して 正方形が作れる面積の1つに
36+64=100 というのがある☆
これを例にしよう☆」
「 もう片方の三角形も 頭を少しかじってしまうが 半時計回りに90°回転☆」
「 こうして作られた正方形は、2つの正方形を足した 面積100だぜ☆
これは Wikipedia にも載っているやり方で、ピタゴラスの定理だぜ☆」
「 ピタゴラスの定理を使うと、どんな2つの正方形でも、1つの正方形にできる☆」
「 あと もう1つだけ例示する☆
もっと知りたかったら めんどくさいんで 動画を見ろだぜ☆」
「 面積1の正方形と、面積81の正方形を足して、面積82 の正方形を作ってみようぜ☆」
「 わたしは授業を聞いていなかったので 高校のときは ピタゴラスの定理を知らなかったぜ☆」
「 ルート1 と ルート81 を足して ルート82 になるの?」
「 回転して角度を付けている☆
この角度を 0 に戻さなければ 足し算にはならない☆」
「 ルート1 と ルート81 を足したら
見ているのは 水平線上の線の長さだから、ルート100 になる☆」
「 回転して角度を付けると ルート計算は 足し算になるの?」
「 第二余弦定理を使うと ご主人さまの やりたいことができると思うが 多分 思ってるやつと違う☆
足し算に お客さんがちょっと付く。 諦めろ☆」
「 正方形と 正方形を足して 正方形を作れるのは分かったが、
面積3の正方形なんか どんな正方形と どんな正方形を足すんだぜ☆?」
「 これぐらいか……☆
雰囲気で ルート2 の正方形を 下の線に寄せるぜ☆」
「 ここから ピタゴラスの定理 を使うのかだぜ☆
めんどくさいな……☆」
「 めんどくさいんで この ナナメんとこを √3 ということにしておこうぜ☆
ルート 足す ルート は、ナナメんとこの ルート だぜ☆」
「 直角に接した2つの正方形のルートは、足すと 斜辺にある正方形のルートになるから どんどん 回って行ける☆
でかくなるけどな☆」
「 ピタゴラスの定理 は 正方形の面積 + 正方形の面積 = 正方形の面積 かだぜ☆
そういうことか☆」
「 ルート3 を作ろうというのに、 ルート3 を使っちゃ 意味なくない?」
「 勉強熱心だな☆ 勉強とは絶望を希望に変換する位相変換だぜ☆
学校がやってるのは その位相を変換することを忘れた 採点形式 の名残だがな☆」
「 2のn乗には 〇を、
nの2乗には □を付けるぜ☆
18と 50が余ったな☆」
「 対角線を垂直に持ってきたか☆ しかし nの2乗の2倍は バラバラだな☆」
「 nの2乗の2倍を1列に並べてから それ以外の数を 好きなように整列させろだぜ☆
数は 好きなように見ていい☆」
「 ただ並ばせるだけなら、最初に好きなように並べておいて、残りを適当に並べればいい☆
それに意味があるかは知らないが……☆」
「 こんなに使えない数があったら 90°回転 役に立たなくない?」
「 90°回転は このあと 山ほど役に立つ☆
数学のほとんどは 90°回転で できていると言ってもいいぐらいだぜ☆
今 使いにくいと思っているのは 自然数 とかいうやつだぜ☆」
「 しかし ルート3 や ルート53 が ぱっと出てこないのは不便だよな☆
ルート1 ~ ルート100 ぐらいは すっと 出したい☆
例えば☆」
「 ルート53 なら、 ルート49 と ルート64 に挟まれているので、
ルート49、小数点切り捨てで 1辺は 7ぐらいと分かる☆
もう一工夫で 小数点第2位まで 誤差 0.06 ぐらいで暗記できる☆」
「 わたしは この並べ方を くの字段 と呼んでいるが、
例えば 1の くの字段は 要素が3つ☆
25の くの字段は 要素が11個☆ これは暗記しなくても計算で求まる☆」
「 なぜなら 36-25 は 11 だからだぜ☆
その数は 要素の個数そのもの だよな☆」
「 小数点第1位までを 暗記できる 魔法の数字(マジック・ナンバー)があるぜ☆」
「 そのマジック・ナンバーを 前に暗記させられたが、覚えにくくて忘れてしまったぜ☆」
「 理論は45°への近似☆! 45÷4 は 11☆! 45÷3は 15☆! 45÷2は22☆!」
「 5、 6、 7、 8、 9、 11、 15、 22、 32、 41☆!」
「 5、 6、 7、 8、 9、 11、 15、 22、 32、 41!」
「 ルート64は 8、 魔法の数字は 6、
67-64は3、この3に6を掛けて18だから 8.18、有効桁数1で 8.1 だぜ☆」
「 ルート67は 8.185352771872449969953703724733929458880486815498039963066……、
8.1 で合ってるな☆」
「 ひとよ、ひとよに ひとみごろ と精度を上げて暗記するか、
ルート1~ルート100 までの小数点第1位まで覚えるかは 好きにしろだぜ☆」
「 ルートはもっと 自由自在に、 よく見えるようになっておきたい☆
次は ルート2 × ルート2 × ルート2 × ルート2 × ……、をやっていきたい☆」
「 81は9、 86-81は5、9は5、5×5は25、9.25で有効桁数は小数部第1位だから 9.2 だぜ☆」
「 ルート86は 9.273618495495703752516416073990174626263468912076298213373… だから合ってるな☆」
「 小数部第1位の解像度でも これだけの違いが見える☆
誤差0.06の 小数部第2位を用いれば 全部カバーしている☆」
「 1~100のルートと、10~1000のルートでは 同じ100個でも 数が全然違うんだけどな☆」
「 面積が2倍なら ルートは4倍というのは定義だぜ☆
わたしは こんな くそブログ 書いてないで この表を埋めていたい☆」
「 しかし お父んが 自己引用用ブログを書かなければ ネイピア数や 円周率や オイラーの等式 の自慢話しができないぜ☆」
1^2 = 1
2^2 = 4
3^2 = 9
4^2 = 16
5^2 = 25
6^2 = 36
7^2 = 49
8^2 = 64
9^2 = 81 // 九九は4つの数を足すと100になる。これが効いて1桁目は往復している感じになる。説明略。
10^2 = 100 // 1^2 = 1。1桁目が九九なのはどこでも同じだが、十の位は50×50の九九、百の位は100倍の九九の形をしている。
11^2 = 121
12^2 = 144
13^2 = 169
14^2 = 196
15^2 = 225
16^2 = 256
17^2 = 289
18^2 = 324
19^2 = 361
20^2 = 400 // 2^2 = 4
21^2 = 441
22^2 = 484
23^2 = 529
24^2 = 576
25^2 = 625 // 末尾が25。ここから十の位、一の位は上下対称。50×50も、九九の形をしている☆
26^2 = 676
27^2 = 729
28^2 = 784
29^2 = 841
30^2 = 900 // 3^2 = 9
31^2 = 961
32^2 = 1024
33^2 = 1089
34^2 = 1156
35^2 = 1225
36^2 = 1296
37^2 = 1369
38^2 = 1444
39^2 = 1521
40^2 = 1600 // 4^2 = 16
41^2 = 1681
42^2 = 1764
43^2 = 1849
44^2 = 1936
45^2 = 2025
46^2 = 2116
47^2 = 2209
48^2 = 2304
49^2 = 2401
50^2 = 2500 // 末尾がが00。ここから上下対称。
51^2 = 2601 // ここから九九2週目。十の位は 5+5=10が効いてすっきり。51は、50が1個が2つで100になる。25+1=26。
52^2 = 2704 // 52 は 50が2個が2つで200になる。25+2=27。
53^2 = 2809
54^2 = 2916
55^2 = 3025
56^2 = 3136
57^2 = 3249
58^2 = 3364
59^2 = 3481
60^2 = 3600 // 6^2 = 36
61^2 = 3721
62^2 = 3844
63^2 = 3969
64^2 = 4096
65^2 = 4225
66^2 = 4356
67^2 = 4489
68^2 = 4624
69^2 = 4761
70^2 = 4900 // 7^2 = 49
71^2 = 5041
72^2 = 5184
73^2 = 5329
74^2 = 5476
75^2 = 5625 // 末尾が25。ここから上下対称。
76^2 = 5776
77^2 = 5929
78^2 = 6084
79^2 = 6241
80^2 = 6400 // 8^2 = 64
81^2 = 6561
82^2 = 6724
83^2 = 6889
84^2 = 7056
85^2 = 7225
86^2 = 7396
87^2 = 7569
88^2 = 7744
89^2 = 7921
90^2 = 8100 // 9^2 = 81
91^2 = 8281
92^2 = 8464
93^2 = 8649
94^2 = 8836
95^2 = 9025
96^2 = 9216
97^2 = 9409
98^2 = 9604
99^2 = 9801
100^2 =10000 // 100×100は九九の形をしている☆
「 九九があるのなら 九九×九九もあるだろ、と やってみた人もいると思う☆」
「 九九の仕組み、九九×九九の仕組み、
そしてちょっと見えにくい 五十×五十の仕組みを 明日説明してみたい☆」
「 そこは ゼロ だな☆ もっと いい感じのところを指せだぜ☆」
「 じゃあ ご主人、いい感じのところを 教えてやってくれだぜ☆」
「 記事を見かけたら 作者のシナリオの上をキャラクターは歩んでいると思いなさい! 結論は決まっているのよ!」
「 このとき、横に6つ、縦に4つ ならんでいて、四角い箱の中には 24個の 丸 が入っている☆
このような数え方を 掛け算と呼ぶ☆」
「 わたしたちは 指が10本あるからか、9の次は10と数え、1繰り上がる☆
これは10進数を使っているせいで 桁が増えて見えるだけで、掛け算のせいではない☆」
「 例えば9進数なら、(88)9 の次は (100)9 だが、
10進数なら (81)10 なわけだぜ☆
指が10本のあなたに ピッタリ100でも、 他の誰かにとっては 100 ではないことに気を配っておいてほしい☆」
「 ここで 目に見える絵は いろいろな見方のうちの1つに過ぎないことを示すために
10個の数を絵で示す☆」
「 100☆ この形をどう見るかも 自由だが、
数は どこかに効いてくる☆
混ざり具合が 45、30、25 かも知れないし、45対5と 25対25 かも知れない☆
今は 分からないが こういうのを集めておくんだぜ☆」
「 例えば これは x^2+ax+a^2 という素直な見方をした絵だぜ☆
36の正方形を見たものかもしれないし、16の正方形を見たものかもしれない☆
どちらにしろ同じだぜ☆」
「 そして これも36だぜ☆
丸かっこ を付ける位置が違うやつの 図形版 だぜ☆」
「 例えば どこかで 36と 10、10、15、29 を見かけたときに それが
36、24、24、16 の ひねくれたバージョンだと分かるかどうかだぜ☆」
「 そう言えば お父んは ダジャレと数秘術に凝っているのだった☆」
10^2 = 100 // 1^2 = 1。1桁目が九九なのはどこでも同じだが、十の位は50×50の九九、百の位は100倍の九九の形をしている。
11^2 = 121
12^2 = 144
13^2 = 169
14^2 = 196
15^2 = 225
16^2 = 256
17^2 = 289
18^2 = 324
19^2 = 361
20^2 = 400 // 2^2 = 4
「 お父んが 適当にメモった 10の2乗 から 20の2乗 だぜ☆
この数を見て なんで こんな数なのか 思ったことはないかだぜ☆?」
10^2 = 100 + 0
11^2 = 100 + 10 + 10 + 1
12^2 = 100 + 20 + 20 + 4
13^2 = 100 + 30 + 30 + 9
14^2 = 100 + 40 + 40 + 16
15^2 = 100 + 50 + 50 + 25
16^2 = 100 + 60 + 60 + 36
17^2 = 100 + 70 + 70 + 49
18^2 = 100 + 80 + 80 + 64
19^2 = 100 + 90 + 90 + 81
20^2 = 100 + 100 + 100 + 100
「 2乗の計算は 17×17 と考えるより 100+70+70+7×7 と見る方が早い☆」
「 そういえば お父んは インド式掛け算にも 凝っているのだった☆」
30^2 = 900 // 3^2 = 9
31^2 = 961
32^2 = 1024
33^2 = 1089
34^2 = 1156
35^2 = 1225
36^2 = 1296
37^2 = 1369
38^2 = 1444
39^2 = 1521
40^2 = 1600 // 4^2 = 16
「 1、10、10、100のサイズの4つの団子が置いてあると思えだぜ☆
3で大きくシマシマに分けてある☆ あと 5で細かく分けてある☆」
「 例えば 75×75 も 4900+350+350+25 まで分かっていて 足し算のところで間違えたりする☆」
「 10進数というのは 点列に 勝手に区切った枠みたいなものだという話をしたのだった☆」
「 平面で見たときの正方形 1、4、9、16……は とたんに意味を無くしてしまう☆」
「 別の見方をしてみよう☆
なぜ波のように見えるのか☆
進数の枠から自由にし、お前らに もっとよく見える眼を与えてやろう☆」
「 nの2乗は ぴったり45°ずつ回る☆ 回るものは 扱い方にもよるが、波に見える☆
指数と回転を関連付けたのは 有名なところでは レオンハルト・オイラーという おっさんで☆、」
「 1桁目は なぜ 小さい方から数えて 0、1、4、9、6、5、6、9、4、1、0☆
大きい方から数えても 0、1、4、9、6、5、6、9、4、1、0 なのかを教えてほしい☆」
「 2乗であることと、2乗の増え方が 1、3、5、7、…、と奇数であることが関係する☆
16進数で見ると分かりやすい☆」
「 16進数は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、A、B、C、D、E、Fの
16個の文字を使う☆」
「 1進数を見ると分かりやすいが、
0×0 は 0 だぜ☆
0+0 も 0☆」
「 無い☆
多分 お前らの考える 1進数は、 進数(Adic) ではなく、点列(Sequence)だぜ☆」
「 一応、1進数に 見えない1 があると仮定すれば 足し算も掛け算もできる☆」
「 ただし、1は無くて 0、4、16、256、……、といった数しか書けない☆」
「 そういう意味で、最初に登場する すべての自然数を扱える進数は 2進数 だぜ☆」
「 もう この時点で 頭と しっぽの 1桁目が 前後同型だぜ☆
説明しろだぜ☆」
「 理由は いくつか集まって1つなので、1つずつ説明する☆」
「 10進数なら 9の次は10☆、
2進数なら 1の次は10☆
というように、+1で繰り上がった直後は 1桁目は 0 から リスタートする☆
これは定義☆」
「 そして 繰り上がった直後の数どうしを掛け合ったら 1桁目は 0×0 で 0☆、
ここで n×0=0 という零元のルールが生きてくる☆ これは自明☆」
「 だから 九九の延長線上には 10、100、1000……の線上に 0一列が出てくるぜ☆」
「 ここに 0一列ができる☆
これらの間のところにも0一列はできる☆ 2進数なら1つ、10進数なら9つ☆」
「 この区間の中で 前後同型、 というか、 往復の片道が交互に表れる☆」
「 全体を10とすれば、数に 余りを足せば 10に戻る☆
一桁なので 見えないが、次は 2桁の 10~100 で説明する☆」
「 今 きふわらべ が見ているのは、サイクルと ラウンドトリップ な☆」
「 1乗 が サイクル なのは 自明かと思う☆ 自然数だからな☆
2乗は ラウンド・トリップ する☆」
第1回 | のんびりアルジェブラをやろうぜ☆(^~^)<その1> |
第2回 | のんびりアルジェブラをやろうぜ☆(^~^)<その2> |
第3回 | のんびりアルジェブラをやろうぜ☆(^~^)<その3> |
第4回 | のんびりアルジェブラをやろうぜ☆(^~^)<その4> |
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