今日(2020/4/28)サービスを一つ閉鎖しました。記念に残しておいても良かったのですが、GCPの無料クレジットが終わるため、残すのであれば無料運用できるよう構成を変更する作業が必要で面倒だったのと、ユーザーデータを色々扱っているサービスだったのであまり放置しておきたくないなというのがあり削除することにしました。
閉鎖にあたって色々と手順があると思いますので解説していきたいと思います。
と言いつつメインで伝えたいことはこれ一つだけです。
スクショは記念に撮っておきましょう。
スクショを残しておかないと、将来「こんなサービスを作ってたんだ~」と何かポートフォリオ的なものを残したりする時や、サービス供養サービスなどが現れた時に画像と一緒に登録できず困ることがあります。
ですので適当に主要なページのスクショを取り、プロジェクトにscreenshotsフォルダを作ってそこに入れてコミットしてGitHubに保存しておきましょう。プライベートな情報を過去にcommitしたことが無いのであればpublicにしてポートフォリオ的に残しておいてもよいでしょう。
以上で終わりですが、一応他の作業も話しておきます。
普段から使っているユーザーがいるのであれば事前に連絡しましょう。特に課金機能がある場合は急に閉鎖するとトラブルにもなります。何ヶ月か前から課金機能終了機能の連絡をしておきましょう。
今回のように誰も使っていないサービスであれば急に削除しても問題ないと思います。とは言え、削除したあとに「あれつかってたのに…!」と言われたこともありました。逆にユーザー視点で、消えてほしくないサービスが有るのであればその旨を普段から開発者に伝えておくと良いでしょう。声を出さないと思いは一切伝わりませんので誰も使っていないと思われているでしょう。
公式アカウントや認証用などのために専用のTwitterアカウントを作っていたり、プロジェクト用にAWSやGCPの専用アカウントを作っていた場合には削除しましょう。
Twitterは電話番号の利用回数を消費してしまうため残しておくともったいないですし、各プラットフォームのアカウントも残しておくといつの間にか課金が発生したりしまうこともあります。まとめて全て削除してしまうと安心です。
自分のアカウントにプロジェクトを作って運用していたりする場合には、アカウントをまるごと消せない場合もあると思います。その場合は一つずつ削除していきましょう。
GCP等の場合はプロジェクトをまるまる削除してしまうのも楽です。それ以外は一つずつ削除していきましょう。
クラウドのWebサーバーの場合、固定IPを利用しているのに、サーバーだけ削除するとIPの保有料金だけが発生している場合もあります。そちらも忘れず削除しましょう。
データのバックアップなども必要であればやっておきましょう。
これも意外と忘れやすいかもしれません。自動更新にしていると使ってもないのに更新されてしまったりします。自動更新を解除しておきましょう。
レアなドメインの場合は売ってもいいと思います。
僕の場合はサービスごとにChromeのユーザーを作って利用しています。
ログインやブックマークも全部独自にできるので便利です。削除するときもこのユーザーを削除すればまるまる関連している全てを削除できます。
また、これに合わせて事前にGoogleアカウントも削除しています。
Google Analytics, Search Consoleのプロパティ、Firebaseのプロジェクトなど。登録数制限があるものは削除したほうが良さそうではありますが、残していて支障が出るものでもないので、邪魔でなければ足りなくなった時に削除でも良い気はします。
AdSenseはしばらくこのサイトが使われていませんとか小言を言ってくるので先に削除しておきました。
余裕ができたらやっていきましょう……!!
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