パスワードストアのpasssの使い方をメモしておきます. 公式の内容を薄めた程度です.
以下passはコマンドのことを指し, passで操作できる対象をパスワードストアと呼ぶ(gitに対するgitリポジトリのような関係です).
passコマンドを単体で実行するとパスワードストア一覧が表示される. またパスワードストアのパスを指定することで復号化されたパスワードを表示できる.
pass test/password
復号化されたパスワードは--clipか-cオプションでクリップボードにコピーできます.
pass -c test/password
既存のパスワードをコピペしたい場合に使えそうです.
サブコマンド名 | 用途 |
---|---|
init | パスワードストアの新規作成 |
generate | パスワードの作成 |
rm | パスワードの削除 |
insert | 既存のパスワードをパスワードストアに登録する |
GPGキーを指定して, パスワードストアを新規作成する. デフォルトではパスワードストアは~/.password-storeフォルダに作成される.
pass init gpg_key
パスワードのパスと長さを指定してパスワードを生成できます.
pass generate test/password 15
-nか--no-symbolsオプションを指定すると数字だけのパスワードが生成できます.
pass generate -n test/password 15
パスワードの削除を行います.
pass rm test/password
既にあるパスワードでパスワードストアに登録されていないものを登録する場合に使います.
pass insert
-mか--multilineオプションをつけると複数行の情報を暗号化して管理できます. 例えばユーザー名, パスワード, e-mailなどの情報をまとめておきたい時などです. スキーマはないので
pass insert -m test/user
プロンプトが表示されるので入力してCtrl + Dで保存します. 複数のデータをまとめて保存したい場合に使えるかもしれません.
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