2,3年ほど前に購入したthinkpad(T61)が非常に重く感じるようになってきた。
というか、vistaが出始めた頃のPCのため、もともと非常に重かった。
たまに数分完全にストップする時もちょくちょくあるし、
androidアプリ開発をしている時などはエミュレータを起動していたりすると
全体的に異常な程の重さになってしまう。
色々とネットで調べて軽量化はしていったのだが、そこまでの効果は見られない。
もう古いPCになるのだろうからしょうがないと言えばしょうがないが。
そこでDドライブをちょっと削って、linuxのディストリビューションubuntuをインストールしてみた。
windowsとubuntuのデュアル起動にし、普段はubuntu、
必要なときだけwindowsを起動するような形。
サーバー以外でlinuxを使うのは今回が初めて。
ubuntuにした理由はネットで調べたところ結構人気だったことから。
また、必要なソフトなどを調べ見てるとubuntuのsynapticというパッケージ管理ソフトで
GUIでパッケージを簡単に使用できるということを見かけた。
インストールはブート関連でちょっとわからなくなったけど、
とりあえず11GBの領域に入れて問題なく動作させることが出来た。
(ブートローダーはubuntu領域に入れ、vistaのブートローダーを
easybcdというソフトで修正)
使用してみた感覚としては、はっきり言って比較するまでもなく
ubuntuは快適すぎる感じになった。
windowsを使う気が全く起こらなくなるほど。
しかしやはりwindowsでしか動かないソフトもあるし、
windowsを手放せないのが悲しい。
せっかくなのでインストールしたソフト、できないものなどをまとめておく。
■インストールしたもの
・google chrome
・androidアプリ開発関連(eclipseなど)
・google日本語入力(mozc)
・gimp
・putty
・skype
・easystroke(StrokeItの代わり)
・gpointing-device-settings(タッチパッド)
上記のほとんどがsynapticだけで簡単にインストール可能。
windowsで使用していたネットブック、簡易開発的なものはほぼ全てそろった。
ファイル編集同期が可能なwinscpはそもそも不要で、
ubuntu元々の機能で普通のファイルを編集するかのようにファイル操作が可能。
thinkpadのトラックボールはデフォルトで動くし、gpointing-device-settingsにより
中ボタンでのスクロールなども対応可能。
もちろん電源やwifi管理なんかもデフォルトで動いていたりする。
linuxがわからない素人でも非常に簡単なのではないだろうか。
ネットブックとして使用するのであればはっきり言ってwindowsはもう必要ないと思った。
本体さえあればあとは全部ただなのだから。
■インストールできなかったもの
・itunes
・ソーシャルアプリ問い合わせ管理ソフト
・flash開発ソフト
管理ソフトは毎日2回見ないといけないので、正直何度も再起動するのが面倒。
平日は仕事のPCでやればいいが平日どうするかは検討が必要。
通常はmacと同様、VMwareなんかを使ったりするのだろうが
容量がもう3GBくらいしかないので考える必要がありそう。
ituneは別に使っていないけど使っている人は多いのではないだろうか。
これが使えないと困る人は多そうだからこの辺もネックになるかも。
flash開発ソフトは普段使わないけど、ないと困ることがあると思うので
仕事のPCはubuntuにはできなかった。
このあたりなんとかならないだろうか。
■使えるか、代わりがあるか要検討ソフト
・inkscape
・xlink kai(linux版があるらしい)
最終的にlinuxの良さとwindowsの影響力の強さを思い知った場となった。
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