2021-05-31に投稿

vimの基本についてまとめ

vimとは

vimとは、Linuxで使われているテキストエディタで、メモ帳のような役割を果たしています。
しかし操作方法が違うためメモ帳のように簡単ではなく、初心者が扱うには時間がかかるといわれています。こわい。

vimのカーソル移動

vimはカーソル移動方法が特殊で、hjklキーで上下左右のカーソル移動をします。

これは速度重視の設計で、キーボードのホームポジションから動かさなくてもすぐに移動できる設計となっています。

十字キーでも移動できますが、できないサーバーもあるみたいなのでマスターしたほうがいいですね。私も使いこなせるように練習しようと思います。

vim普段使っているvim使いの方にとって十字キー移動は重罪だとツイートしている方がいたので、安全のためにもマスターしておいたほうがいいでしょう。十字キー移動はやめとけ!死ぬぞ!!

vimのモードについて

vimにはいくつかのモードがあります。それぞれできることが違うのでまとめてみます。

ノーマルモード

ノーマルモードはvim起動時に最初に入るモードです。hjklキーはこのモードで使えます。

このモードでは文字の入力はできません!!
a~zまでのキーはコマンドで割り当てられています。

各モードからこのモードに戻る際は、「Esc」もしくは、「Ctrl + [」で戻れます。

x カーソル上の1⽂字を削除
dd カーソルのある⾏を削除
yy カーソルを含む⾏全部をコピー
p カーソル⾏の下にコピーしたものをペースト
u やり直し
[⾏数]gg 指定した⾏数へジャンプする、指定しない場合は先頭⾏へ
G 最終⾏へジャンプする
ZZ 保存して終了

コマンドラインモード

コマンドラインモードは、保存などの操作を行えるモードです。

ノーマルモード上で「:」を入力することによって移動することができます。

x 保存して終了 変更が無い時はタイムスタンプの更新はしない
w 保存 変更が無い時もタイムスタンプを更新する
q 保存しないで終了 変更がある時は終了できない
q! 保存しないで強制終了 変更がある時でも保存しないで終了する
set nu ⾏番号を表⽰ .vimrcに設定してデフォルトにすることも可能
set paste ペーストモードにする 解除はset nopaste
s/⽂字列A/⽂字列B/g 置換(⽂字列Aを⽂字列Bに) カーソルのある⾏のみ置換対象
%s/⽂字列A/⽂字列B/g 置換(⽂字列Aを⽂字列Bに) 全⾏が置換対象

インサートモード

インサートモードは文字の入力ができるモードです。ノーマルモード上でiやaを入力することによって移動できます。
重要なモードです。

a カーソルの右に移動後、Insert modeへ
i カーソルの位置からInsert modeへ
A カーソルのある⾏末からInsert modeへ
I カーソルのある⾏頭からInsert modeへ
o カーソルのある⾏の次の⾏頭からInsert modeへ
O カーソルのある⾏の次の⾏末からInsert modeへ

ビジュアルモード

文字の選択ができます。ノーマルモード上でvを押すことで移動できます。

コマンド
d 選択した範囲を削除してノーマルモードに戻る
y 選択した範囲をコピーしてノーマルモードに戻る
c 選択した範囲を削除してInsert modeへ移⾏する

おわりに

vimは見ただけで扱えるようにはなりません。実際に動かして、何度も復習を繰り返してマスターしましょう。
まあ、自分自身もまだ全然扱えてないんですけどね。あざすあざす。

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